# 建築

今日の歴史(7月27日)
2024.07.27

今日の歴史(7月27日)

1894年:甲午改革始まる ※甲午改革は1896年2月まで3度にわたり進められた改革運動。日本の干渉によって成立した金弘集(キム・ホンジプ)政権の下で、国政事務と宮中事務の分離、科挙の廃止、銀本位制などの改革が行われた。1895年から1896年にかけての3度目の改革は「乙未改革」とも呼ぶ

万博会場の跡地活用案を募集へ 大屋根「リング」に関する提案も可
2024.07.26

万博会場の跡地活用案を募集へ 大屋根「リング」に関する提案も可

 大阪府と大阪市は26日、大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催される2025年大阪・関西万博の会場跡地の活用について、民間企業から提案を受け付ける開発方針(マスタープラン)の募集概要を公表した。提案を求める内容として「万博の理念を継承するまちづくり」などを挙げ、世界最大級の木造建築物となる大

宇部自動車学校が校舎リニューアル 利便性を重視、ロゴマークも新設
2024.07.26

宇部自動車学校が校舎リニューアル 利便性を重視、ロゴマークも新設

 校舎を刷新した「山口県宇部自動車学校」(宇部市沖宇部)で7月26日、グランドオープンセレモニーが行われた。(山口宇部経済新聞) 1959(昭和34)年10月に自動車運転教習所として開校し、市内最古の自動車学校として今年で65年目を迎える同校。旧校舎は1979(昭和54)年に建て

大林組が受賞、「国立代々木競技場」改修工事の評価ポイント
2024.07.26

大林組が受賞、「国立代々木競技場」改修工事の評価ポイント

大林組が改修工事に携わった「丸福樓」(京都市下京区)と国立代々木競技場(東京都渋谷区)が、ロングライフビル推進協会の第33回BELCA賞を受賞した。丸福樓は昭和初期の竣工で、今回の改修で耐力壁や耐震スリットを設置。独特の内外装を生かしたホテルとして価値を向上させたこと、新築棟と融

坂茂による「令和6年能登半島地震 被災地支援プロジェクト」が進行中。仮設住宅から仮設工房、瓦・古材回収プロジェクトまで
2024.07.26

坂茂による「令和6年能登半島地震 被災地支援プロジェクト」が進行中。仮設住宅から仮設工房、瓦・古材回収プロジェクトまで

 今年1月1日に発生した令和6年能登半島地震。これに伴い、建築家・坂茂が代表を務めるNPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)+ 坂茂建築設計は被災地支援プロジェクトを続けている。発生から約7ヶ月経過した現地の様子と合わせ、プロジェクトの一部を紹介する。坂茂イン

「土浦亀城邸」が復原・移築。ライト弟子の自邸、秋から一般公開
2024.07.26

「土浦亀城邸」が復原・移築。ライト弟子の自邸、秋から一般公開

 東京・青山に今年3月に竣工したポーラ青山ビルディング。その敷地内に、名建築が移築された。フランク・ロイド・ライトの弟子である建築家・土浦亀城(つちうら・かめき)が品川区上大崎に建てた自邸だ。 土浦亀城は1897年水戸生まれ。東京帝国大学工学部建築学科に在学中に帝国ホテルの現場の

小倉総合車両センター、移転新築へ 投資額480億円 JR九州
2024.07.26

小倉総合車両センター、移転新築へ 投資額480億円 JR九州

 JR九州は24日、北九州市小倉北区金田3の車両基地「小倉総合車両センター」を北東に約3キロ離れたJR貨物(東京)所有地に移転新築すると発表した。施設の老朽化への対応が理由。2024年度末までに用地を取得予定で、31年度末ごろの完成を目指す。投資額は約480億円の見込み。【下原知広、山下智恵】

YKKAP 建材一体型の太陽光発電実証開始
2024.07.26

YKKAP 建材一体型の太陽光発電実証開始

 YKKAPは25日、建材一体型太陽光発電の実証実験を開始したと発表した。千代田区やインターネット放送局のAkiba.TVと連携。東京・秋葉原駅前広場に実証実験ハウスを設置し、内窓に実装したペロブスカイト太陽電池の発電性能などを検証する。期間は10月20日までの3カ月間。

LIXIL製、低炭素アルミ材をコイズミ照明採用
2024.07.26

LIXIL製、低炭素アルミ材をコイズミ照明採用

 LIXILはこのほど、照明専業メーカーのコイズミ照明(本社=大阪市中央区、佐久間晋社長)の間接照明シリーズ筐体部に、リサイクルアルミを70%使用した循環型低炭素アルミ形材「PremiAL(プレミアル)R70」が採用されたと発表した。プレミアルR70はビル用と店舗用のサッシに続き、公共・住宅用

芥川龍之介を「体感」 書斎を実寸大再現へ 東京・田端文士村記念館
2024.07.26

芥川龍之介を「体感」 書斎を実寸大再現へ 東京・田端文士村記念館

 文豪・芥川龍之介が晩年を過ごした住宅の跡地に、書斎を実寸大で再現する計画を東京都北区が進めている。芥川の命日の24日には、北区の田端文士村記念館で「書斎『澄江堂』を大解剖! 芥川の書斎再現に向けて」と題した講演会が開かれ、約100人が集まった。【原奈摘】 芥川は1914年から2

