# エネルギー・電力インフラ

市役所のEV急速充電器に「ただ乗り」続出 税金無駄遣い トラブル・苦情相次ぎ撤去へ
2024.08.21

市役所のEV急速充電器に「ただ乗り」続出 税金無駄遣い トラブル・苦情相次ぎ撤去へ

 京都府八幡市役所の駐車場にあり、無料で使えた電気自動車の急速充電器が姿を消す。年間6千回以上利用された「全国有数」のスポットだが、多くは市外のドライバー。毎年100万円以上の電気代は市の負担で、充電待ちの車に来庁者から苦情も寄せられていた。市外在住者が市の税金に「ただ乗り」している格好で、設

「中東」進出の日本企業、443社 イランは26社進出 為替レートと政治・経済情勢に警戒感、情勢緊迫化で注視必要
2024.08.21

「中東」進出の日本企業、443社 イランは26社進出 為替レートと政治・経済情勢に警戒感、情勢緊迫化で注視必要

 パレスチナを除く中東地域13カ国に進出する日本企業は、2024年8月時点で計443社判明した。進出国別にみると、最も多く進出が判明した国は「アラブ首長国連邦(UAE)」で289社に上った。特に構成国の「ドバイ」「アブダビ」両首長国で進出が多く、現地販売拠点のほか、石油・天然ガス資源の開発など

世界の再エネ消費量が過去最高を更新、生産シェア1位は中国で35%
2024.08.21

世界の再エネ消費量が過去最高を更新、生産シェア1位は中国で35%

今年6月、Energy Instituteは2024年版の『世界エネルギー統計レビュー(Statistical Review of World Energy)』を発表した。この統計は、主要なエネルギー源の需給状況を国レベルで包括的に示したものである。本稿では、風力発電と太陽光発電

北海ブレント、68ドルに下落も 中国需要低迷で=ゴールドマン
2024.08.21

北海ブレント、68ドルに下落も 中国需要低迷で=ゴールドマン

[20日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは20日、中国の石油需要が2025年末まで横ばいとなった場合、北海ブレント先物価格は同年終盤までに1バレル=68ドルに下落するとの見通しを示した。20日の取引では北海ブレント先物は0.46ドル(0.6%)下落の1バレル=77

欧州初のギガワット規模のLFP電池工場、ノルウェーに開設
2024.08.21

欧州初のギガワット規模のLFP電池工場、ノルウェーに開設

モロー・バッテリーズ(Morrow Batteries)は8月16日、欧州初のギガワット規模のLFPバッテリー工場をノルウェー・アレンダルに開設した。開所式にはヨーナス=ガール・ストーレ首相が出席し、工場の稼働を祝った。この新工場は年間300万セル、または1GWhのバッテリー容量

〔欧州株式〕軒並み反落=英1.00%安、独0.35%安(20日)
2024.08.21

〔欧州株式〕軒並み反落=英1.00%安、独0.35%安(20日)

 【ロンドン時事】20日の欧州株式市場は軒並み反落した。英FT100種平均株価指数(FTSE100)は前日終値比83.62ポイント(1.00%)安の8273.32で引けた。 ドイツ株式主要40銘柄指数(DAX)は0.35%安、フランスCAC40種指数は0.22%安、ストックス欧州

福島第1原発の燃料デブリ受け入れ先 大洗研究所を報道陣に公開
2024.08.20

福島第1原発の燃料デブリ受け入れ先 大洗研究所を報道陣に公開

 日本原子力研究開発機構は20日、東京電力福島第1原発事故で溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)を受け入れ分析する大洗研究所(茨城県大洗町)を報道陣に公開した。 受け入れるのは高速実験炉「常陽」の隣にある照射燃料集合体試験施設で、数グラムが搬入される。搬入後は、被ばくを防ぐため遠隔操作

パナソニックHD、国内向けEV電池拠点を整備
2024.08.20

パナソニックHD、国内向けEV電池拠点を整備

 パナソニックホールディングス(HD) <6752> が、国内向け電気自動車(EV)用電池の生産拠点整備を検討していることが20日、分かった。同社はEV用電池に関し、SUBARU(スバル) <7270> 、マツダ <7261> とそれぞれ提携しており、これに基づいて両社に供給する方向だ。 

JX金属、タツタ電線を子会社に
2024.08.20

JX金属、タツタ電線を子会社に

 ENEOSホールディングス(HD) <5020> は20日、完全子会社のJX金属によるタツタ電線 <5809> に対するTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。買収総額は約300億円。26日付で87.64%の株式を取得し、子会社化する。 

国内向けEV電池拠点を整備 スバル、マツダに供給 パナソニックHD
2024.08.20

国内向けEV電池拠点を整備 スバル、マツダに供給 パナソニックHD

 パナソニックホールディングス(HD)が、国内向け電気自動車(EV)用電池の生産拠点整備を検討していることが20日、分かった。 同社はEV用電池に関し、SUBARU(スバル)、マツダとそれぞれ提携しており、これに基づいて両社に供給する方向だ。 パナソニックHDは国内

