# 地震・津波対策

9日夜の神奈川の地震、日向灘と「直接関係なし」 引き続き注意を
2024.08.10

9日夜の神奈川の地震、日向灘と「直接関係なし」 引き続き注意を

 神奈川県西部で9日夜に起きた最大震度5弱の地震について、気象庁は10日、宮崎県沖の日向灘で8日に起きた地震との関連を否定する見解を示した。神奈川の地震は南海トラフ地震の想定震源域外で起きていた。担当者は「日向灘とはかなり距離があり、直接の関係はない」と説明する一方、引き続き注意するよう呼びか

地震のごみをどう処分?「自力で廃棄場に持ち込み」一部倒壊の家屋が70棟の宮崎・日南市「通常の置き場でも捨てられるように検討」
2024.08.10

地震のごみをどう処分?「自力で廃棄場に持ち込み」一部倒壊の家屋が70棟の宮崎・日南市「通常の置き場でも捨てられるように検討」

 8日の地震で震度6弱を観測した宮崎県日南市では、これまでに4人のケガ人が出ているほか、住宅の一部倒壊が70棟ほど報告されている。また、揺れの影響で落ちてしまった屋根瓦や割れた食器などは、次に地震や津波が起きた際には避難を阻むことになる。こうした地震のごみを、住民はどのように処分したらいいのだ

震度1以上が16回 南海トラフ震源域内で 気象庁
2024.08.10

震度1以上が16回 南海トラフ震源域内で 気象庁

 気象庁は10日、日向灘を震源とする最大震度6弱の地震後、南海トラフの想定震源域内で観測された震度1以上の地震について、9日の発表から3回増え16回になったと発表した。 微増にとどまったが、同庁の担当者は「地震活動自体が減ったと安心しないでほしい」と引き続き注意を呼び掛けている。

被災外国人の体験一冊に 「今後に役立てて」、能登地震で
2024.08.10

被災外国人の体験一冊に 「今後に役立てて」、能登地震で

 「パニックになり上着も着ずに逃げた」「同じ国の同じ言葉で話す友人たちのもとに着いてほっとした」。元日の能登半島地震で被災した外国人たちの体験記を、石川県の七尾市国際交流協会が冊子にまとめた。協会の大星三千代理事長(77)は「私たちの視点では分からないことがある。次に起こるかもしれない災害に役

地震の影響 宮崎の海水浴場で客が激減 店舗からは悲鳴
2024.08.10

地震の影響 宮崎の海水浴場で客が激減 店舗からは悲鳴

 宮崎県で最大震度6弱の揺れを観測した地震により、これから最盛期を迎える県内の海水浴場では海水浴客が激減しています。 エメラルドグリーンに輝く海。環境省の「快水浴場百選」にも選ばれている須美江海水浴場です。この時期は例年なら最盛期を迎え、午前中から海水浴客で賑わいますが、地震によ

宮崎で2人のけが判明、負傷者計16人に
2024.08.10

宮崎で2人のけが判明、負傷者計16人に

 宮崎県は10日、日南市で震度6弱を観測した地震で、市内で新たに2人がけがをしたことが判明したと発表した。1人は90代女性で、入所する老人ホームで転倒して骨折した。九州3県のけが人は計16人となった。

神奈川県で最大震度1の地震 神奈川県・秦野市、中井町
2024.08.10

神奈川県で最大震度1の地震 神奈川県・秦野市、中井町

10日午後5時20分ごろ、神奈川県で最大震度1を観測する地震がありました。気象庁によりますと、震源地は神奈川県西部で、震源の深さはおよそ10km、地震の規模を示すマグニチュードは2.6と推定されます。この地震による津波の心配はありません。最大震度1を観

気象庁、南海トラフで新たな解説情報 日向灘付近「地震活動、活発な状態」
2024.08.10

気象庁、南海トラフで新たな解説情報 日向灘付近「地震活動、活発な状態」

 気象庁は10日、南海トラフ巨大地震の注意情報に関する新たな解説情報を発表した。8日夕にマグニチュード(M)7・1の大地震が起きた日向灘の震源付近では「その後も地震活動の活発な状態が続いている」とし、同地震から1週間は備えを再確認し、揺れを感じたら直ちに避難できる態勢を取るよう、改めて呼びかけ

被災病院、当面集約せず 能登半島地震で石川知事
2024.08.10

被災病院、当面集約せず 能登半島地震で石川知事

 石川県の馳浩知事は10日、能登半島地震で甚大な被害を受けた能登半島北部「奥能登」エリアの公立4病院について「統合の話を進めるわけにはいかない」と述べ、当面は集約せず、被災地の医療体制回復を優先する考えを明らかにした。珠洲市の仮設住宅入居者との意見交換会で、住民からの質問に答えた。

「通常とは異なる地殻変動なし」 巨大地震発生の可能性は変わらず 引き続き防災対応を 気象庁が情報更新【南海トラフ「巨大地震注意」】
2024.08.10

「通常とは異なる地殻変動なし」 巨大地震発生の可能性は変わらず 引き続き防災対応を 気象庁が情報更新【南海トラフ「巨大地震注意」】

気象庁はおととい日向灘で発生した地震について情報を更新し、巨大地震発生の可能性に変化はないとしました。気象庁は、さきほど情報を更新し、「通常とは異なる地殻変動は観測されていない」と明らかにしました。この地震に連動して別の巨大地震が発生する可能性は、普段よりも高い状態