浴衣、草履、畳敷き…スペインで和風のホテルが盛況 日本人が古民家を改修して開業
2024.07.26

浴衣、草履、畳敷き…スペインで和風のホテルが盛況 日本人が古民家を改修して開業

スペイン初の和風ホテルが盛況だ。スペイン・カタルーニャの伝統的な農家の古民家をリフォームして開業したこのホテルは連日ほぼ満室。手がけるのは、12歳の時にカタルーニャに移住した埼玉県出身の佐野徹心さん。人気の背景には、「和風が珍しい」というだけではない、佐野さんなりの創意工夫があった。(ジャーナ

大作《バベルの塔》ほかブリューゲルが描いた聖書の世界、宗教画の概念を吹き飛ばし、技法を駆使した傑作を読み解く
2024.07.26

大作《バベルの塔》ほかブリューゲルが描いた聖書の世界、宗教画の概念を吹き飛ばし、技法を駆使した傑作を読み解く

 「農民ブリューゲル」と称されたブリューゲルですが、じつは宗教を主題とした作品も少なくありません。しかしそれは宗教画の概念を吹き飛ばすような宗教画に見えない作品もあったのでした。 文=田中久美子 取材協力=春燈社(小西眞由美)■ 観る者を圧倒するふたつの《バベルの塔

MGMがマカオのIR運営事業者として初のWELL認証取得目指す取り組み
2024.07.26

MGMがマカオのIR運営事業者として初のWELL認証取得目指す取り組み

 マカオでMGMマカオとMGMコタイの2つの統合型リゾート(IR)を運営するMGMチャイナホールディングス(略称:MGM)は7月25日、同社としてウェルビーイングに特化した国際認証である「WELL at scale」プロジェクトに取り組み、マカオのIR運営事業者として初めて認証を取得する予定と

一宮市に大型物流施設 オリックス不動産
2024.07.26

一宮市に大型物流施設 オリックス不動産

 【尾張】オリックス不動産(本社東京都)は、一宮市萩原町にマルチテナント型物流施設「一宮萩原ロジスティクスセンター(仮称)」を着工したと発表した。4階建て延べ床面積約7万6500平方メートルの規模。2026年4月の完成予定。 所在地は一宮市萩原町林野鷺宮1の1ほか。東海北陸自動車

常陽銀本店ビル移転へ 28年度オープン 地域交流の場目指す 茨城・水戸
2024.07.26

常陽銀本店ビル移転へ 28年度オープン 地域交流の場目指す 茨城・水戸

常陽銀行(茨城県水戸市、秋野哲也頭取)は25日、同市南町にある本店ビルの老朽化に伴い、隣接地の同市大町に新本店ビルを建設し移転すると発表した。総工費は数百億円を見込む。延べ床面積は現在の約2倍に広げ、近隣に分散している一部施設を集約。働き方の多様化に対応する。地域住民ら向けのスペースなども設け

不必要な床下工事、シロアリ駆除を持ちかけ…“悪質リフォーム詐欺”で男5人逮捕 被害総額1500万円超か 警視庁
2024.07.25

不必要な床下工事、シロアリ駆除を持ちかけ…“悪質リフォーム詐欺”で男5人逮捕 被害総額1500万円超か 警視庁

「今すぐ工事をしないと家が傾く」とウソをつき、必要のない床下工事などを持ちかけ金をだまし取ったなどとして男5人が逮捕されました。詐欺などの疑いで逮捕されたのは、東京・練馬区の職業不詳・島欣邦容疑者(35)ら男5人です。警視庁によりますと、5人は2021年11月からの

赤れんが庁舎、リニューアルへカウントダウン 北海道〔地域〕
2024.07.25

赤れんが庁舎、リニューアルへカウントダウン 北海道〔地域〕

 大規模改修工事中の北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)のリニューアルオープンまで1年となった25日、残りの日数を表示するカウントダウンボードの除幕式が札幌市の同舎前庭で行われた。道は、開拓の歴史を今に伝える札幌市の名所再開に向けて機運醸成を図っている。 除幕式では赤れんが庁舎の歴史

「リフォーム詐欺」で男5人逮捕 うその床下工事を持ち掛けか 警視庁
2024.07.25

「リフォーム詐欺」で男5人逮捕 うその床下工事を持ち掛けか 警視庁

 「今すぐ床下工事をしないと家が傾く」とうそを言い、リフォーム代金をだまし取ったなどとして、警視庁暴力団対策課は25日までに、詐欺や特定商取引法違反などの疑いで、職業不詳、島欣邦容疑者(35)=東京都練馬区東大泉=ら男5人を逮捕した。 認否は明らかにしていない。 同

タワマンの契約率が50%を切った!「タワーマンション」「超高層」というだけでは売れなくなった理由とは?
2024.07.25

タワマンの契約率が50%を切った!「タワーマンション」「超高層」というだけでは売れなくなった理由とは?

かつては”タワマン”、“超高層”というだけで売れ、完成後の資産価値も向上したものだが、それが続くとは限らない。超高層マンションが増え続けて希少性が失われているからだ。今後は超高層マンションにおいても一般的なマンションと同様に、物件を見極める選択眼が求められるようになっている。目次

建築の世界に“ものづくりの民主化”を。「獣道を歩くことこそ面白い」【VUILD・秋吉浩気4】
2024.07.25

建築の世界に“ものづくりの民主化”を。「獣道を歩くことこそ面白い」【VUILD・秋吉浩気4】

誰もやったことのない新しい事業を打ち立てるということは、獣道を歩くということでもある。デジタルファブリケーション(デジファブ)技術を使って建築の世界に「ものづくりの民主化」を起こそうとしているVUILD代表取締役CEOの秋吉浩気(こうき)(35)もまた、獣道を歩み始めた入り口で試