# 主義・思想
ロシアによる選挙介入を懸念 米国務長官、モルドバ訪問し支援を表明
ブリンケン米国務長官が29日、旧ソ連構成国の東欧モルドバを訪れ、ロシアを念頭にした偽情報対策などに1億3500万ドル(約210億円)の支援を打ち出した。ウクライナ侵攻を続けるロシアは近隣諸国への揺さぶりも強めており、米欧はモルドバでのロシアの影響力拡大を警戒している。 「モルド
米国のテック界隈で増殖する「出生主義者」たち 彼らはなぜ「より多くの子供を持つこと」を推すのか?
より多くの子供を持つことの重要性を主張する「出生主義者」が、米国の特にテクノロジー界で増殖している。イーロン・マスクやサム・アルトマンなどの著名人も、この思想を支持していることで知られている。彼らはマスクの「出生率の低下は地球温暖化よりも文明にとって大きな脅威である」との警告に賛
中国国防省、軍事演習「目標達成」 挑発なら強力な対抗措置
Laurie Chen Ben Blanchard[北京/台北 30日 ロイター] - 中国国防省の報道官は30日、先週2日間にわたって台湾周辺で実施した軍事演習について「期待された目標」を達成したが、挑発行為があればさらなる行動の用意があると表明した。 <
「私は神の使い」と主張、総選挙で3選狙うインドのモディ首相
(CNN) 一斉の開票を6月4日に控えるインド総選挙の選挙戦でインドのモディ首相は30日までに、「私は神に選ばれし者」との考えを新たに示し、有権者に与党「インド人民党」への支持を訴えた。地元テレビ局「NDTV」との会見で述べた。「神は目的達成のために私を送られた」とし、「この目的
「ロシア帝国主義」が防衛上の脅威、NATO会議控えチェコ外相
Jan Lopatka Jason Hovet[プラハ 29日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)に加盟するチェコのリパフスキー外相は29日、NATOは「ロシア帝国主義」を封じ込めるというシグナルを送る必要があり、あらゆるウクライナ支援措置はその一助になるとの認
頼総統、米上院訪問団と連携確認 「権威主義の拡大に直面」
【台北時事】台湾の頼清徳総統は29日、米上院のタミー・ダックワース議員(民主党)ら超党派訪問団と総統府で会談した。 総統府によると、頼氏は会談で「台米のさらなる緊密な交流と協力を通して地域の発展に一層貢献したい」と表明。双方は民主主義の価値観を共有し連携していくことを確認した。
ジョージア議会「スパイ法案」を大統領拒否を覆し可決 近く成立へ 市民の抗議デモで「さらなる混乱も」
ロシアの隣国ジョージアの議会が、外国から資金提供を受ける団体を規制するいわゆる「スパイ法案」を大統領の拒否を覆して再可決しました。 法律は近く成立する見通しです。法案は、外国から20%以上の資金拠出を受けた団体を「外国の代理人」とみなすもので、報道の抑圧や反体制派の弾圧につなが
反ユダヤと無縁だったイギリスに広がる反ユダヤが危険な理由
ロンドンで最近、警察官がある男性に対して、彼が「見るからに」ユダヤ人で、「敵意を招く」可能性があるから親パレスチナデモを迂回して行くように、と注意する映像が公開され物議を醸した。法を守っている市民が首都を自由に歩くこともできないのかと世間は憤慨したが、警察官の忠告は男性の安全を考えてのことだ、
田村共産委員長「蓮舫氏を全力応援」
共産党の田村智子委員長は29日の記者会見で、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への立候補を表明した立憲民主党の蓮舫参院議員について「全力で応援する」と強調した。 「都政を変え、国政も大きく転換させる流れを東京から全国に広げたい」と語った。 共産は蓮舫氏
小沢一郎氏「やらせの茶番劇」かつて側近だった話題の女性政治家めぐる動きを切り捨てる
立憲民主党の小沢一郎衆院議員は29日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、東京の62市区町村のうち52自治体の首長が、小池百合子都知事に都知事選3選出馬を要請したことについて「やらせの茶番劇」と切り捨てた。 出馬要請の文書に名を連ねたのは東京の20市、19特別区、13町村の計52
[寄稿]LINEヤフー問題、彼はどの国の大統領なのか
最近、LINEヤフー問題が国民的な関心事として浮上したため、おりしも開催された5月26日の韓日首脳会談に韓国国民の関心が集まった。この席で尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領はまず、LINEヤフー問題が両国間での不必要な懸案にならないよう管理すべきであり、日本の総務省の行政指導がネイバーの保有株の
ジョージア、「反スパイ法」成立へ 議会が大統領の拒否権却下 欧米と関係悪化確実
欧州連合(EU)加盟を目指す南カフカス地方の旧ソ連構成国、ジョージア(グルジア)の議会は28日、スパイ活動の抑止を名目とした「外国の影響の透明性に関する法案」に対してズラビシビリ大統領が発動した拒否権を却下することを賛成多数で議決した。タス通信が伝えた。国民の大規模な抗議デモを引き起こし、EU
【現地突撃ルポ】有権者10億人が熱狂する世界最大級「インド総選挙」が面白い!
