# 論文

HPVワクチン副反応の根拠、2論文の科学的欠陥を解説
2024.09.10

HPVワクチン副反応の根拠、2論文の科学的欠陥を解説

近畿大学医学部の城玲央奈助教らは、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの副反応の根拠とされる二つの説の論文の科学的欠陥をイラストで解説した。HPVは子宮頸(けい)がんなどの要因となっているが、HPVワクチン接種を危険とする仮説がある。免疫学の観点から仮説の誤りを指摘した。専門家や医療関係者

生き物や自然へのご関心、研究活動通じて視野広げられ 悠仁さまご成年
2024.09.06

生き物や自然へのご関心、研究活動通じて視野広げられ 悠仁さまご成年

6日に18歳の成年を迎えた秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまは、幼少期から自然や生き物に高い関心を持たれてきた。最近は外部の研究者と共同でトンボについての論文を執筆し、国際会議にも参加するなど、研究を通じて視野を広げられている。■研究者とご交流「サナエトンボですね」。先月

【大学受験2025】英語検定利用、小論文出題の一覧…河合塾
2024.09.03

【大学受験2025】英語検定利用、小論文出題の一覧…河合塾

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2024年8月30日、2025年度(新課程)入試情報に「2025年度英語資格・検定試験利用状況」、小論文・総合問題対策に「2025年度小論文・総合問題の出題概要」を掲載した。国公私立大学の2025年度入試情報を一覧にまとめて紹介している。

ニホンオオカミの謎に迫る中学生研究者・小森日菜子さん
2024.09.03

ニホンオオカミの謎に迫る中学生研究者・小森日菜子さん

林 道子100年以上も前に絶滅したとされるニホンオオカミにどうしてここまで引き付けられるのだろうか。小学校4年の時に、博物館のオープンラボで剥製(はくせい)をひと目見てから、小森日菜子さんの研究人生がスタートした。この5月、国立科学博物館(科博)で開催中だった『大哺

女性の生き方が制限された“明治”という時代に、すべてを諦めなかった小説家を追う一冊『翔ぶ女たち』
2024.08.31

女性の生き方が制限された“明治”という時代に、すべてを諦めなかった小説家を追う一冊『翔ぶ女たち』

 AERAで連載中の「この人のこの本」では、いま読んでおくべき一冊を取り上げ、そこに込めた思いや舞台裏を著者にインタビュー。 家制度が確立し、女性の生き方が制限された明治時代に生まれた小説家・野上弥生子。自身の語学力や教養、主婦としての生きかたを、先駆的な仕事にどう生かしたのか。

【高校受験】東京都立高、2024年度「推薦入試」小論文テーマ一覧を公開
2024.08.30

【高校受験】東京都立高、2024年度「推薦入試」小論文テーマ一覧を公開

 東京都教育委員会は2024年8月26日、2024年度(令和6年度)東京都立高等学校入学者選抜における推薦に基づく選抜で実施した小論文・作文、実技検査、集団討論の「テーマ等一覧」をWebサイトに掲載した。2024年度推薦入試では、日比谷や戸山、新宿などで小論文が出題された。 「テ

<笑うマトリョーシカ>「私は送っていない」 論文を送ったのは誰? 考察続々(ネタバレあり)
2024.08.26

<笑うマトリョーシカ>「私は送っていない」 論文を送ったのは誰? 考察続々(ネタバレあり)

 水川あさみさん主演の連続ドラマ「笑うマトリョーシカ」(TBS系、金曜10時)の第9話が8月23日に放送された。高岡早紀さん演じる、清家(櫻井翔さん)の母・浩子が“論文”について話す場面があり、SNSで話題になった。 ◇以下、ネタバレがあります 道上(水川さん)と再

AI研究者数、日本は何位? 韓国は世界9位 論文数は12位
2024.08.25

AI研究者数、日本は何位? 韓国は世界9位 論文数は12位

 韓国における人工知能(AI)分野の研究者数は世界の主要国に比べて非常に少ないとの調査結果が公表された。 韓国科学技術企画評価院(KISTEP)が公表した「国家戦略技術R&D(研究開発)人材実態調査」によると、昨年末時点で韓国のAI研究者数は約2万1000人、また過去6年間に発表

成田悠輔氏「なぜ人は戦争には無関心なのに有名人の不倫は叩きたくなってしまうのか」論文に意欲
2024.08.20

成田悠輔氏「なぜ人は戦争には無関心なのに有名人の不倫は叩きたくなってしまうのか」論文に意欲

 米イエール大学助教で経済学者の成田悠輔氏が20日までに、X(旧ツイッター)を更新。「書きたい論文」についてつづった。 成田氏は「『なぜ人は戦争や虐殺には無関心なのに有名人の不倫や暴言は叩きたくなってしまうのか』という論文を書きたい」と記した。 この投稿に対し「読み

成田悠輔氏が論文テーマに「戦争と不倫」 有名人の炎上を考察
2024.08.20

成田悠輔氏が論文テーマに「戦争と不倫」 有名人の炎上を考察

 イェール大学アシスタント・プロフェッサーの成田悠輔氏が20日までに「X」(旧ツイッター)を更新。新しい論文のアイデアをつづった。 論文のテーマは「戦争と不倫」といったもので、成田氏は「『なぜ人は戦争や虐殺には無関心なのに有名人の不倫や暴言は叩きたくなってしまうのか』という論文を

