妊婦や産婦、乳児の死亡率低下へ アジアやアフリカなど9か国の研修員が須坂市で学ぶ
アジアやアフリカなど9か国の研修員が須坂市を訪れ、妊婦や産婦、乳児の死亡率改善の方法について学ぶ。
須坂市の保健センターでの研修会には、9か国からの医師など12人が参加し、市の母子保健事業について学ぶ。
参加者は学んだ内容を持ち帰り、各国での指導に活かすことを目指している。
妊婦や産婦、乳児の死亡率を改善する方法を学ぼうと、アジアやアフリカなど9か国の研修員が19日、長野県須坂市を訪れました。
須坂市の保健センターで行われた研修会には、妊産婦の死亡率が高いシエラレオネやリベリアなど9か国から医師など12人が参加しました。
須坂市は、妊娠の時期から子どもが思春期になるまで、切れ目のない支援に力を入れていて、妊婦が抱える悩みを相談できる環境などを整えています。
乳児の検診などを視察した参加者たちは、市の母子保健事業についての説明を真剣な様子で聞いていました。
一行は、学んだことを国に持ち帰って指導を行うということです。