# バリュー・イノベーション

「ジャポニカ学習帳」のショウワノートと提携、廃業寸前の印刷所が生んだ奇跡の「おじいちゃんのノート」
2024.07.18

「ジャポニカ学習帳」のショウワノートと提携、廃業寸前の印刷所が生んだ奇跡の「おじいちゃんのノート」

 モノづくりビジネスにおいて、世界的に主流になりつつある「オープンイノベーション」。ところが日本企業では依然、全てを自社で行う「自前主義」から脱却できずに商機を逃すケースが多く見られる。本連載では『学びあうオープンイノベーション 新しいビジネスを導く「テクノロジー・コラボ術」』(古庄宏臣・川崎

電気自動車の需要停滞でも…突破精神で韓国商社マンが再び駆け回る(2)
2024.07.18

電気自動車の需要停滞でも…突破精神で韓国商社マンが再び駆け回る(2)

SKネットワークスは昨年、電気自動車充電事業を買収しSKエレクリンク(旧エスエスチャージャー)を運営中だ。ただ先月レンタカー事業を売却し、自動車管理事業部門であるスピードメイト事業部と貿易を担当するトレーディング事業部をそれぞれ9月と12月に物的分割するなど事業構造を変えている。SKネットワー

NTT Comとトランスコスモス、AI活用時代のDigital BPO領域で戦略的事業提携
2024.07.18

NTT Comとトランスコスモス、AI活用時代のDigital BPO領域で戦略的事業提携

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)とトランスコスモス株式会社は17日、AI活用時代のDigital BPOソリューション領域において戦略的事業提携を締結したと発表した。同日には、両社が事業提携を行う狙いや具体的な取り組み内容について説明会が行われた。 今

「経営ダッシュボード」の一般社員開示でNECは何を目指しているのか
2024.07.18

「経営ダッシュボード」の一般社員開示でNECは何を目指しているのか

 企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の一環として、経営情報を画面上で一覧できるようにした「経営ダッシュボード」を活用する企業は増えているが、それを経営層だけでなく一般社員まで開示するという取り組みは珍しい。NECが社内DXでそうした取り組みを進めていることを明らかにした。これ

老舗文房具店の銀座伊東屋「15万点もあった店頭在庫をほぼ3分の1に減らした」ことで何が起きたのか
2024.07.18

老舗文房具店の銀座伊東屋「15万点もあった店頭在庫をほぼ3分の1に減らした」ことで何が起きたのか

企業を取り巻く環境が激変する中、経営の大きなよりどころとなるのが、その企業の個性や独自性といった、いわゆる「らしさ」です。ただ、その企業の「らしさ」は感覚的に養われていることが多く、社員でも言葉にして説明するのが難しいことも。いったい「らしさ」とは何なのか、にブランドビジネスに精

企業「こんな社会課題に興味があります。お金は用意しました。自治体の皆さん、詳しいことを教えてください」…広がり見せる「逆プロポ」 企業側のメリットは?
2024.07.18

企業「こんな社会課題に興味があります。お金は用意しました。自治体の皆さん、詳しいことを教えてください」…広がり見せる「逆プロポ」 企業側のメリットは?

 「どんどん社会課題を民間が解決していく時代になっていく。100年、150年単位のチェンジに取り組んでいる」 そう話すのはスタートアップ企業 ソーシャル・エックスの伊藤大貴代表だ。 もう一人の共同代表である伊佐治幸泰代表と官民連携の新たな形「逆プロポ」に取り組んでい

ふるさと納税3300万円でトレーラーハウス 京都府福知山市の返礼品750種
2024.07.18

ふるさと納税3300万円でトレーラーハウス 京都府福知山市の返礼品750種

 京都府福知山市の「ふるさと納税」の返礼品に、トレーラーハウスが加わった。南岡町の立石設計(立石一之社長)が昨年に立ち上げた専門店「トレーラーハウスカンパニー」の商品を採用。市内過去最高額を大きく更新。ロフト付きの住居用レギュラーサイズを寄付額3300万円、店舗・事務所用ハーフサイズを2650

ANA Digital Gateが生体認証活用のプラットフォーム会員サービス「スマイディ」を開始
2024.07.18

ANA Digital Gateが生体認証活用のプラットフォーム会員サービス「スマイディ」を開始

全日空(ANA)系商社の全日空商事と、決済情報処理サービス事業のDGフィナンシャルテクノロジーが出資してフィンテック(金融技術)・マーケティングビジネスのインフラサービスを手掛けるANA Digital Gateは、生体認証技術を活用したプラットフォーム会員サービス「スマイディ」を9月1日に始

スズキ、軽乗用車アルトの「100キロ減」に挑戦
2024.07.17

スズキ、軽乗用車アルトの「100キロ減」に挑戦

 スズキ <7269> は17日、自動車の脱炭素化に向け、安全で軽量な車体の開発を追求していくことを柱とした今後10年間の技術戦略を発表した。軽乗用車「アルト」では現行最軽量モデルの680キロから、さらに100キロの「減量」に挑戦。環境規制の強化が見込まれる2030年代初頭の商用化を目指し開発

日揮、神戸に研究拠点新設
2024.07.17

日揮、神戸に研究拠点新設

 日揮ホールディングス(HD) <1963> は17日、バッカス・バイオイノベーション、神戸市と共同記者会見し、同市にバイオものづくりの研究拠点を新設すると発表した。バッカス社は神戸大発のスタートアップ(新興企業)で、遺伝子技術を使った微生物改良の研究をしている。 