【速報】中央公論文芸賞に荻原浩さんの『笑う森』
2024.08.19

【速報】中央公論文芸賞に荻原浩さんの『笑う森』

中央公論新社主催の令和6年(第19回)「中央公論文芸賞」の選考会が8月19日に行われ、浅田次郎、鹿島茂、林真理子、村山由佳の選考委員4氏による審査の結果、荻原浩さんの『笑う森』(新潮社)が受賞作に決定しました。受賞作の選評は、10月15日発売の『婦人公論』11月号に掲載される予定

トップ10%論文、日本は下降線…論文の被引用に「地殻変動」
2024.08.15

トップ10%論文、日本は下降線…論文の被引用に「地殻変動」

文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)の調査で、科学論文の被引用数構造が地球規模で変化していることが明確になった。中国やグローバルサウス(南半球を中心とした新興・途上国)が台頭し、中国とグローバルサウス内での被引用数が伸びている。論文の被引用数は研究への注目度を表し、“質”を測る指

AIが自らブレスト・文献調査・論文執筆・査読まで行なう「AIサイエンティスト」、Sakana AIが発表
2024.08.15

AIが自らブレスト・文献調査・論文執筆・査読まで行なう「AIサイエンティスト」、Sakana AIが発表

 AIスタートアップのSakana AI(株)は8月13日、大規模言語モデル(LLM)を使用して研究開発プロセスそのものを自動化するAIシステム「AIサイエンティスト(The AI Scientist)」を発表した。オックスフォード大学(イギリス)およびブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)

「マスク論争」に終止符? 新たなエビデンスが英国医師会誌で報告される
2024.08.11

「マスク論争」に終止符? 新たなエビデンスが英国医師会誌で報告される

【役に立つオモシロ医学論文】 新型コロナウイルスのパンデミック時において、感染拡大の抑止を目的にマスクの着用が推奨されました。一方、妥当性の高い医療情報として定評のあるコクランレビューに、2023年1月30日付で報告された論文では、感染予防に対するマスクの有効性は示されませんでし

論文数、日本の順位変わらず 24年版の科学技術指標 文科省
2024.08.09

論文数、日本の順位変わらず 24年版の科学技術指標 文科省

 文部科学省科学技術・学術政策研究所は9日、日本や主要国の科学技術活動を分析した報告書「科学技術指標2024」を公表した。 学術論文数(2020~22年の平均)の国・地域別比較で日本は5位。引用される回数が多く、最も注目度の高い「上位1%論文」の数は12位で、過去最低だった昨年と

日本の「注目論文数」は世界13位 続く低迷、中韓との差は拡大
2024.08.09

日本の「注目論文数」は世界13位 続く低迷、中韓との差は拡大

文部科学省の科学技術・学術政策研究所は9日、日本および主要国の研究活動を分析した「科学技術指標2024」を公表した。研究開発費や研究者数は世界3位、総論文数は5位を維持したが、注目度が高い論文の数は昨年と同じく過去最低の13位で、韓国やイランを下回った。同研究所は、2020年から

注目論文数、日本は13位 インド、韓国が順位上げる
2024.08.09

注目論文数、日本は13位 インド、韓国が順位上げる

 文部科学省の科学技術・学術政策研究所は9日、研究内容が注目されて数多く引用される論文数の世界ランキングを発表し、日本は前回と同じ13位だった。1~3位も中国、米国、英国で前回と同じだが、インドが6位から4位、韓国が10位から9位に順位を上げた。 各国の2020~22年の平均論文

注目の科学論文数、日本は過去最低の13位 1位中国、2位米国
2024.08.09

注目の科学論文数、日本は過去最低の13位 1位中国、2位米国

 文部科学省は9日、日本の研究力を示す「科学技術指標2024」を公表した。注目度の高い論文数の国別順位は、過去最低となった昨年と同じ13位だった。博士課程の入学者数が4年ぶりに増加に転じるなど、反転の基調も見られるという。 文科省の科学技術・学術政策研究所の報告によると、科学論文

「米軍政の韓国人職員の半数は日帝の元官吏」
2024.08.09

「米軍政の韓国人職員の半数は日帝の元官吏」

 『日帝の官吏を務めた朝鮮人の解放後の動向』(図書出版ボピョン)。 本書は、韓末から1967年までの韓国官僚の任免と行跡を追跡し、複数の資料集を出版してきた延世大学行政学科のアン・ヨンシク名誉教授(83)が、河南(ハナム)文化院郷土史研究所のユ・ニョングン研究委員と共著し、先日出

二松学舎大、論文盗用を認定の前学長に減給の懲戒処分
2024.08.07

二松学舎大、論文盗用を認定の前学長に減給の懲戒処分

 二松学舎大(東京都千代田区)は7日、論文盗用を認定された前学長の中山政義教授(67)に対し、減給の懲戒処分にしたと発表した。処分は6日付。減給の額や期間は明らかにしていない。 大学側が設置した外部調査委員会が2月に論文1点の盗用を認定し、他の論文や著書についても「存在しない可能