天然記念物コウノトリ 市貝町に飛来 兵庫県と広島県から来たとみられる

AI要約

国の特別天然記念物のコウノトリが2羽、6月から市貝町に飛来しています。

コウノトリは兵庫県と広島県から来たオスで、北に飛来するのは珍しいとされています。

市貝町ではコウノトリを驚かせず、マナーを守って静かに観察するよう呼びかけています。

 国の特別天然記念物のコウノトリが2羽、6月から市貝町に飛来しています。町ではマナーを守って見守ってほしいと呼びかけています。

 6月17日に、市貝町杉山の水田にコウノトリ2羽が飛来しているのが確認されました。7月3日も町の北部で確認することができました。

 市貝町によりますと、コウノトリは足環の識別番号からそれぞれ兵庫県と広島県から来たオスとみられ、コウノトリが渡良瀬遊水地よりも北に飛来するのは珍しいということです。

 現在、巣があるかどうかは確認されていません。

 市貝町は、コウノトリを驚かせないよう150メートル以上離れて静かに観察することや、エサを与えないなどマナーを守って見守ってほしいと呼びかけています。