# 皮膚

手指の関節の赤みから皮膚筋炎と大腸がんが見つかった…自己免疫が原因なら薬で治療できる
2024.08.23

手指の関節の赤みから皮膚筋炎と大腸がんが見つかった…自己免疫が原因なら薬で治療できる

 膠原病といえば、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどが挙げられることが多いが、次いで多いとされるのが「皮膚筋炎」だ。皮膚と筋肉に炎症が起こる自己免疫疾患で、60歳前後の中年に発症しやすい。悪性腫瘍との合併も多く報告され、悪性腫瘍によるデルマドロームとして皮膚症状を引き起こすケースも少なく

首の後ろが硬くなっていたら糖尿病が進行したサイン…水虫から足の切断に至るケースも
2024.08.22

首の後ろが硬くなっていたら糖尿病が進行したサイン…水虫から足の切断に至るケースも

 悪性腫瘍や内分泌障害など、内臓の病気と関連して生じる皮膚症状を「デルマドローム」という。中でも日本人の5人に1人が罹患しているとされる糖尿病は、血糖コントロールが悪く糖尿病が進行すると、さまざまな皮膚トラブルが起こりやすい。東邦大学医療センター佐倉病院皮膚科教授の樋口哲也氏に聞いた。

とびひ、あせも、脂漏性皮膚炎…正しいやり方で早めに対処!薬剤師が教える、夏の皮膚トラブル解消方法
2024.08.21

とびひ、あせも、脂漏性皮膚炎…正しいやり方で早めに対処!薬剤師が教える、夏の皮膚トラブル解消方法

日差しが強く、高温多湿な夏は、皮膚にとっては過酷な環境です。夏の皮膚トラブルの多くは、紫外線や汗、細菌感染などが原因で起こるもの。とびひ、あせも、脂漏性皮膚炎などに加え、アトピー性皮膚炎やニキビの悪化などが挙げられます。皮膚を清潔に保ってトラブルを予防するとともに、トラブルに応じた薬の正しい使

皮膚を見れば病気が分かる…クモの巣のような赤い発疹は肝臓トラブルのサイン
2024.08.21

皮膚を見れば病気が分かる…クモの巣のような赤い発疹は肝臓トラブルのサイン

 内臓の病気が皮膚症状をもたらす状態を、医学的に「デルマドローム」と呼ぶ。「皮膚は内臓の鏡」といわれ、皮膚の状態から全身の病気が診断されるケースも少なくない。臓器の中でも消化器で起こりやすい皮膚症状について、東邦大学医療センター佐倉病院皮膚科教授の樋口哲也氏に聞いた。 重度の肝機

奥菜恵が抱える「難治性の病気」全身に広がる恐怖で頭が真っ白に
2024.08.20

奥菜恵が抱える「難治性の病気」全身に広がる恐怖で頭が真っ白に

「尋常性白斑」は、あまりなじみのない病名かもしれません。今回お話を伺った奥菜恵さんも、最初は「これは何だろう?」と思うだけで、すぐには病気とは気がつかなかったそうです。原因もわからず、誰もが発症する可能性のある白斑。その初期症状や治療、その後の生活や気持ちについて奥菜さんと、皮膚科専門医・指導

「蕁麻疹」は治る病気…良くならない人がチェックすべきこと
2024.08.20

「蕁麻疹」は治る病気…良くならない人がチェックすべきこと

■新薬なら重症例でも8~9割が改善 蕁麻疹は治らない、かゆみを耐えるしかないと思っていないだろうか? しかし、治療を変えれば劇的な変化を得られるかもしれない。 日大板橋病院皮膚科の葉山惟大科長のもとには、「治療を受けても蕁麻疹が良くならない」という患者が遠方からもや

皮膚を見れば病気が分かる…脇の下が黒くザラザラして厚くなっていたら胃がんの可能性
2024.08.20

皮膚を見れば病気が分かる…脇の下が黒くザラザラして厚くなっていたら胃がんの可能性

 汗をかく夏は、あせもやニキビといった肌トラブルに悩まされる人が少なくない。ただ、治療をしても肌の不調が長引くなら、背後に内臓の病気が潜んでいるかもしれないという。東邦大学医療センター佐倉病院皮膚科教授の樋口哲也氏に聞いた。 全身を覆う皮膚は、外部からの紫外線や異物の侵入を防ぐだ

