# 工芸

本庄の関根桐材店、キリサンダル「桐SUN」にニューモデル「桐×藍染」
14時間前

本庄の関根桐材店、キリサンダル「桐SUN」にニューモデル「桐×藍染」

 本庄でキリ材業を営む「関根桐(きり)材店」(本庄市若泉2、TEL 0495-22-6127)が7月8日、キリのサンダル「桐SUN」のニューモデル「桐×藍染」を発表した。(本庄経済新聞) 同社はキリ下駄の製造業者として1900(明治33)年、初代・関根嘉十郎さんが創業。現在、4代

トヨタが包丁やガラス工芸を製作!? クルマの廃材が伝統工芸に生まれ変わるプロジェクトを開始
16時間前

トヨタが包丁やガラス工芸を製作!? クルマの廃材が伝統工芸に生まれ変わるプロジェクトを開始

トヨタ自動車は、宮城県と共同で自動車の廃材を活用した伝統工芸品の製作プロジェクトを開始。鉄廃材を用いた「包丁」とサイドガラスの廃材を用いた「ガラス工芸」を宮城県内の職人・アーティストと共に制作した。トヨタ自動車は、宮城県と共同で地域の伝統工芸品に自動車廃材を取り込み、新たな価値を

輪島塗、琉球漆器で復興のシンボル制作 首里城再建の端材で工芸品
21時間前

輪島塗、琉球漆器で復興のシンボル制作 首里城再建の端材で工芸品

 能登半島地震で被災した輪島塗職人と、那覇市の世界遺産「首里城」の再建に携わる琉球漆器の職人が、「復興のシンボル」をテーマとした工芸品を共同制作する。首里城の復元に使われる木材の端材に輪島塗を施し、箸置きやコースターなどを手掛ける予定で、2026年の首里城正殿の完成に合わせた記念品の制作も検討

存続の危機だった秋田銀線細工「おばあちゃんのアクセサリーだった」伝統的工芸品を絶やさない「TOUROU」の挑戦
22時間前

存続の危機だった秋田銀線細工「おばあちゃんのアクセサリーだった」伝統的工芸品を絶やさない「TOUROU」の挑戦

本業はファッションブランドのPRでありながら、地元・秋田の伝統工芸品である秋田銀線細工のブランド「TOUROU」を2022年に立ち上げた小川晴香さん。地元を離れた小川さんは秋田銀線細工に、なぜ深く関わろうと思ったのか。ブランド誕生までの経緯や作品に込められた思いなどをうかがいました。<

「GO FOR KOGEI 2024」開催へ。富山と金沢2会場で37名が参加
2024.07.10

「GO FOR KOGEI 2024」開催へ。富山と金沢2会場で37名が参加

 工芸を主軸に、現代美術、アール・ブリュット、デザインなどとともに横断的に紹介し、工芸の広がりを提示してきた同芸術祭。前回(2023)は富山県の富岩運河沿いを会場に作家26名の作品展示と国際シンポジウムを実施。開催から23年度までで、のべ14万人以上の来場者を記録している。

三重・四日市の名産「萬古焼」に欠かせない「ペタライト」 原産のジンバブエ駐日大使と知事が面談 中国企業が鉱山を買収し“入手困難”に
2024.07.10

三重・四日市の名産「萬古焼」に欠かせない「ペタライト」 原産のジンバブエ駐日大使と知事が面談 中国企業が鉱山を買収し“入手困難”に

三重の伝統工芸・「萬古焼(ばんこやき)」とつながりの深い、ジンバブエの駐日大使と面談です。三重県庁にやって来た、スチュアート・ニャキョチョさん。アフリカ南部の国、ジンバブエの駐日大使です。ジンバブエは、四日市の名産「萬古焼」と深いつながりのある国です。

