# 国際協力

台湾と日本の海保合同訓練  中国の反発に海洋委トップ「人道主義の観点で見るべき」
2024.07.20

台湾と日本の海保合同訓練 中国の反発に海洋委トップ「人道主義の観点で見るべき」

(高雄中央社)海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)と日本の海上保安庁が18日に行った捜索や救助に関する合同訓練を巡り、中国は19日、強烈な不満と断固とした反対を表明した。これを受け海洋委員会の管碧玲(かんへきれい)主任委員(大臣)は20日、中国に対し、人道主義の観点で見るべきだと訴え、周辺国と

妊婦や産婦、乳児の死亡率低下へ アジアやアフリカなど9か国の研修員が須坂市で学ぶ
2024.07.20

妊婦や産婦、乳児の死亡率低下へ アジアやアフリカなど9か国の研修員が須坂市で学ぶ

妊婦や産婦、乳児の死亡率を改善する方法を学ぼうと、アジアやアフリカなど9か国の研修員が19日、長野県須坂市を訪れました。須坂市の保健センターで行われた研修会には、妊産婦の死亡率が高いシエラレオネやリベリアなど9か国から医師など12人が参加しました。須坂市は、妊娠の時

「バンブー外交」を体現 チョン書記長 ベトナム
2024.07.20

「バンブー外交」を体現 チョン書記長 ベトナム

 【ハノイ時事】19日に死去したベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長は、竹のようにしなやかに立場の異なる大国などと渡り合う「バンブー外交」を体現した人物だった。 米国との国交正常化から20年目の2015年7月にベトナムの書記長として、ベトナム戦争終結後初めて訪米し、かつて戦

新たな「日の丸飛行艇」は無人機に? 世界最大航空ショーで“2機種”登場へ US-2はどうなったの?
2024.07.20

新たな「日の丸飛行艇」は無人機に? 世界最大航空ショーで“2機種”登場へ US-2はどうなったの?

 2024年7月22日から26日までの5日間、イギリスの首都、ロンドン郊外のファンボロー飛行場で「ファンボロー・エアショー」が開催されます。同イベントは隔年で開催されるパリ・エアショーと共に、世界の二大エアショーと位置づけられています。 2019年に開催されたパリ・エアショーでは

電動SUV『アイオンV』新型がラインオフ、広汽埃安初の海外工場がタイで稼働
2024.07.19

電動SUV『アイオンV』新型がラインオフ、広汽埃安初の海外工場がタイで稼働

中国の広汽集団(GAC)の電動車ブランド、広汽埃安(AION、アイオン)は7月17日、海外初の工場となるタイ新工場が操業を開始し、電動SUV『アイオンV』の新型がラインオフした、と発表した。タイの新工場は、「小規模、迅速な生産、段階的な発展」という理念を掲げ、量産体制が整った後に

武見厚労相、中国保健衛生当局トップと会談 閣僚訪中は約1年3か月ぶり
2024.07.19

武見厚労相、中国保健衛生当局トップと会談 閣僚訪中は約1年3か月ぶり

中国・北京を訪れている武見厚生労働相は19日、中国の保健衛生当局のトップと会談しました。日本の閣僚の訪中は、およそ1年3か月ぶりです。17日から北京を訪れている武見厚労相は19日、国家衛生健康委員会の雷海潮主任と会談し、医療や介護の分野で協力していく考えで一致しました。新型コロナ

武見厚労大臣が中国保健衛生当局トップと会談 医療・介護などの協力強化で一致 閣僚の訪中は去年4月以来
2024.07.19

武見厚労大臣が中国保健衛生当局トップと会談 医療・介護などの協力強化で一致 閣僚の訪中は去年4月以来

中国を訪問している武見厚労大臣は19日、保健衛生当局のトップと会談し医療や介護などの分野で協力を強化していく考えで一致ました。閣僚の訪中は去年4月以来、およそ1年3か月ぶりです。17日から中国の北京を訪問している武見敬三厚労大臣は19日、保健衛生当局トップの雷海潮・国家衛生健康委

台湾巡視船、日本側と訓練
2024.07.18

台湾巡視船、日本側と訓練

 【台北共同】台湾海巡署は18日、同署所属の巡視船が日本の海上保安庁と遭難救助訓練を実施していたと明らかにした。

「交番の設置場所、配慮されている」 インドネシア警察官が神奈川県警で研修
2024.07.18

「交番の設置場所、配慮されている」 インドネシア警察官が神奈川県警で研修

国際協力機構(JICA)と警察庁が実施しているインドネシア国家警察改革支援プログラムの一環で神奈川県警が研修員として受け入れた同国家警察の警察官9人が18日、横浜市中区の加賀町署本町交番などを視察した。県警では16日から18日まで9人の研修を実施。17日までに犯罪抑止対策の講義や

G20、巨大IT課税強化案検討 共同宣言、トランプ氏返り咲けば
2024.07.18

G20、巨大IT課税強化案検討 共同宣言、トランプ氏返り咲けば

 20カ国・地域(G20)がブラジルで25、26日に開く財務相・中央銀行総裁会議で、巨大IT企業を念頭にした「デジタル課税」や各国共通の法人税の最低税率など国際的な課税ルールの実現に向けた共同宣言を出す検討に入ったことが18日、分かった。IT企業の課税逃れや世界的な法人税率の引き下げ競争を防ぐ

