# 主義・思想

タリバン「テロ」指定解除を提案 暫定政権承認へ道 ロシア
2024.05.28

タリバン「テロ」指定解除を提案 暫定政権承認へ道 ロシア

 27日のタス通信によると、ロシア外務省などは、アフガニスタンで2021年に実権を掌握したイスラム主義組織タリバンの「テロ組織」指定解除をプーチン大統領に提案した。 アフガン問題担当のカブロフ大統領特使が明らかにした。プーチン氏が最終決定すれば、タリバン暫定政権の承認に道が開ける

台湾の頼総統、防衛強化を表明 米超党派の議員団が支持強調
2024.05.27

台湾の頼総統、防衛強化を表明 米超党派の議員団が支持強調

 【台北、北京共同】台湾の頼清徳総統は27日、マコール米下院外交委員長(共和党)が率いる超党派の議員団と総統府で会談した。頼氏は軍事的威嚇を強める中国を念頭に、防衛力を強化すると表明。米議会の協力を要請した。マコール氏は台湾防衛支援を定めた米国の台湾関係法の重要性を説明し、台湾を支える姿勢を強

中国、G7を保護主義と非難-「過剰生産能力を誇張」と主張
2024.05.27

中国、G7を保護主義と非難-「過剰生産能力を誇張」と主張

(ブルームバーグ): 中国の貿易慣行を主要7カ国(G7)が批判したことを受け、G7が主張する過剰生産能力の脅威は誇張されていると中国政府が反論した。イタリアのストレーザで開かれたG7財務相・中央銀行総裁会議では、世界貿易における中国のやり方に批判が集中。25日発表の共同声明では中

マクロン仏大統領、独国賓訪問 欧州議会選で「民主主義守る」
2024.05.27

マクロン仏大統領、独国賓訪問 欧州議会選で「民主主義守る」

【AFP=時事】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は26日、ドイツへの3日間の国賓訪問を開始し、6月の欧州議会選でナショナリズムから民主主義を守ろうと訴えた。 ドイツへの仏大統領の国賓訪問は約四半世紀ぶり。欧州連合(EU)の2大国間関係の歴史

リバタリアン党、独自の大統領候補を指名 トランプ氏の要求を拒否
2024.05.27

リバタリアン党、独自の大統領候補を指名 トランプ氏の要求を拒否

 米国の保守系小政党「リバタリアン党」は26日、党の活動家であるチェース・オリバー氏(38)を11月の大統領選に向けた党候補に指名した。同党は党大会に、共和党のドナルド・トランプ前大統領(77)と、無所属で立候補を表明しているロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)を招いていた。両氏は演説でリバ

19世紀のホワイトハウスで繰り返された交霊会、リンカーンも出席、その悲しい理由
2024.05.27

19世紀のホワイトハウスで繰り返された交霊会、リンカーンも出席、その悲しい理由

 米国大統領の公邸であるホワイトハウスには、様々な著名人が招待される。政治家、作家、音楽家、科学者だけでなく、時には霊媒師が招かれたこともあった。 目に見えない霊の存在を信じるのは、一般市民だけではない。一国の大統領の家族も、愛する者を失った悲しみを癒すために霊媒師に頼り、死者の

韓国バラエティ番組で人気だった中国インフルエンサー「韓国人の先祖は中国人」…嫌韓妄言
2024.05.27

韓国バラエティ番組で人気だった中国インフルエンサー「韓国人の先祖は中国人」…嫌韓妄言

韓国のバラエティトーク番組『非首脳会談』で一時人気を博した中国人の張玉安が韓国に対する嫌悪を助長するいわゆる「嫌韓」発言をして物議を醸している。現在、中国でティックトック(TikTok)などソーシャルメディアのインフルエンサーとして活動中の張玉安は24日、ユーチューブ(YouTu

超党派の米議員団、台湾を訪問 中国の軍事演習受け
2024.05.27

超党派の米議員団、台湾を訪問 中国の軍事演習受け

(CNN) マコール米下院外交委員長をはじめとする6人の超党派の議員団が26日、台湾に到着した。台湾ではこの数日前に中国政府から「危険な分離主義者」として非難されている頼清徳(ライチントー)氏が総統に就任。中国の大規模な軍事演習の引き金になった。中国共産党は、台湾を自国の領土の一

「パパ、どうしてiPhoneを買うお金がないの?」 道端で10代の娘に土下座して謝る父親の動画が中国ネットで話題に
2024.05.27

「パパ、どうしてiPhoneを買うお金がないの?」 道端で10代の娘に土下座して謝る父親の動画が中国ネットで話題に

 「よその家の親は子どもにiPhone(アイフォーン)を買ってあげられるのに、どうしてうちはお金がないの?」 中国・山西省太原市で今月4日、ある父親がiPhoneを欲しがる10代の娘の願いをかなえられず、土下座して謝る動画がインターネット上に投稿された。22日(現地時間)、香港紙

なぜ中国は反発したか? 台湾「チェーン・パワー」と頼清徳総統の戦略思考
2024.05.27

なぜ中国は反発したか? 台湾「チェーン・パワー」と頼清徳総統の戦略思考

今年1月の台湾・総統選で当選した民主進歩党(民進党)の頼清徳氏は5月20日、台北の総統府で就任式に臨み、宣誓の後、「民主・平和・繁栄の新台湾を築く」をテーマに就任演説を行った。世界が注視した全5291字のスピーチで、頼新総統は台湾が直面する課題、および解決策、将来への展望について論じたが、中国