江戸川・船堀で「子どもたちのための芸術フェスティバル」
2024.07.10

江戸川・船堀で「子どもたちのための芸術フェスティバル」

 「第11回子どもたちのための芸術フェスティバル」が7月7日、タワーホール船堀(江戸川区船堀4)で開催された。芸術と地域の文化に親しむことを目的とした同イベントには1000人以上が参加した。(江戸川経済新聞) 伝統工芸品などのものづくりを体験できるエリアでは、紙に思い思いの絵を描

グッチの60周年を記念した展覧会が開催。伝統工芸作家や現代アーティストがアーカイブピースをリメイク
2024.07.10

グッチの60周年を記念した展覧会が開催。伝統工芸作家や現代アーティストがアーカイブピースをリメイク

イタリアのメゾン、グッチの製品が日本で紹介されてから60年を迎える本年。そのメモリアルイヤーを記念した展覧会「Bamboo 1947: Then and Now バンブーが出会う日本の工芸と現代アート」がグッチ銀座ギャラリーで開催される。会期は8月2日~9月23日。本展の見どころ

表情さまざま、推し能面見つけて 三沢で愛好サークル作品展
2024.07.10

表情さまざま、推し能面見つけて 三沢で愛好サークル作品展

 能面の愛好サークル「面好会」による能面展が9日、三沢市公会堂エントランスホールで始まった。「般若(はんにゃ)」や「獅子口(ししぐち)」、柔和な女性の表情をモチーフにした「若乙(わかおと)」など約60点の作品が並び、来場者の関心を集めている。15日まで。 同会は、同市の能面作家井

銅器の風鈴願い込め 新高岡駅に45個
2024.07.10

銅器の風鈴願い込め 新高岡駅に45個

 北陸新幹線新高岡駅の南北通路に9日、高岡銅器の風鈴45個が飾られた。高岡第一幼稚園と高岡第一学園幼稚園教諭・保育士養成所の学生が書いた短冊も取り付けられ、駅利用者に涼やかな音色と伝統工芸の魅力を届けた。 高岡銅器協同組合が「銅器のまち高岡」をPRするため1993年から続けている

「さるぼぼ」たち、バス停に 地元の手芸好き、随時新作飾る 三重・松阪
2024.07.09

「さるぼぼ」たち、バス停に 地元の手芸好き、随時新作飾る 三重・松阪

 三重県松阪市阪内町の県道松阪青山線沿いにある細野バス停の待合室に、飛騨地方の民芸品「さるぼぼ」や、庚申(こうしん)さんのお守りの「くくり猿」などの縫いぐるみがつるされており、道行く人の目を楽しませている。作ったのは、地元の手芸サークル「やまゆりソーイング」のメンバー7人で、楽しみながら制作に

日本の美もゲットだぜ! 陶芸や螺鈿…ポケモンを工芸で表現 静岡
2024.07.09

日本の美もゲットだぜ! 陶芸や螺鈿…ポケモンを工芸で表現 静岡

 ゲームやアニメで世界中で人気の「ポケットモンスター」(ポケモン)を工芸で表現した「ポケモン×工芸展 美とわざの大発見」が6日、静岡県熱海市のMOA美術館で始まった。人間国宝から若手まで現代日本を代表する作家20人が陶芸や漆工、金工、染織、陶芸など約70点の作品を制作・出展した。独特の質感や存

オールシーズン飾れる「盆提灯」インテリア調小型商品 卓上仏壇増加で現在的デザイン、岐阜市・オゼキ
2024.07.09

オールシーズン飾れる「盆提灯」インテリア調小型商品 卓上仏壇増加で現在的デザイン、岐阜市・オゼキ

 岐阜提灯(ちょうちん)を製造するオゼキ(岐阜市小熊町)は、マンションの家庭に多い卓上仏壇に合わせた現代的なデザインの盆提灯のラインアップを強化している。今季はインテリア照明として通年置ける斬新なデザインの商品を投入したほか、既存商品のコンパクト化を図った。床置き用の大内行灯(あんどん)が主流

