# 安全保障

ベラルーシの加盟決定 中露主導「上海協力機構」首脳会議 反欧米色強める
2024.07.04

ベラルーシの加盟決定 中露主導「上海協力機構」首脳会議 反欧米色強める

ロシアと中国が主導する多国間枠組み「上海協力機構」(SCO)は4日、首脳会議を中央アジア・カザフスタンで開き、ロシアの同盟国ベラルーシの加盟を決定した。SCO加盟国は計10カ国となった。昨年のイランに続くベラルーシの加盟により、SCOは反欧米的な色合いをさらに強めた。台湾情勢とウ

上海協力機構会議開催 「公正で多極的な世界秩序を」プーチン氏
2024.07.04

上海協力機構会議開催 「公正で多極的な世界秩序を」プーチン氏

【AFP=時事】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は4日、カザフスタンの首都アスタナで始まった上海協力機構(SCO)首脳会議で、SCOは公正で多極的な世界の形成を進めると述べた。 プーチン氏は、首脳会議で承認される予定の宣言について「すべてのSC

比軍、南シナ海での反撃を容認 中国の攻撃的な補給妨害受け
2024.07.04

比軍、南シナ海での反撃を容認 中国の攻撃的な補給妨害受け

 【マニラ共同】フィリピン軍のブラウナー参謀総長は4日の記者会見で、南シナ海の軍拠点への補給任務を担う軍人が攻撃された場合、自衛のために同等の反撃を容認する方針を明らかにした。中国の攻撃的な妨害を受けた措置。武力衝突に至る恐れも高まりそうだが、マルコス大統領から緊張緩和を指示されたとも述べた。

自衛隊初の「弾道ミサイル」撃ってた! 新装備「高速滑空弾」発射試験の動画を公開 防衛装備庁
2024.07.04

自衛隊初の「弾道ミサイル」撃ってた! 新装備「高速滑空弾」発射試験の動画を公開 防衛装備庁

 防衛装備庁は2024年7月4日、陸上自衛隊に配備予定の新型ミサイル「島嶼防衛用高速滑空弾」の試験弾を発射した際の映像を初めて公開しました。 島嶼防衛用高速滑空弾は、2026年度から陸上自衛隊への配備が予定されている長射程ミサイルで、地上の発射装置からブースターにより発射後、分離

【速報】上川外務大臣「地元自治体への情報共有のあり方について近く政府として発表」アメリカ軍兵士による性的暴行事件めぐり
2024.07.04

【速報】上川外務大臣「地元自治体への情報共有のあり方について近く政府として発表」アメリカ軍兵士による性的暴行事件めぐり

アメリカ軍兵士による性的暴行事件の情報が沖縄県側に伝えられていなかった問題で、上川外務大臣はきょう(4日)の会見で、「地元自治体への情報共有のあり方について、近く政府として発表できるよう調整を急いでいる」と述べました。ただ、具体的な内容や発表の時期については明らかにしていません。

NATOと日韓豪NZ4カ国の協力合意へ
2024.07.04

NATOと日韓豪NZ4カ国の協力合意へ

 岸田文雄首相が出席する北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせ、日本と韓国、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国とNATOの協力枠組みの構築で合意する方向だと判明した。複数の関係者が4日、明らかにした。

韓国・尹大統領がハワイの米軍司令部訪問へ ロシアと北朝鮮けん制する狙い
2024.07.04

韓国・尹大統領がハワイの米軍司令部訪問へ ロシアと北朝鮮けん制する狙い

韓国の尹錫悦大統領が来週、ハワイにあるアメリカ軍のインド太平洋軍司令部を訪問することがJNNの取材で分かりました。軍事面での関係を強化するロシアと北朝鮮をけん制する狙いがあります。外交筋によりますと、韓国の尹大統領は来週前半にハワイのアメリカ軍・インド太平洋軍司令部を訪問します。

フィリピン軍、南シナ海で自衛の反撃容認
2024.07.04

フィリピン軍、南シナ海で自衛の反撃容認

 【マニラ共同】フィリピン軍は4日、南シナ海の軍拠点への補給を担う軍人が攻撃された場合、自衛のために同等の反撃を容認する方針を明らかにした。中国の攻撃的妨害を受けた措置。

「米欧は利己的」とベラルーシ大統領
2024.07.04

「米欧は利己的」とベラルーシ大統領

 【モスクワ共同】ベラルーシのルカシェンコ大統領は4日、上海協力機構首脳会議で「世界全体の安全保障体制を構築することが必要だが、利己的な米欧にはできない」と述べた。

日韓豪NZ、首脳会談を調整 米でのNATO会議に合わせ
2024.07.04

日韓豪NZ、首脳会談を調整 米でのNATO会議に合わせ

 岸田文雄首相は10日からの米国訪問に合わせ、韓国、オーストラリア、ニュージーランド(NZ)との4カ国首脳会談を開く方向で調整に入った。 日本政府関係者が4日、明らかにした。海洋進出を強める中国を念頭に「法の支配に基づく国際秩序」の重要性を改めて共有し、安全保障面での協力を確認す