黒い服や車は熱くなる。なら、夏の「日焼け肌」は不利?「何のための日焼けなのか」その謎に迫る〈ゆーまん博士の最新科学CatchUP〉
2024.08.19

黒い服や車は熱くなる。なら、夏の「日焼け肌」は不利?「何のための日焼けなのか」その謎に迫る〈ゆーまん博士の最新科学CatchUP〉

夏の日差しは強烈です。外で遊ぶのが大好きなリカちゃん、最初は日焼けで肌が赤くなりましたが、すぐにひと皮むけて真っ黒になりました。リカちゃんは黒くなった自分の肌が不思議です。皮がむけたら黒くなったのはなぜ? ママは夏用の肌っていうけど、服でも車でも色の黒い方が熱くなるとパパは言う

ニオイが気になる今こそ知りたい「ワキガの科学」。日本の研究チームが原因菌の特定に成功!
2024.08.17

ニオイが気になる今こそ知りたい「ワキガの科学」。日本の研究チームが原因菌の特定に成功!

あれ、俺って今臭い? 汗が増えるこの季節、自分のニオイがどうしても気になる! その中でも特に考えたいのが、脇のニオイ。実は最近、日本人研究者がワキガのメカニズムを解明し、原因菌のみを除去する手法を開発したというのだ。研究チームを直撃した!■ワキガの原因は常在菌だった!

手の平や足の裏に水ぶくれや膿疱が繰り返しできる「掌蹠膿疱症」なりやすい人の特徴は?医師が解説
2024.08.14

手の平や足の裏に水ぶくれや膿疱が繰り返しできる「掌蹠膿疱症」なりやすい人の特徴は?医師が解説

■掌蹠膿疱症とはどのような病気?掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)とは、手の平や足の裏に膿疱が繰り返して慢性的にできる病気のことです。一般的に、膿というものは細菌感染などによって引き起こされますが、掌蹠膿疱症における膿疱は感染によって生じるものではありません。<

「体中まで突き刺すかゆみ」内海和子が幼少期から悩むアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患の苦しみといまの境地「病気と闘うと身が持たない」
2024.08.14

「体中まで突き刺すかゆみ」内海和子が幼少期から悩むアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患の苦しみといまの境地「病気と闘うと身が持たない」

元・おニャン子クラブのメンバーの内海和子さんは幼少期から長年、皮膚疾患を患い苦しんできたそう。それは近年経験したパニック障害よりもつらかったと言います。(全5回中の4回)■パニック障害よりもつらかった皮膚疾患との戦い── 内海さんは皮膚疾患で通院されているとのこと。

ニキビや吹き出物ができやすい人がうっかりやっているNGケア 肌トラブルの予防法を医師が解説
2024.08.12

ニキビや吹き出物ができやすい人がうっかりやっているNGケア 肌トラブルの予防法を医師が解説

 暑さで肌の表面に出る脂や汗が気になる季節。きれいさっぱり洗い流したくなりますが、やりすぎると肌トラブルの原因になります。ニキビや吹き出物を予防するには、どんなことをすれば良いでしょうか。健康的な肌を保つためにやってはいけないことなどについて、医療法人社団日進会にっしん皮フ科・形成外科の平岩亮

強くない日差しなのに肌にブツブツが…その症状は“日光アレルギー”かも?日焼けとの違いを医師に聞いた
2024.08.12

強くない日差しなのに肌にブツブツが…その症状は“日光アレルギー”かも?日焼けとの違いを医師に聞いた

夏の強い日差しを浴びてしまい、日焼けした肌がヒリヒリと痛む…。そんな経験は誰しもあるだろうが、そこまで強くない日光を浴びた後「肌がかゆくなった」「じんましんのようなブツブツが出た」ということはないだろうか。そんな肌トラブルを見て「うっかり日焼けしすぎた?」と思ったことのある人は、