澄んだ音色で涼を届ける 佐賀・伊万里で磁器製の風鈴作り
2024.07.09

澄んだ音色で涼を届ける 佐賀・伊万里で磁器製の風鈴作り

 夏本番を前に、鍋島藩窯(はんよう)の伝統を継承する佐賀県伊万里市の大川内山(おおかわちやま)地区で、磁器製の風鈴作りが繁忙期を迎えている。 同地区の泰仙窯(たいせんがま)では、伝統工芸士の川副隆夫さんから2年前に後を継いだ長男泰治さん(44)らが5~25センチの大小約20種類の

役目終え「かぐや」月へ/五所川原
2024.07.08

役目終え「かぐや」月へ/五所川原

 2019年から「五所川原立佞武多(たちねぷた)」を盛り上げてきた大型立佞武多「かぐや」の解体作業が8日、青森県五所川原市の立佞武多の館で行われ、関係者や観光客が別れを惜しんだ。 かぐやは、ねぷた表現師の忠汰さんが制作。日本最初の物語とされる「竹取物語」を題材に、月へと戻るかぐや

300年以上の歴史を持つ「岐阜提灯」の出荷ピーク 美濃地方の良質な竹や和紙が揃っていたことから発展
2024.07.08

300年以上の歴史を持つ「岐阜提灯」の出荷ピーク 美濃地方の良質な竹や和紙が揃っていたことから発展

300年以上の歴史を持つ「岐阜提灯」の出荷が、お盆を前にピークを迎えています。岐阜提灯は、美濃地方の良質な竹や和紙が揃っていたことから江戸時代中期から発展したもので、国の伝統的工芸品に登録されています。岐阜市の老舗ちょうちん製造会社「オゼキ」では、職人が工程ごとに分

古今東西 かしゆか商店【泥染め】
2024.07.08

古今東西 かしゆか商店【泥染め】

日常を少し贅沢にするもの。日本の風土が感じられるもの。そんな手仕事を探して全国を巡り続ける、店主・かしゆか。今回訪ねたのは鹿児島県奄美大島。伝統的な着物・大島紬の糸を染める、この島独自の技法「泥染め」と出会いました。透明度の高い真っ青な海で知られる鹿児島県の奄美大島に、世界でもこ

木曽漆器にパンダやペンギン描き親しみを 長野・塩尻の蒔絵師、父と新風吹き込む
2024.07.07

木曽漆器にパンダやペンギン描き親しみを 長野・塩尻の蒔絵師、父と新風吹き込む

 長野県塩尻市で約400年の伝統がある木曽漆器を、なじみのない若い世代や外国人にも手に取ってもらいたい―。蒔絵(まきえ)師の娘が塗り師の父と共に、パンダやペンギンを描いたカラフルなコップを制作。「かわいい」「親しみやすい」と評判も上々だ。漆器作りに新風を吹き込もうと、試行錯誤を続ける。(共同通

日本で3例、貴重な技法「伊波メンサー織」  素朴さと力強さ うるま・海の資料館で展示 沖縄 
2024.07.07

日本で3例、貴重な技法「伊波メンサー織」 素朴さと力強さ うるま・海の資料館で展示 沖縄 

【うるま】うるま市立海の文化資料館で31日まで、市立石川歴史民俗資料館と伊波メンサー織保存会の共催・協力で「伊波メンサー織 蘇る織り」が開かれている。伊波メンサー織は、石川伊波地域に伝わる織物で、簡単な用具を用いる「イザリ織」という織り方が特徴。日本では3例(ほかに北海道のアットゥシ織、東京八

「生々しく激しい土の動き」を形に…萩焼・三輪休雪の名跡を継承する家の長男、三輪太郎さん
2024.07.07

「生々しく激しい土の動き」を形に…萩焼・三輪休雪の名跡を継承する家の長男、三輪太郎さん

 350年以上の歴史がある山口県萩市の萩焼窯元・三輪窯の三輪太郎さん(39)が、初となる茶碗の作品「土嵐」シリーズを発表した。休雪の名跡を継承する家の長男で、長い間、土や釉薬の研究に没頭してきたが、「生々しく激しい土の動き」を追究していくという姿勢を形で示し、作家としての一歩を踏み出した。