ベラルーシ、上海協力機構に加盟 10カ国に、米欧対抗で拡大
2024.07.04

ベラルーシ、上海協力機構に加盟 10カ国に、米欧対抗で拡大

 【モスクワ共同】カザフスタンの首都アスタナで4日、上海協力機構(SCO)首脳会議が開かれ、ロシアの同盟国ベラルーシの正式加盟が承認された。昨年のイランに続く加盟で、10カ国体制になった。SCOを主導する中国とロシアは「世界の多極化」を目指しており、中ロを含む主要新興国で構成する「BRICS」

尹大統領が「正しい歴史観」強調 力で繁栄守ると北朝鮮けん制
2024.07.04

尹大統領が「正しい歴史観」強調 力で繁栄守ると北朝鮮けん制

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は4日、ソウル近郊の仁川市内で開かれた保守系団体「韓国自由総連盟」の創立70年記念式典で祝辞を述べ、「社会の対立が未来を脅かしている」として、「正しい歴史観、責任ある国家観、確固たる安全保障観を確立することが何よりも重要だ」と強調した。

ドイツ、VW系ガスタービン事業の中国売却を認めず…軍事転用を懸念
2024.07.04

ドイツ、VW系ガスタービン事業の中国売却を認めず…軍事転用を懸念

 【ベルリン=中西賢司】ドイツのショルツ政権は3日の閣議で、独産業機械大手MANエナジーソリューションズによる中国企業へのガスタービン事業売却を「安全保障上の理由」で許可しないと決定した。ロイター通信などが報じた。 タービンやエンジンなどの製造を手がける独産業機械大手の同社は独自

次世代原子炉「常陽」用の燃料国産化へ、政府が製造工場の新設を検討…ロシア依存からの脱却図る
2024.07.04

次世代原子炉「常陽」用の燃料国産化へ、政府が製造工場の新設を検討…ロシア依存からの脱却図る

 政府は次世代原子炉「高速炉」の実用化に向け、燃料の国産化を推進する。日本原子力研究開発機構の高速実験炉「常陽」(停止中、茨城県大洗町)用の燃料製造工場の新設を検討し、2026年度の再稼働に備えて安定供給できる体制を目指す。エネルギー安全保障上の観点からも自前で製造する能力を確保する。

ロ朝軍事協力「別次元に」 中国の対ロ支援を非難 米国務次官補
2024.07.04

ロ朝軍事協力「別次元に」 中国の対ロ支援を非難 米国務次官補

 【ワシントン時事】クリテンブリンク米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は3日、国務省で時事通信とのインタビューに応じ、ロシアと北朝鮮による軍事協力について「別次元に達しつつある」と深い懸念を表明し、対北朝鮮制裁を強化する考えを示した。 また、中国の対ロシア支援に関し「縮小の動き

世界最強の海上哨戒機、韓国海軍に引き渡し…北朝鮮の対潜能力が大きく強化
2024.07.04

世界最強の海上哨戒機、韓国海軍に引き渡し…北朝鮮の対潜能力が大きく強化

「潜水艦キラー」と呼ばれる世界最強の海上哨戒機「P-8A」6機が導入決定から6年を経て韓国海軍に引き渡された。これによって北朝鮮潜水艦に対抗する作戦能力が大きく強化されるだろうというのが海軍の説明だ。海軍は4日午前、慶尚北道浦項(キョンサンブクド・ポハン)にある海軍航空司令部で申

尹美香議員主催討論会で「北の戦争は正義」と発言した韓国市民団体トップを送検
2024.07.04

尹美香議員主催討論会で「北の戦争は正義」と発言した韓国市民団体トップを送検

 尹美香(ユン・ミヒャン)元国会議員が国会で主催した公開討論会で「北朝鮮の戦争は正義の戦争観」「北が戦争をしてでも統一を決心した以上、われわれもその方向に合わせるべき」という趣旨の発言をした市民団体理事長が、検察に送致された。 ソウル警察庁安保捜査課は6月28日、社団法人「釜山平

中国、フィリピンを極超音速ミサイルの標的に=マルコス上院議員
2024.07.04

中国、フィリピンを極超音速ミサイルの標的に=マルコス上院議員

Mikhail Flores Karen Lema[マニラ 3日 ロイター] - フィリピンのアイミー・マルコス上院議員はソーシャルメディアに2日投稿した短編動画で、フィリピンを極超音速ミサイルの標的にする中国の計画を知っていると述べた。マルコス議員はマルコ

米、ウクライナへの3700億円の追加支援発表 砲弾や迎撃ミサイル
2024.07.04

米、ウクライナへの3700億円の追加支援発表 砲弾や迎撃ミサイル

(CNN) 米国は3日、ウクライナに対する新たな23億ドル(約3700億円)の軍事支援策を発表した。米国のオースティン国防長官は前日、米国がウクライナに対し、防空用の弾薬などを近く提供すると明らかにしていた。国防総省によれば、今回の軍事支援策の中には1億5000万ドル規模の砲弾や

F35三沢配備で同盟対処力強化と官房長官
2024.07.04

F35三沢配備で同盟対処力強化と官房長官

 林芳正官房長官は4日の記者会見で、米軍による青森県の三沢基地へのF35ステルス戦闘機48機配備計画に関し「米軍の任務遂行能力が強化され、日米同盟の抑止力、対処力はさらに強化されるものと認識している」と述べた。