連休なのに誰ひとりいない海 巨大地震注意でビーチ閉鎖、疑問の声も
2024.08.10

連休なのに誰ひとりいない海 巨大地震注意でビーチ閉鎖、疑問の声も

 南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)に合わせて約1週間、閉鎖して遊泳禁止になった和歌山県白浜町の白良浜の海水浴場は10日、海水浴客を含めて誰ひとりいない「無人ビーチ」になっていた。 白良浜には毎年夏になると、多くの観光客が訪れている。遊泳禁止を決めた前日9日は、早朝から海水浴

【速報】「通常みられる変化以外は観測せず」気象庁が南海トラフ地震関連解説情報(第2号)
2024.08.10

【速報】「通常みられる変化以外は観測せず」気象庁が南海トラフ地震関連解説情報(第2号)

 気象庁は10日、南海トラフ地震関連解説情報(第2号)を発表した。8日午後4時43分の日向灘を震源とするマグニチュード7・1の地震以降、「地震後に通常みられる変化以外は今のところ観測されていない」としている。 気象庁によると、8日午後4時~10日午後2時に南海トラフ地震の想定震源

社説:南海トラフ「注意」 京滋でも備えを点検したい
2024.08.10

社説:南海トラフ「注意」 京滋でも備えを点検したい

 宮崎県沖の日向灘を震源とするマグニチュード(M)7・1の地震が8日夕方に発生したのを受け、気象庁が初めての「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表した。平常時より、巨大地震が発生する可能性が高まっているという。 1週間程度は、最大規模なら関東から九州にかけての広範囲で強

震度7の地震だっ! 阪急バスが初動対応をシミュレーション 9月3日に訓練
2024.08.10

震度7の地震だっ! 阪急バスが初動対応をシミュレーション 9月3日に訓練

阪急バスは9月3日に、大地震発生時を想定した『バス一時停車訓練』を実施する(8月1日発表)。この訓練は、震度7の地震が発生した場合を想定し、人命を最優先とする初動対応を目的としている。訓練は15時3分から約1分間にわたり、運行中の一部バス車両が安全な場所に停車し、乗務員が車内の乗

南海トラフ地震警戒の中、帰省ラッシュがピーク 予約キャンセルも
2024.08.10

南海トラフ地震警戒の中、帰省ラッシュがピーク 予約キャンセルも

 お盆休みを古里や行楽地で過ごす人々の帰省ラッシュが10日、ピークを迎え、JR東京駅は家族連れなどで混雑した。一方、直前に「南海トラフ巨大地震」への注意を呼びかける「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表され、乗客からは今後の地震を心配する声も聞かれた。また、航空会社や旅行会社などは予

高知よさこい祭り開催、踊り子1万7000人 地震影響で辞退も
2024.08.10

高知よさこい祭り開催、踊り子1万7000人 地震影響で辞退も

 土佐の真夏を彩る「よさこい祭り」が10日、高知市で始まった。71回目で、県内外から集まった184チーム(前年比27チーム増)、約1万7000人(同約3000人増)が踊り子として参加。11日までの2日間、市内17カ所の競演場・演舞場で、鳴子を手に個性あふれる踊りを披露する。 8日

宮崎出身のテレ朝・松尾由美子アナ、地震でファンから心配の声に「松尾の実家は大丈夫です」
2024.08.10

宮崎出身のテレ朝・松尾由美子アナ、地震でファンから心配の声に「松尾の実家は大丈夫です」

 テレビ朝日の松尾由美子アナウンサー(45)が10日までに自身のインスタグラムを更新。8日に地元の宮崎県で発生した地震について、ファンからの心配の声に感謝し、実家の無事を報告した。 8日の投稿には、ファンから「ご実家はご無事でいらっしゃいましたか?」「ご実家などに大きな被害があり

熊本県で震度3 M3.5と推定
2024.08.10

熊本県で震度3 M3.5と推定

 10日午後2時18分ごろ、熊本県で震度3の地震があった。気象庁によると、震源地は熊本県熊本地方で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)3.5と推定される。各地の震度は次の通り。 震度3=宇城豊野(熊本)▽震度2=熊本、熊本富合、八代千丁、八代泉支所、美里馬場

『巨大地震注意』発表の今“私たちがすべきこと”とは 「慌てて何かをするのではなく…」南海トラフ地震の評価検討会・平田会長の見解
2024.08.10

『巨大地震注意』発表の今“私たちがすべきこと”とは 「慌てて何かをするのではなく…」南海トラフ地震の評価検討会・平田会長の見解

 8月8日午後、2019年の運用開始以来初の発表となったのが「南海トラフ地震臨時情報」です。「臨時情報」とは何か。南海トラフ地震の発生確率が普段より高まったかどうか調査を始める時に発表されるのが「臨時情報(調査中)」です。そして、気象庁での「評価検討会」で南海トラフ地震につながる可能性があると

南海トラフ地震臨時情報の発表で防災用品買い求める人が増加
2024.08.10

南海トラフ地震臨時情報の発表で防災用品買い求める人が増加

 南海トラフ地震臨時情報の発表後、災害への備えを進めようと防災用品を購入する人が増えています。「南海トラフという話をテレビで聞いたので、対策しなきゃなと思って」「日常に戻ると意外と点検し忘れてしまうんですけど、2、3日のことなんで、やっぱりそろえておかなきゃと思って」(客)