年齢を重ねて気になる…「シミ取り」を受けるなら知っておきたい治療法の選び方
2024.08.10

年齢を重ねて気になる…「シミ取り」を受けるなら知っておきたい治療法の選び方

 年齢を重ねるにつれ気になるのが顔の「シミ」だ。肝斑や老人性色素斑など、シミの種類はさまざまだが、治療法はどう選べばいいのか? 「やさしい美容皮膚科・皮膚科秋葉原院」院長の宇井千穂氏に聞いた。  ◇  ◇  ◇「中高年女性に多い肌の悩みのひとつが、シミです。ただ、シ

ニキビと吹き出物の違いは何? できてしまう原因で勘違いしがちなことを医師が解説
2024.08.08

ニキビと吹き出物の違いは何? できてしまう原因で勘違いしがちなことを医師が解説

 ニキビと聞くと、10代の若い世代特有の悩みのようなイメージがありますが、30代や40代でもニキビと言って良いのでしょうか。それとも吹き出物と言うのが正解? 知っているようで知らないニキビと吹き出物の違い、できやすい人の傾向について、医療法人社団日進会にっしん皮フ科・形成外科の平岩亮一院長に伺

猛暑対策のキーワード「深部体温」って知ってる?最新科学で、災害級の暑さを乗り越える!
2024.08.07

猛暑対策のキーワード「深部体温」って知ってる?最新科学で、災害級の暑さを乗り越える!

もはや「災害級」ともいえるような暑さに毎年のようにさらされている日本列島。有効な猛暑対策とは、いったいどんなものなのでしょうか?7月に発売したばかりの新刊『猛暑対策BOOK』(著/藤井直人・小学館刊)より、厳しい猛暑の時代を乗り切るために知っておきたい科学的知識を全3回でご紹介す

韓国の皮膚がん患者、20年間で約7倍…紫外線カットは必須に
2024.08.07

韓国の皮膚がん患者、20年間で約7倍…紫外線カットは必須に

【08月07日 KOREA WAVE】ソウルにある「江東慶煕大学病院」のクォン・スンヒョ教授の研究チームは、韓国内の皮膚がん患者がこの20年間で約7倍増加したと発表した。チームが韓国中央がん登録本部の資料を分析した結果によると、国内の皮膚がん患者は1999年の1255人から201

真夏は「遊具」でやけどにご用心!  滑り台は70℃超え、「砂場」や「ベンチ」で低温やけども
2024.08.05

真夏は「遊具」でやけどにご用心! 滑り台は70℃超え、「砂場」や「ベンチ」で低温やけども

 観測史上、最も暑い年になる可能性があるといわれる2024年の夏。外出時に注意すべきは、熱中症だけではない。炎天下、高温になった公園内の遊具で子どもがやけどをする恐れがあるのだ。*    *  *■自動車のワイパーで「やけど」 厳しい暑さが続いていたあ

“カビ”による皮膚疾患が増加中…あせもやニキビと間違えやすい背中や胸の赤い発疹「マラセチア毛包炎」を医師が解説
2024.08.04

“カビ”による皮膚疾患が増加中…あせもやニキビと間違えやすい背中や胸の赤い発疹「マラセチア毛包炎」を医師が解説

30度を超える暑さと湿気の日々が続く中、カビによって皮膚が炎症を起こす「マラセチア毛包炎」の患者が相次いでいるという。東京八丁堀皮膚科・形成外科の平山真奈院長に、原因や症状、さらに予防法を聞いた。ーー夏にかけて増える肌トラブルは?暑くなると汗をかきやすくなるので、あ

【毛穴ケア】毛穴に効く美容医療は? エステの毛穴吸引ケアって肌によくない?
2024.07.29

【毛穴ケア】毛穴に効く美容医療は? エステの毛穴吸引ケアって肌によくない?

毛穴悩みを解決するために頼りになるのが美容医療。施術のトレンドが目まぐるしく変わるからこそ、真実を知りたい!皮膚科医・内科医友利 新先生医師として臨床に立ちつつ、メディアやSNSでは美容と皮膚の正しい情報を発信。ご自身も若い頃から毛穴に悩んでいた。