「政」を"まつりごと"と読むように、かつて祭事と政治は一体のものだった。しかし、現代においてもお祭り騒ぎのような政治が行なわれている国がある。現在、総選挙真っ最中のインドである。規模も熱量も気温も「今世界で一番熱い選挙」を、現地在住のライターが突撃取材!? インド政治に詳しい専
ジョージアで「ロシア法」が再可決 欧米、表現の自由に制限と批判
旧ソ連構成国で、欧州連合(EU)の加盟候補国ジョージアの議会は28日、外国から20%以上の資金援助を受ける団体に登録を義務づける法律を可決した。5月半ばの可決後に大統領が拒否権を発動したが、与党が覆した。欧米は法案が「表現の自由」を制限するなどと批判しており、EU加盟交渉が停滞する可能性もあ
【フランス】マクロン氏、ドイツ国賓訪問 欧州議会選に向け両国の結束強調
フランスのマクロン大統領は26日、ドイツへの国賓訪問を開始した。28日まで滞在する予定で、ベルリンのほか、東部ドレスデンと西部ミュンスターを訪れる。フランスの国家元首が国賓待遇でドイツを訪れるのは、2000年のシラク元大統領以来となる。 マクロン氏は26日、ベルリンで開かれたド
【台湾】頼総統、立法院に「正義尊重」呼びかけ
台湾の頼清徳総統は26日、立法院(国会)で審議が続く国会改革法案を巡り、「民主主義の象徴である国会は手続き上の正義を尊重し、かつ民衆の権益を守るべきだ」と述べた。同法案への抗議活動が展開される中、頼氏の発言に注目が集まっている。 頼氏は「台湾の民主主義は多くの犠牲と貢献の結果」
仏大統領、極右台頭に警告 独で演説「欧州に悪い風」
【パリ共同】フランスのマクロン大統領は27日、ドイツ東部ドレスデンで演説し、6月の欧州議会選で極右勢力が台頭する可能性が高まっていることを念頭に「欧州に悪い風が吹いている」と警告、欧州市民に「目を覚ましてください」と訴えた。 フランスでは欧州議会選で、与党連合がマリーヌ・ルペン
トランプ氏側「再選なら就任直後に北朝鮮特使…金正恩委員長と会談」(2)
--「米国中心主義(America First)」という言葉に対する拒否感がある。「翻訳からくる違和感を理解する。ただ、要約するなら利己的な米国式接近法を意味する。これは韓国が外交政策を展開する時にする方式と全く同じだ。米国の外交は米国でなく政策エリートと国連が望む順序に基づいて
極右台頭で警鐘 欧州に「悪い風」 マクロン仏大統領
【パリ時事】フランスのマクロン大統領は27日、欧州で「悪い風が吹いている。目覚めよう」と述べ、強権主義的な極右勢力の台頭により自由や民主主義が脅かされていると警鐘を鳴らした。 訪問先のドイツ東部ドレスデンでの演説で訴えた。 6月上旬に行われる欧州連合(EU)の欧州
国立大を「授業料値上げ」に追い込んだ「真犯人」 大学はただ「ピーピー騒いでいるだけ」なのか
本来であれば格差問題の解決に取り組むべきリベラルが、なぜ「新自由主義」を利するような「脱成長」論の罠にはまるのか。「令和の新教養」シリーズなどを大幅加筆し、2020年代の重要テーマを論じた『新自由主義と脱成長をもうやめる』が、このほど上梓された。同書にゲスト参加している古川雄嗣氏が、「大学改革