# 免疫

人はゆっくり老いるにあらず 44歳と60歳前後の2期に加齢変化が集中 米研究で判明
2024.08.16

人はゆっくり老いるにあらず 44歳と60歳前後の2期に加齢変化が集中 米研究で判明

人の老化は漸次進むのではなく、44歳、60歳前後の2期に加齢変化が集中するという研究結果が、14日にオンライン科学誌「ネイチャー・エイジング」で発表された。この研究は、米スタンフォード大医学部のマイケル・スナイダー教授らが行った。米カリフォルニア州で25歳から75歳までの108人

がん免疫療法、柱の一つに ~国内承認から10年~
2024.08.15

がん免疫療法、柱の一つに ~国内承認から10年~

 世界に先駆けて日本でがん免疫治療薬が承認されてから10年が経過した。免疫療法は手術、放射線、薬物療法(化学療法)と並ぶ4本目の柱と位置付けられ、医師や患者からは「治療の選択肢が増えた」「進行がんの患者でも希望が持てるようになった」などと評価する声が上がる。一方で、幅広く認知されているとは言え

名医が1日2錠愛飲している《脳梗塞予防のサプリ》とは…納豆菌由来の酵素「バチロペプチダーゼF」の驚くべき効果
2024.08.15

名医が1日2錠愛飲している《脳梗塞予防のサプリ》とは…納豆菌由来の酵素「バチロペプチダーゼF」の驚くべき効果

服用に注意が必要なサプリがある一方、有用なサプリも少なくない。現に、ある種のサプリを健康生活に役立てている医者は多い。では、医療の専門家たちはどんなものを飲んでいるのか?米寿を迎えた帯津三敬病院名誉院長の帯津良一氏が実際に飲んでいるのはNKCPだ。これは、納豆菌から抽出された「バ

手の平や足の裏に水ぶくれや膿疱が繰り返しできる「掌蹠膿疱症」なりやすい人の特徴は?医師が解説
2024.08.14

手の平や足の裏に水ぶくれや膿疱が繰り返しできる「掌蹠膿疱症」なりやすい人の特徴は?医師が解説

■掌蹠膿疱症とはどのような病気?掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)とは、手の平や足の裏に膿疱が繰り返して慢性的にできる病気のことです。一般的に、膿というものは細菌感染などによって引き起こされますが、掌蹠膿疱症における膿疱は感染によって生じるものではありません。<

【闘病】肩こり・運動不足だと思っていた不調が複数の「膠原病」の症状だった…《難病》
2024.08.12

【闘病】肩こり・運動不足だと思っていた不調が複数の「膠原病」の症状だった…《難病》

混合性結合組織病(MCTD)は、複数の膠原病(全身性エリテマトーデス・強皮症・多発性筋炎/皮膚筋炎)に特徴的な症状が混在する、自己免疫疾患です。膠原病の一種で、見た目だけではわからないため、闘病者は周囲の不理解などの問題もあるようです。今回は混合性結合組織病を抱えるKyuさん(仮

流行中の変異株「KP.3」はこれまでの免疫が効かない 新型コロナ第11波はお盆明けがピークか 二木教授が解説
2024.08.12

流行中の変異株「KP.3」はこれまでの免疫が効かない 新型コロナ第11波はお盆明けがピークか 二木教授が解説

8月9日発表の厚生労働省の統計によると、7月29日から8月4日の新型コロナウイルスの新規感染者数は、全国で65,699人。前週より13,000人ほど減り、13週連続の増加は避けられた。しかし安心はできないという。「例年、学校が夏休みに入ると、新規感染者数はいったん減

新型コロナ、韓国で再び活発化…KP.3変異株「免疫回避能力が高く、伝播力が強い」
2024.08.12

新型コロナ、韓国で再び活発化…KP.3変異株「免疫回避能力が高く、伝播力が強い」

【08月12日 KOREA WAVE】「またコロナに感染してしまった。これで3回目だ。コロナに違いない」韓国で昨年冬以来、姿を消したかのように思われた新型コロナウイルス感染が再び急増している。感染者が身近に増え、急速な拡大を受けて、引き出しにしまっていたマスクを再び着用する人も増

流行中の変異株「KP.3」はこれまでの免疫が効かない 新型コロナ第11波はお盆明けがピークか
2024.08.12

流行中の変異株「KP.3」はこれまでの免疫が効かない 新型コロナ第11波はお盆明けがピークか

9日発表の厚生労働省の統計によると、7月29日から8月4日の新型コロナウイルスの新規感染者数は、全国で65,699人。前週より13,000人ほど減り、13週連続の増加は避けられた。しかし安心は出来ないという。「例年、学校が夏休みに入ると、新規感染者数はいったん減少します。そしてお

食事中にむせませんか?…名医が徹底解明!命を脅かす「誤嚥」の原因や予防法
2024.08.11

食事中にむせませんか?…名医が徹底解明!命を脅かす「誤嚥」の原因や予防法

身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。メインMCに石丸幹二さん、サブMCは坂下千里子さんです。ドクターは、東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科摂食嚥下リハビリテーション学分野 准教授 歯学博士 中川

「腸内細菌叢移植」の臨床試験開始 国立がん研究センターなど、食道がん・胃がんの患者を対象に
2024.08.09

「腸内細菌叢移植」の臨床試験開始 国立がん研究センターなど、食道がん・胃がんの患者を対象に

 国立がん研究センターと順天堂大学、メタジェンセラピューティクス(山形県鶴岡市)は、今月から「胃がん・食道がん患者に対する免疫チェックポイント阻害薬と腸内細菌叢移植併用療法」に関する臨床試験を開始した。 本試験は、順天堂大学の腸内細菌叢移植の医療技術と、その支援を行うメタジェンセ