静岡県知事選の投票率は52.47%
2024.05.26

静岡県知事選の投票率は52.47%

 静岡県選挙管理委員会によると、26日投開票の県知事選の投票率は52.47%で、前回2021年の投票率52.93%を0.46ポイント下回った。

トランプ氏に異例のやじの嵐 リバタリアン党大会演説 米大統領選
2024.05.26

トランプ氏に異例のやじの嵐 リバタリアン党大会演説 米大統領選

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領が25日、ワシントンで開かれた小政党「リバタリアン党」の大会で演説した。 11月の大統領選でバイデン大統領との接戦が見込まれる中、「小さな政府」を志向する同党支持層の獲得を目指し「共に戦おう」「リバタリアン党員を入閣させる」と訴えたが、会場は

「東京が嫌で離れた」フランス暮らしのひろゆき、山暮らしの東出が語る地方移住のリアル
2024.05.26

「東京が嫌で離れた」フランス暮らしのひろゆき、山暮らしの東出が語る地方移住のリアル

昨年放送のABEMAの番組『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』を通じて、名コンビとなったひろゆき氏と東出昌大氏が現在放送中の『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』にて2度目の旅に出る。『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』では、ひろゆき氏と東出昌大氏を日本の裏側・南米に置き去りに。移動

伝説のバンド「Thee Michelle Gun Elephant」に東大生だった私が思い知らされた「生きる価値」 肩書を取られたら何も残らないちっぽけさを痛感
2024.05.26

伝説のバンド「Thee Michelle Gun Elephant」に東大生だった私が思い知らされた「生きる価値」 肩書を取られたら何も残らないちっぽけさを痛感

財政社会学者の井手英策さんは、ラ・サール高校→東京大学→東大大学院→慶應義塾大学教授と、絵に描いたようなエリート街道を進んできました。が、その歩みは決して順風満帆だったわけではありません。貧しい母子家庭に生まれ、母と叔母に育てられた井手さん。勉強机は母が経営するスナックのカウンタ

職権関連法改正巡り多くの抗議者  頼総統「国会は重視すべき」/台湾
2024.05.25

職権関連法改正巡り多くの抗議者 頼総統「国会は重視すべき」/台湾

(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は25日、フェイスブックを更新し、国会職権関連法改正案の審議を巡って24日に台北市の立法院(国会)周辺に多くの抗議者が詰めかけたことについて「国会はこれらの声を重視し、迅速に正常な運営を取り戻すべきだ」と語った。立法院院会(国会本会議)では

抗議集会に10万人超 野党提出の法案巡り 台湾
2024.05.25

抗議集会に10万人超 野党提出の法案巡り 台湾

 【台北時事】台湾の立法院(国会)で多数を占める野党が立法院改革関連法案の強行採決を図っていることを巡り、立法院周辺で24日、大規模な抗議集会が開かれた。 主催団体によると市民10万人超が参加。「議論なくして民主主義なし」などと訴えた。 頼清徳総統は25日、自身のフ

【社説】政治家への暴力 民主主義への挑戦許すな
2024.05.25

【社説】政治家への暴力 民主主義への挑戦許すな

 政治を変えるために大衆の感情を揺さぶり、扇動するポピュリズムが海外で広がっている。こうした言動に刺激され、自分の意見と異なる人に暴力を加えることは絶対に許されない。 東欧スロバキアのフィツォ首相が銃撃された。一命は取り留めたが、一時は極めて深刻な状況だった。 市民

中国の軍事演習、直ちに中止を 「横暴な行動、正当性ない」 駐日台湾代表
2024.05.24

中国の軍事演習、直ちに中止を 「横暴な行動、正当性ない」 駐日台湾代表

 台湾の在日大使館に当たる台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表は24日、都内での記者会見で、中国軍が台湾周辺で大規模軍事演習を実施したことを「横暴な行動で正当性がない」と非難し、直ちに中止するよう要求した。  謝氏は、中台関係は日本全体に影響が及ぶ問題だと述べ、台湾が

「台湾倒れたら民主主義の敗北」 台湾駐日代表が会見、国際社会協力訴え
2024.05.24

「台湾倒れたら民主主義の敗北」 台湾駐日代表が会見、国際社会協力訴え

 中国軍が23日から台湾の周辺で軍事演習を始めたことをめぐり、台湾の在日大使館に相当する台北駐日経済文化代表処の謝長廷(シエチャンティン)代表は24日、東京都内で記者会見を開き、演習実施について「横暴な行動にはまったく正当性がない」と強く非難した。 謝氏は、演習は「台湾海峡の緊張

インパール作戦から80年の価値観外交 植民地支配されたインド人は英国人が嫌いなのか 世界行動学
2024.05.24

インパール作戦から80年の価値観外交 植民地支配されたインド人は英国人が嫌いなのか 世界行動学

価値観外交という言葉が言われて久しい。日本は自由と民主主義の理念を共有する陣営の側にあり、全体主義の中国やロシアの価値観とは相いれない。一方で、どちらの陣営ともある程度の距離を置く国もある。その代表格が南アジアのインドだ。自他ともに「民主主義国家」をうたうが、ロシアのウクライナ侵