# 性感染症

人口100万人あたりの「梅毒」件数…目立つ岡山、福岡、宮崎、熊本
13時間前

人口100万人あたりの「梅毒」件数…目立つ岡山、福岡、宮崎、熊本

 国立感染症研究所は10日、感染症発生動向調査(IDWR)速報データ第35週(8月27日~9月1日)を発表した。 梅毒の新規感染報告件数は新たに228件が報告され、今年の累計数は9513件となった。前年同期が1万110件だったことから、597件減少したことになる。 

放置していると危険!?「デリケートゾーン」の痒みの理由を海外専門家が解説【ホルモンや更年期も関係しているかも…】
15時間前

放置していると危険!?「デリケートゾーン」の痒みの理由を海外専門家が解説【ホルモンや更年期も関係しているかも…】

デリケートゾーンが痒くて仕方ない...…。こんなに不快なことって他にある? 膣を清潔に保つための注意事項ならたくさんあるけれど、あまりの痒さに夜も眠れないときは一体どうすればいい?※本記事は、イギリス版ウィメンズヘルスからの翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載してい

米国・日本で大騒ぎの梅毒…韓国でも患者が4倍増
2024.09.11

米国・日本で大騒ぎの梅毒…韓国でも患者が4倍増

主に性関係で感染する梅毒患者が急増している。今年8月基準で1800人余りで、すでに昨年の患者数の4倍を超えている。疾病管理庁は「日本など外国の増加傾向を反映し、既存の標本監視システムを全数監視に変え、患者数が増えた」と説明した。疾病管理庁が共に民主党のソ・ミファ議員室に提出した資

今年に入り感染者数2400人超で過去最多ペース、東京都で急増する「梅毒」とは?
2024.09.09

今年に入り感染者数2400人超で過去最多ペース、東京都で急増する「梅毒」とは?

 東京都内の性感染症「梅毒」の感染者数が、今年に入り9月1日までの速報値で2460人に上ることが、東京都感染症情報センターのWEB発生動向調査で分かった。「梅毒」とはどのような病気なのか。東京都医師会の川上一恵先生に解説してもらった記事を加筆修正のうえ再掲する(初出:2023年3月30日、肩書

梅毒は全国的には頭打ち傾向も…なぜ北海道は減少し、神奈川や岡山で増加しているのか?
2024.09.07

梅毒は全国的には頭打ち傾向も…なぜ北海道は減少し、神奈川や岡山で増加しているのか?

 国立感染症研究所は3日、感染症発生動向調査(IDWR)速報データ第34週(8月19日~26日)を発表した。 梅毒の新規感染報告件数が新たに197件が報告され、今年の累計数は9138件となった。これは前年同期比で660件減少の9798件となった。 減少が目立つのは北

23歳で突然のがん宣告、子供産めない体に 元アイドルが伝えたいワクチンへの理解 #令和の子
2024.09.06

23歳で突然のがん宣告、子供産めない体に 元アイドルが伝えたいワクチンへの理解 #令和の子

20歳で上京し、憧れのアイドルへの道を進んでいた夏目亜希さん(33)は23歳のとき、突然のがん宣告を受けます。病名は「子宮頸がん」。比較的初期に見つかりましたが、リンパ節にも転移があり、放射線治療を受けて子どもが産めない体になりました。夏目さんには大きな後悔がありました。子宮頸がんを予防できる

なぜ? 「コンドーム」の使用、ヨーロッパの青少年の間では3分の1未満に。避妊策をとらない
2024.09.03

なぜ? 「コンドーム」の使用、ヨーロッパの青少年の間では3分の1未満に。避妊策をとらない"危険な性交渉"に対し、WHOが警告か

現在国内で20~50代の男性、20代の女性でもっとも流行している梅毒。厚生労働省によると、感染を防ぐには適切にコンドームを使用するのが第一※とのこと。またWHO(世界保健機関)もコンドームを正しく継続的に使用すれば、HIVを含む性感染症に対する最も効果的な予防法のひとつとなると発表している。<

性感染症と女性の健康 ~正しい予防法と検査の重要性~
2024.08.28

性感染症と女性の健康 ~正しい予防法と検査の重要性~

 性感染症は性的接触によって感染する可能性がある病気のことで、女性の健康に深刻な影響を与える場合があります。感染していても症状がすぐに表れないことが多く、知らぬ間に他の人に感染を広げてしまうリスクもあります。適切な予防方法を知り、早期に検査を受けましょう。不妊症の原因となるケースもあるため、少

梅毒、今年も最多ペース 東京都
2024.08.14

梅毒、今年も最多ペース 東京都

 「50年に1度」ともいわれる規模で流行している性感染症の梅毒が、東京都内でも広がっている。1999年から調査を続ける患者報告数は、2023年は3701件に上り、3年連続で過去最多を更新した。今年も昨年とほぼ同じペースといい、都はSNSや繁華街などでの啓発に力を入れている。 性別

HPVと子宮頸がん ~予防と検査の重要性~
2024.07.31

HPVと子宮頸がん ~予防と検査の重要性~

 ヒトパピローマウイルス(HPV)は、現代社会ではごく一般的なウイルスです。子宮頸(けい)がんをはじめとする多くのがんの原因となることが知られており、特に女性の健康に大きな影響を与える可能性があります。この記事では、予防法や検診の重要性を含めて詳しく解説します。HPVについての正しい知識を持ち