島サミット首脳宣言採択 首相、対中念頭に「日本と各国は価値共有」
2024.07.18

島サミット首脳宣言採択 首相、対中念頭に「日本と各国は価値共有」

 太平洋地域の18の島国・地域と日本による国際会議「太平洋・島サミット」は18日、気候変動や安全保障など7分野の連携を盛り込んだ首脳宣言を採択した。この地域で軍事・経済的影響力を強める中国への牽制(けんせい)を念頭に、岸田文雄首相は会合後の共同記者発表で「日本と島嶼(とうしょ)国地域は、力によ

ドイツ政府、ウクライナ支援半減の予算案 凍結資産の利子活用で「資金繰り安泰」と
2024.07.18

ドイツ政府、ウクライナ支援半減の予算案 凍結資産の利子活用で「資金繰り安泰」と

ドイツ政府は17日、ウクライナへの軍事支援を来年度、ほぼ半減させる予算案を承認した。現在の約80億ユーロ(約1兆3700億円)から約40億ユーロに減らす。クリスティアン・リントナー財務相は、凍結したロシア資産の利子から500億ドルをウクライナが受け取ることで主要7カ国(G7)が合

【台湾】東芝、VPPの協業検討で工研院と覚書締結
2024.07.18

【台湾】東芝、VPPの協業検討で工研院と覚書締結

 東芝エネルギーシステムズ(川崎市)は17日、同社と東芝グループの台湾現地法人、台湾東芝電子零組件、台湾政府系研究機関の工業技術研究院(ITRI、工研院)の3者で、東芝グループが持つ仮想発電所(バーチャルパワープラント=VPP)技術と、工研院が持つ台湾のエネルギー市場に関する知見を生かした協業

【タイ】ニューラル、タイで交通違反車両をAI検知
2024.07.18

【タイ】ニューラル、タイで交通違反車両をAI検知

 人工知能(AI)を使った画像・映像解析を手がけるスタートアップ企業、ニューラルグループ(東京都千代田区)は17日、タイの首都バンコクで画像解析AIを活用した交通違反車両のリアルタイム検知の実装を開始したと発表した。 国土交通省が東南アジアでのスマートシティーの形成を支援するプロ

核融合「ITER計画」9年の先送りは、核融合産業に何をもたらすのか?
2024.07.18

核融合「ITER計画」9年の先送りは、核融合産業に何をもたらすのか?

核融合発電の実現に向けて南フランスで進められている世界最大の核融合の国際プロジェクト「ITER」の計画が遅延している。核融合は、1グラムの燃料から石油8トン分ものエネルギーを得られる可能性を秘めた次世代の技術として、ここ数年民間企業への投資も拡大し、世界的に注目を集めてきた。日本

自衛隊が「驚愕の新兵器」導入!? ドローンの大群を “まるごと無力化 ” 米国と共同研究へ
2024.07.18

自衛隊が「驚愕の新兵器」導入!? ドローンの大群を “まるごと無力化 ” 米国と共同研究へ

 防衛省は2024年7月16日、アメリカ国防省と「高出力マイクロ波システムに係る日米共同研究」に関する事業取決めの署名を行ったと発表しました。 防衛省は、大量のドローンが連携しながら攻撃を行う「ドローン・スウォーム攻撃」が将来の脅威になると想定。ドローンは比較的安価なため、これま

日本がウクライナ支援へ5000億円、ロシア凍結資産活用した基金に拠出へ…財政支援や復興に
2024.07.17

日本がウクライナ支援へ5000億円、ロシア凍結資産活用した基金に拠出へ…財政支援や復興に

 先進7か国(G7)が実施するロシアの凍結資産を活用したウクライナ支援に向け、日本政府は新設される基金に5000億円程度を拠出する検討に入った。24日にもブラジルでG7の会議を開き、各国の拠出額を決める。 会議は、25日にブラジルで開幕する主要20か国・地域(G20)財務相・中央

国連安保理、米ロが非難応酬 国際平和協議、日本は改革要求
2024.07.17

国連安保理、米ロが非難応酬 国際平和協議、日本は改革要求

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は16日、ロシアのラブロフ外相が議長を務め、国際平和への多国間協力を協議する会合を開いた。ウクライナに侵攻を続けるロシアと、パレスチナ自治区ガザの戦闘でイスラエルを支援する米国が互いを非難。拒否権を持つ米ロの対立で安保理は紛争解決を主導できておらず、日本

【図解】親魚増加で漁獲枠拡大=マグロ資源、気候変動に懸念
2024.07.17

【図解】親魚増加で漁獲枠拡大=マグロ資源、気候変動に懸念

 太平洋クロマグロ(本マグロ)の漁獲枠を2025年から増やすことで関係漁業国・地域が基本合意した。

なぜ、いまアルファロメオ史上“最も醜い”アルナに脚光が? 日産とのコラボ黒歴史に変化<大矢アキオ ロレンツォの連載コラム 第50回>
2024.07.16

なぜ、いまアルファロメオ史上“最も醜い”アルナに脚光が? 日産とのコラボ黒歴史に変化<大矢アキオ ロレンツォの連載コラム 第50回>

イタリア・シエナ在住の人気コラムニスト、大矢アキオ ロレンツォがヨーロッパのクルマ事情をお届けする連載企画。第50回は、アルファ・ロメオと日産自動車がまさかのコラボ!? かつて“最も醜い”といわれたクルマ「アルナ」について。1983年、アルファ・ロメオと日産自動車の合弁車がイタリ