# 金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会

「やるしかない。びびったら終わりだ」大牟田の織田照弓、大外刈りで柔道男子個人81キロ級V【全国高校総体】
2024.08.12

「やるしかない。びびったら終わりだ」大牟田の織田照弓、大外刈りで柔道男子個人81キロ級V【全国高校総体】

 ◆全国高校総体 柔道男子個人(12日、大分市・レゾナック武道SC) 勝利の瞬間、大牟田の織田(3年)は握りしめた右の拳を軽く上げるにとどめた。柔道男子81キロ級を制し、優勝旗を手にしても表情は変わらない。「自分の中で喜びの実感はあまり湧かない」と終始落ち着いていた。

6年ぶりに韓国から出場 国内負けなしの大将キム・ミンジュン「いつか五輪で再会できたら」
2024.07.24

6年ぶりに韓国から出場 国内負けなしの大将キム・ミンジュン「いつか五輪で再会できたら」

 ◆金鷲旗高校柔道大会男子決勝(24日、照葉積水ハウスアリーナ) 韓国勢として6年ぶり出場の新鉄原(韓国)は5回戦で東海大相模(神奈川)に敗れたものの、海外チームの中で最後まで闘い抜いた。 同国内では高校生に負けたことがないという大将のキム・ミンジュン(3年)は相手

「15人抜きしたかった」「死ぬ気が頑張った」 2年ぶり2度目V 埼玉栄の喜びの声【柔道金鷲旗男子】
2024.07.24

「15人抜きしたかった」「死ぬ気が頑張った」 2年ぶり2度目V 埼玉栄の喜びの声【柔道金鷲旗男子】

 ◆金鷲旗高校柔道大会男子決勝 埼玉栄○(不戦1人)●国士舘(24日、照葉積水ハウスアリーナ) 先鋒・北村斗麗(3年)「高校3冠が目標なので、絶対に勝ってやろうと思っていた。試合の流れをつくる自分の役割は果たせたと思う」 次鋒・渡辺蒼織(2年)「6回戦から次鋒で出て

男子は埼玉栄が優勝 金鷲旗高校柔道
2024.07.24

男子は埼玉栄が優勝 金鷲旗高校柔道

 柔道の金鷲旗高校大会最終日は24日、福岡・照葉積水ハウスアリーナで行われ、男子決勝で埼玉栄(埼玉)が国士舘(東京)を破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。 3位は修徳(東京)と大牟田(福岡)だった。 

【総評】金鷲旗の醍醐味が感じられた決勝戦 福岡県柔道協会会長 小茂田敦氏
2024.07.23

【総評】金鷲旗の醍醐味が感じられた決勝戦 福岡県柔道協会会長 小茂田敦氏

 ◆金鷲旗高校柔道大会女子決勝 敬愛○(大将同士)●佐賀商(23日、照葉積水ハウスアリーナ) 抜き勝負でしか味わえない金鷲旗の醍醐味(だいごみ)が感じられる決勝だった。勝負は大将同士の闘いに持ち込まれ、緊張感のある攻防を見ることができた。 勝負の決着をつけたのは山口

春の女王・比叡山、前回覇者の佐賀商など優勝候補が順当に4回戦へ 敬愛1年生先鋒「勝つというより5人抜く」
2024.07.22

春の女王・比叡山、前回覇者の佐賀商など優勝候補が順当に4回戦へ 敬愛1年生先鋒「勝つというより5人抜く」

 ◆金鷲旗高校柔道大会女子(22日、照葉積水ハウスアリーナ) 女子のシード8校が順当に4回戦へ進出した。春女王の比叡山とともに、前回優勝の佐賀商と準優勝の敬愛は、3回戦で先鋒がそろって5人抜きし、主力を温存したまま最終日へ。 得意の内股を軸に攻め抜いた佐賀商の法島(

【社説】金鷲旗・玉竜旗 力を出し切り人生の糧に
2024.07.22

【社説】金鷲旗・玉竜旗 力を出し切り人生の糧に

 主役は全ての選手だ。チームメートと共に、己を磨く高校生にエールを送りたい。 抜き勝負の5人制団体戦で伝統の大旗を争う金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会が、福岡市できょう開幕する。 柔道の金鷲旗大会は435チーム、剣道の玉竜旗大会には854チームが挑む。いずれも昨年を上回

柔道金鷲旗女子・大牟田「優勝で恩返しを」九州女王の2年生エースが狙う昨年越え、そして頂点【連載「武道の花」②】
2024.07.18

柔道金鷲旗女子・大牟田「優勝で恩返しを」九州女王の2年生エースが狙う昨年越え、そして頂点【連載「武道の花」②】

 昨夏の金鷲旗女子で過去最高の8強入りを果たした大牟田(福岡)が、2年生エースで大将の髙橋南乃(よしの)を軸に頂上を見据えている。 福岡県の女子は金鷲旗優勝5度の敬愛が圧倒的な強さを誇る。前回大会の準々決勝で大牟田が敗れた相手でもあった。それでも今年6月の九州大会決勝で、大牟田は

柔道金鷲旗男子・福岡大大濠「二枚看板」で半世紀ぶりVへ「チームの力を証明するラストチャンス」【連載「武道の花」①】
2024.07.17

柔道金鷲旗男子・福岡大大濠「二枚看板」で半世紀ぶりVへ「チームの力を証明するラストチャンス」【連載「武道の花」①】

 強力な「二枚看板」を誇る伝統校が実に56年ぶりの金鷲旗奪還に挑む。 今春の全国選手権で、福岡大大濠は優勝候補の東海大相模(神奈川)を3回戦で破るなど躍進。3位に輝いた。1968年以来の栄冠が懸かる金鷲旗。主将で副将の森元壮琉(3年)は「自分が仕留めて勝つ」と闘志を燃やしている。

8年ぶり金鷲旗制覇へ敬愛高に勢い! 女子78キロ級決勝は3年生対決、78キロ超級は山口千弘がV【九州ジュニア体重別柔道】
2024.07.01

8年ぶり金鷲旗制覇へ敬愛高に勢い! 女子78キロ級決勝は3年生対決、78キロ超級は山口千弘がV【九州ジュニア体重別柔道】

 柔道の男子第55回、女子第26回の九州ジュニア体重別選手権大会(西日本新聞社など後援)は30日、福岡市の福岡武道館で行われ、九州各県の予選を勝ち抜いた15~20歳の男女約220人が各7階級で個人トーナメントを戦った。女子は高校生が7階級中6階級を制覇。敬愛高(福岡)の大多和心(3年)が78キ

56年ぶりの金鷲旗制覇へ弾み! 福岡大大濠高の二枚看板、森元壮琉と竹下智哉がV&準V【九州ジュニア体重別柔道】
2024.07.01

56年ぶりの金鷲旗制覇へ弾み! 福岡大大濠高の二枚看板、森元壮琉と竹下智哉がV&準V【九州ジュニア体重別柔道】

 柔道の男子第55回、女子第26回の九州ジュニア体重別選手権大会(西日本新聞社など後援)は30日、福岡市の福岡武道館で行われ、九州各県の予選を勝ち抜いた15~20歳の男女約220人が各7階級で個人トーナメントを戦った。男子100キロ超級では福岡大大濠高の森元壮琉(3年)が延長戦の末に反則勝ちで