栄養ドリンクでよく聞く「タウリン」の効果って何? 健康寿命に好影響と近年注目 医師が解説
2024.08.09

栄養ドリンクでよく聞く「タウリン」の効果って何? 健康寿命に好影響と近年注目 医師が解説

「その成分、本当に効果ある?」――最近よく聞く、話題の美容・健康成分は本当に効果があるのかを医師が解説します。今回は、栄養ドリンクなどで誰もが目にしたことがあると思われる「タウリン」について。滋養強壮や筋肉疲労の回復などが有名ですが、そのほかにも血圧や肝機能の調整や免疫の維持など、いまだに新た

がん患者に腸内細菌移植 免疫治療への効果検証
2024.08.09

がん患者に腸内細菌移植 免疫治療への効果検証

 国立がん研究センターと順天堂大などは8日、食道がんと胃がんの患者を対象に健康な人の便に含まれる腸内細菌叢(腸内フローラ)を移植する臨床研究を開始したと発表した。こうした移植は国内では潰瘍性大腸炎で一部実施されているが、がんでは初めて。安全性や併用するがん免疫治療薬の効果が高まるかどうかを確認

映画『スター・ウォーズ』出演俳優、バセドウ病の診断を受けたことを公表
2024.08.07

映画『スター・ウォーズ』出演俳優、バセドウ病の診断を受けたことを公表

映画『スター・ウォーズ』シリーズで知られるデイジー・リドリー。昨年バセドウ病だと診断されたことを雑誌『ウイメンズ・ヘルス』のインタビューの中で公表した。昨年、体の火照りや疲れを感じたというデイジー。主治医の診察を受けたところ内分泌専門医に診てもらうよう勧められた。ちょうどスリラー

尿路上皮がん治療最前線…全生存期間がグッと延びている
2024.08.07

尿路上皮がん治療最前線…全生存期間がグッと延びている

 尿路上皮がんは、かつて「残された難治性がんのひとつ」と言われるほど、予後が悪いがんだった。しかしこの数年、治療成績が大きく変わった。「虎の門病院」臨床腫瘍科部長の三浦裕司医師に聞いた。  ◇  ◇  ◇ 手術や放射線といった局所治療でがんの除去が困難な場合、治療の

トマトは皮と種を取り除くと栄養価9割減! トマトの栄養を守る切り方は
2024.08.06

トマトは皮と種を取り除くと栄養価9割減! トマトの栄養を守る切り方は

最新調理科学×栄養学でわかった、学校では教えてくれない野菜の食べ方のコツをご紹介!東京慈恵会医科大学附属病院の栄養部が監修した45万部突破のベストセラー『その調理、9割の栄養捨ててます! 調理科学×栄養がとれる食べ方のコツ』が、最新の栄養学に基づきさらに進化しました。

こんな食生活は要注意! 免疫アップのためにやめたほうがいい習慣とは?
2024.08.06

こんな食生活は要注意! 免疫アップのためにやめたほうがいい習慣とは?

室内外の寒暖差が激しく、睡眠も不足して自律神経が乱れがちな夏は、実は1年で最も免疫力が低下しやすい季節。秋に向けて体調をくずさないために、今からできる対策を!今回は、免疫アップのためにやめたほうがいいこと、腸活編!「いくら腸活にいいといわれる食品でも、毎日それだけを食べ続けるのは

【闘病】夏バテと思っていた症状が「全身性エリテマトーデス」だったとは…
2024.08.05

【闘病】夏バテと思っていた症状が「全身性エリテマトーデス」だったとは…

育児の真っ只中に病気が発覚したら、多くの人が「もしもの時、子どもはどうしよう……」と不安になるのではないでしょうか。闘病者のカヨコさん(仮名)は、お子さんが幼稚園児のときに、SLE(全身性エリテマトーデス)と診断されました。SLEは、免疫機能が自身の身体に向けて攻撃してしまう「自

高齢マウスの「筋力が大復活」…!? 老化を食い止める「画期的なクスリ」東大の研究者が見つけた、その「驚くべき実力」
2024.08.04

高齢マウスの「筋力が大復活」…!? 老化を食い止める「画期的なクスリ」東大の研究者が見つけた、その「驚くべき実力」

「これまで、老化という現象は『誰にも抗えない自然の摂理』であると思われてきましたが、じつはそうではないと分かりつつあります。たとえば、ハダカデバネズミやカメは肉体がほとんど老化の兆候を示しません。すべての生物が同じように老いるわけではないのですから、人間の老化も制御できるかもしれ

5万人に1人の免疫不全、新生児検査で判明 男児は移植手術受け退院
2024.08.03

5万人に1人の免疫不全、新生児検査で判明 男児は移植手術受け退院

 新生児検査で5万人に1人ともいわれる免疫不全症が判明し、広島大学病院(広島市南区)で治療を受けた1歳10カ月の男児が3日、無事退院する。2年前に始まった「拡大新生児スクリーニング検査(NBS)」で早期発見され、治療につながった広島県内初のケースという。 男児は、2022年9月生

固形がん初の改変細胞治療 滑膜肉腫対象、米で承認
2024.08.03

固形がん初の改変細胞治療 滑膜肉腫対象、米で承認

 【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は2日、希少がんの滑膜肉腫に対する英アダプティミューン・セラピューティクスの治療用免疫細胞「テセルラ」を承認したと発表した。免疫細胞の一種、T細胞を遺伝子改変してがん細胞への攻撃力を高め、体内に戻す。既存製品は血液がんが対象で、それ以外の臓器にできる