ゲリラ雷雨でなぜ停電する? 雷の電圧は“1億ボルト”…復旧に時間差がある理由
2024.08.20

ゲリラ雷雨でなぜ停電する? 雷の電圧は“1億ボルト”…復旧に時間差がある理由

 19日のゲリラ雷雨では関東の広い範囲で停電が発生し、20日も関東の一部では停電が発生しています。 19日に停電したエリアはピンクで示されているところです。非常に広いエリアで、一時約3万9000軒の停電が発生しました。 そもそも短時間のゲリラ雷雨で、どうしてここまで

日機装が技術研究所に新棟建設 CAEを活用、技術者の交流図る
2024.08.20

日機装が技術研究所に新棟建設 CAEを活用、技術者の交流図る

 日機装は、研究開発拠点の日機装技術研究所(東京都東村山市)内に、新研究棟を建設すると発表した。 新研究棟では、トライ&エラーを繰り返していた従来の実験プロセスを、コンピューター上でのシミュレーションに置き換える技術「CAE」を活用する。水素やアンモニアなどの次世代エネルギーに対

「世界でも例なく難しい」初デブリ採取 福島第1廃炉推進カンパニーの小野明代表に聞く
2024.08.20

「世界でも例なく難しい」初デブリ採取 福島第1廃炉推進カンパニーの小野明代表に聞く

東京電力福島第1原発で事故後初の溶融燃料(デブリ)の取り出しが始まるのを前に、東電福島第1廃炉推進カンパニー最高責任者の小野明代表が産経新聞のインタビューに応じた。難航が予想されるデブリの試験採取について「世界でも例がない、難易度の高い作業になる」との見通しを示した。デブリの回収

デブリ分析施設を報道陣に公開 取り出し規模拡大に生かす 日本原子力研究開発機構
2024.08.20

デブリ分析施設を報道陣に公開 取り出し規模拡大に生かす 日本原子力研究開発機構

日本原子力研究開発機構は20日、東京電力福島第1原発2号機から取り出した溶融燃料(デブリ)を分析する研究施設を報道陣に公開した。回収したデブリの性状を分析し、今後の取り出し規模拡大に向けた工法などの検討に役立てる。22日から始まる試験採取では、2週間程度かけて数グラムのデブリを回

福島第一原発の燃料デブリ分析施設(茨城)公開 22日に試験的取り出し着手へ 福島
2024.08.20

福島第一原発の燃料デブリ分析施設(茨城)公開 22日に試験的取り出し着手へ 福島

東京電力福島第一原発で廃炉の最難関とされる燃料デブリの試験的な取り出しが、22日から始まります。それを前に、取り出したデブリを分析する研究施設が公開されました。原発事故で溶け落ちた核燃料=燃料デブリについて、東京電力は22日、2号機で試験的な取り出しに、着手する予定です。取り出さ

ロシア、ウクライナ北部のエネルギー施設攻撃 西部でも大規模火災
2024.08.20

ロシア、ウクライナ北部のエネルギー施設攻撃 西部でも大規模火災

[キーウ 20日 ロイター] - ロシアは20日未明、ウクライナ北部のエネルギー施設をミサイルやドローン(無人機)で攻撃した。西部でも大規模な火災が発生している。地元当局が明らかにした。ウクライナ空軍司令官によると、ウクライナ軍は弾道ミサイル3発のほか、国内9地域の攻撃に

工進、和デザインのポータブル電源 発電機とポタ電セットも開発
2024.08.20

工進、和デザインのポータブル電源 発電機とポタ電セットも開発

工進(KOSHIN)は、普段使いを想定したポータブル電源2モデルを9月2日より発売する。価格はオープンプライス。家電量販店やトレテク! ソフトバンクセレクションなどで販売し、店頭予想価格は容量614Whの「BPS-6L」が59,800円、1,229Whの「BPS-12L」が128,000円。<

中国の7月原油輸入、ロシア産は前年比7.4%減 サウジ産増加
2024.08.20

中国の7月原油輸入、ロシア産は前年比7.4%減 サウジ産増加

Chen Aizhu[シンガポール 20日 ロイター] - 中国税関総署が20日発表した統計によると、7月のロシアからの原油輸入は746万トン(日量176万バレル)と、前年同月比7.4%減少した。国内の燃料需要低迷で原油輸入が全般的に減少した。7月は日量19

核燃料中間貯蔵、9月搬入 むつ市隣接5町村と事業者が協定 青森
2024.08.20

核燃料中間貯蔵、9月搬入 むつ市隣接5町村と事業者が協定 青森

 原発から出た使用済み核燃料を再処理するまでの間、一時的に保管する全国初の中間貯蔵施設(青森県むつ市)を巡り、むつ市の隣接5町村は20日、事業者のリサイクル燃料貯蔵(RFS)との間で操業の前提となる安全協定に調印した。 青森市内で開かれた調印式の終了後、同社の高橋泰成社長は記者会

米石油・ガス業界、昨年のM&A規模57%増=大手会計事務所EY
2024.08.20

米石油・ガス業界、昨年のM&A規模57%増=大手会計事務所EY

Nicole Jao[ニューヨーク 20日 ロイター] - 大手会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(EY)は20日、2023年の米石油・ガス業界におけるディールメーキング規模が前年比57%増加したとする報告書を公表した。エネルギー企業がそれまでの利益で拡大したキャッシュ