「破天荒解」な思考で常識を超える!ロボット×AIで1000万円を獲得した驚異の仕事術
2024.07.17

「破天荒解」な思考で常識を超える!ロボット×AIで1000万円を獲得した驚異の仕事術

「破天荒解(はてんこうかい)」(=今まで誰もできなかったことを成し遂げること、常識では考えられないやり方をすること。)7月、京都で開催された国内最大級のスタートアップイベント「IVS」。著名な経営者や投資家、政治家、研究者など1万2000人が参加する中、ひときわ注目を集めた人がい

大阪万博、Society 5.0目指す「未来の都市」概要発表
2024.07.17

大阪万博、Society 5.0目指す「未来の都市」概要発表

2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博『未来の都市』」におけるパビリオンの展示内容として、博覧会協会が主体として実施する「共通展示」について発表した。「未来の都市」は、博覧会協会と12者の企業・

電子部品で広がる「コト売り」 サブスク型を新たな柱に 各社新事業に挑む
2024.07.17

電子部品で広がる「コト売り」 サブスク型を新たな柱に 各社新事業に挑む

 サブスクリプション(定額課金)型ビジネスに乗り出す電子部品メーカーが増えている。サブスク型は、通常の部品売り切り型とは異なり、事業が軌道に乗れば毎月安定した売り上げが得られるのがメリット。センサーや通信といった技術の組み合わせに加え、スタートアップとのコラボで事業を立ち上げる動きも目立ち始め

あの映画のような大粒の雨体感できる…イワセが開発、「ショーシャンクシャワーヘッド」の仕組み
2024.07.17

あの映画のような大粒の雨体感できる…イワセが開発、「ショーシャンクシャワーヘッド」の仕組み

イワセ(新潟県燕市、瀬戸光一社長)は、シャワーヘッド「ショーシャンクシャワーヘッド」を開発した。ステンレス丸棒を削り出したシンプルな形状で、内部部品が水流で高速回転して大粒の水が出る。展示会に出展したところ「どうやって作ったのかと興味を示す来場者が多くいた」(瀬戸社長)。技術力のアピールにも一

《ブラジル》複合現実メガネを手術で初使用=肺腫瘍摘出手術で画期的役割
2024.07.17

《ブラジル》複合現実メガネを手術で初使用=肺腫瘍摘出手術で画期的役割

 ブラジルの病院で初めて導入された複合現実メガネ(óculos de realidade mista)は、肺腫瘍の摘出手術において画期的な役割を果たしている。この技術は、医師が手術中に患者のデータを3次元で視覚化し、人体へのダメージを最小限に抑え、手術時間を短縮することが可能となった。手術中に

キヤノンITSがDXに関する調査レポートを公開、DXはデジタル化からビジネスイノベーションにシフト
2024.07.17

キヤノンITSがDXに関する調査レポートを公開、DXはデジタル化からビジネスイノベーションにシフト

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は16日、2024年5月に行った「DX動向に関するアンケート調査」の調査レポートを公開した。 キヤノンITSは、経済産業省による2018年の「DXレポート」発表から5年が経過した区切りとして、これまでの国内企業によるD

VivaTech 2024に見る大企業とスタートアップの距離感
2024.07.17

VivaTech 2024に見る大企業とスタートアップの距離感

世界最大級のオープンイノベーションのイベント、Viva Technology。イベントが始まった2016年の段階では、大企業は主役ではなく、あくまで場をオーガナイズすることに徹し、スタートアップが主役だった。その後、回を重ねるごとに大企業とスタートアップの展示のバランスや関係は変化してきた。2

須藤玲子&齋藤精一、現場を重視する2人の卓越したクリエイターによる「日本のものづくり論」
2024.07.16

須藤玲子&齋藤精一、現場を重視する2人の卓越したクリエイターによる「日本のものづくり論」

グッドデザイン賞の審査委員長、東京クリエイティブサロンの統括クリエイティブディレクター、来年開催される大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター。数々の要職に就くパノラマティクス(旧ライゾマティクス・アーキテクチャー)主宰の齋藤精一氏は、日本のものづくりの現状を、その現場で目の当たりにし

【アーカイブ公開】Consensus 2024 報告会:最先端トレンド、あるいはトレンド「変化」をチェック
2024.07.16

【アーカイブ公開】Consensus 2024 報告会:最先端トレンド、あるいはトレンド「変化」をチェック

Web3・暗号資産の最先端トレンド、あるいはトレンドの「変化」をいち早く実感できるのが米CoinDeskが開催するカンファレンス「Consensus」だ。テキサス州オースティンで開催された「Consensus 2024」に参加し、現地で行われたオフィシャル/アンオフィシャルな議論

キャディ、既存事業の統合による「製造業AIデータプラットフォーム」構想を表明
2024.07.16

キャディ、既存事業の統合による「製造業AIデータプラットフォーム」構想を表明

 キャディは7月16日、新たな事業構想「製造業AIデータプラッ トフォーム CADDi」を発表した。部品調達の「CADDi Manufacturing」と図面データ活用クラウドの「CADDi Drawer」の2つの既存事業を統合して製造業のデータ活用支援により注力するとし、CADDi Manu