『海のはじまり』水季の死因「子宮頸がん」になりやすい人の特徴・早期発見のポイントを医師が解説
2024.07.30

『海のはじまり』水季の死因「子宮頸がん」になりやすい人の特徴・早期発見のポイントを医師が解説

Snow Man目黒蓮(27)主演のドラマ「海のはじまり」第5話で、月岡夏(目黒蓮)の元恋人、南雲水季(古川琴音)の死因が「子宮頸がん」であることが明かされました。皆さんは子宮頸がんがどのような病気なのか、また20代や30代と若い世代での発症率が年々増えていることをご存知でしょう

「性病検査してから」と費用要求 30万円詐取容疑で28歳女逮捕 警視庁
2024.07.30

「性病検査してから」と費用要求 30万円詐取容疑で28歳女逮捕 警視庁

 マッチングアプリで知り合った男性から性感染症の検査費用名目で現金約30万円をだまし取ったとして、警視庁大崎署は30日までに、詐欺容疑で、職業不詳渡辺美咲容疑者(28)=東京都新宿区大久保=を逮捕した。 「私はやっていません」と容疑を否認している。 同署には昨年夏以

真夏前に知っておくべき「性感染症」(4)日本最多の性感染症「クラミジア」は不妊症の原因
2024.07.26

真夏前に知っておくべき「性感染症」(4)日本最多の性感染症「クラミジア」は不妊症の原因

 日本で最も患者数が多い性感染症が「性器クラミジア」だ。2016年の2万4397人(定点観測医療機関数985カ所)から22年には3万136人(同983カ所)と急増している。性感染症専門医療機関「プライベートケアクリニック東京」の尾上泰彦院長が言う。「クラミジア・トラコマチスと呼ば

真夏前に知っておくべき「性感染症」(3)潜在的な患者数は梅毒を上回る「アメーバ赤痢症」
2024.07.25

真夏前に知っておくべき「性感染症」(3)潜在的な患者数は梅毒を上回る「アメーバ赤痢症」

「アメーバ赤痢症」と呼ばれる病気をご存じか? 肛門をなめることでアメーバ赤痢原虫に感染する性感染症で、医師が診察したら全例報告の対象となっている5類感染症のひとつだ。消化管に寄生している病原体が糞便中に排出され、口を経由して再び腸や肝臓などにとりついてさまざまな症状を引き起こす。

真夏前に知っておくべき「性感染症」(2)梅毒を疑ったら3週間後に血液検査を
2024.07.24

真夏前に知っておくべき「性感染症」(2)梅毒を疑ったら3週間後に血液検査を

 そもそも梅毒とはどんな病気なのか? 性感染症専門医療機関「プライベートケアクリニック東京」の尾上泰彦院長が言う。「梅毒は梅毒トレポネーマと呼ばれる細菌性の性感染症です。病名は症状に見られる赤い発疹が楊梅(ヤマモモ)に似ていることに由来します。この病原菌は粘膜で感染するため、性器

真夏前に知っておくべき「性感染症」(1)20代女性を中心に梅毒の流行が止まらない
2024.07.23

真夏前に知っておくべき「性感染症」(1)20代女性を中心に梅毒の流行が止まらない

 梅雨が明け本格的な夏がやってきた。性欲の中枢は体温調節をつかさどる神経などが複雑に絡み合う脳内の視床下部にあるともいわれ、人は気温が高くなると性欲も自然と高まるとの説もある。そのせいか、夏は性犯罪が多いことが知られ、都内の一部医療機関ではED治療薬の売り上げはこの時期に伸びるという。

大人気の2型糖尿病の飲み薬が引き起こす性感染症リスク 心血管イベントや死亡率は減少するが…
2024.07.18

大人気の2型糖尿病の飲み薬が引き起こす性感染症リスク 心血管イベントや死亡率は減少するが…

 いままでと異なる仕組みで血糖値を抑制する糖尿病新薬が続々と開発され、血糖コントロールがしやすくなった。半面、意外な副作用が生じるケースもある。そのひとつが「性感染症リスク」だ。そもそも糖尿病の人は神経因性膀胱(ぼうこう)により細菌が膀胱に繁殖しやすく、膀胱炎や尿路感染症が増えるとされている。

「今やインフルエンザのような身近な病気になりつつある…」梅毒に2回感染した53歳「男性」の告白
2024.07.15

「今やインフルエンザのような身近な病気になりつつある…」梅毒に2回感染した53歳「男性」の告白

 梅毒の感染者数が増え続けている。国立感染症研究所によると2023年の感染者数は1万5092人となり、3年連続で過去最多を更新し続けている。梅毒は古くからある代表的な性感染症だ。2012年は875人と1000人に満たない感染者数だったが、13年以降は右肩上がりで増え続けている。感染者が減らない

【「性感染症かも?」と思ったらまず確認するべきこと!】症状・原因・治療法を医師が解説
2024.07.14

【「性感染症かも?」と思ったらまず確認するべきこと!】症状・原因・治療法を医師が解説

デリケートゾーンがかゆい、ブツブツができた、これって性感染症? でも病院へ行くのは恥ずかしいからネットで検索すれば、さらに不安は増すばかり……。放置をして後悔する前に、まずは病気について知ることから始めよう。産婦人科医埼玉医科大学勤務。講演会等で性教育の啓発を積極的

「梅毒」感染者数過去最多“パパ活” “マッチングアプリ”も要因に!? 「私は大丈夫」で済まない差し迫った事情
2024.07.08

「梅毒」感染者数過去最多“パパ活” “マッチングアプリ”も要因に!? 「私は大丈夫」で済まない差し迫った事情

症状が出ないことも多く“静かに悪化していく”と言われる性感染症の「梅毒」。2021年に国内で感染者数が大幅に増加し、昨年、過去最多となるあ1万5092人の感染が確認された(4月3日付)。また、梅毒に感染していた妊婦が383人、母子感染による「先天梅毒」の子どもが37人確認され、い