# 平和祈念公園

「戦争二度と」「安らかに」 平和の礎で遺族ら祈り 沖縄慰霊の日
2024.06.23

「戦争二度と」「安らかに」 平和の礎で遺族ら祈り 沖縄慰霊の日

 「慰霊の日」を迎えた23日朝、糸満市摩文仁の平和祈念公園には、早朝から多くの遺族が訪れた。 岸田文雄首相の追悼式参加を受け、多くの警察官が巡回する物々しい雰囲気の中、遺族らは「平和の礎」に刻まれた肉親の名前に向かって手を合わせた。 具志光雄さん(76)=那覇市=は

「銃弾持って帰れ」追悼式典会場近くで大声 玉城知事「県民の思いの吐露と受け止める」
2024.06.23

「銃弾持って帰れ」追悼式典会場近くで大声 玉城知事「県民の思いの吐露と受け止める」

「慰霊の日」を迎え、「沖縄全戦没者追悼式」が営まれた沖縄県糸満市の平和祈念公園で23日、式典会場の近くで「銃弾持って帰れ」などと大声で抗議する人が現れ、県職員らが制止する一幕があった。公園の外で「沖縄・アジア・中国を戦場にするな 自衛隊ミサイル配備反対」と書かれた横断幕を掲げる人もいた。

平和の火、ランタンで代替 大雨で点火設備が浸水、沖縄
2024.06.23

平和の火、ランタンで代替 大雨で点火設備が浸水、沖縄

 例年、慰霊の日に合わせ、沖縄県糸満市の平和祈念公園でともされる「平和の火」は23日、設備の故障で点火できなくなったため、代替のランタンにともした。県によると、今月中旬の大雨で地下の点火設備が浸水し、復旧が間に合わなかった。別の場所で保存していた種火に影響はなかった。 平和の火は

沖縄戦79年「慰霊の日」 岸田首相「戦争の惨禍、二度と繰り返さぬ」
2024.06.23

沖縄戦79年「慰霊の日」 岸田首相「戦争の惨禍、二度と繰り返さぬ」

沖縄戦が終結して79年となる「慰霊の日」の23日、最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で行われた「沖縄全戦没者追悼式」に出席した岸田文雄首相は「沖縄戦の悲惨な実相と平和の尊さを次世代に継承していくことはわれわれに課された責務だ」と述べた。沖縄の基地負担に

「大切な人は突然 誰かが始めた争いで 夏の初めにいなくなった」…高3男子が追悼式で「平和の詩」
2024.06.23

「大切な人は突然 誰かが始めた争いで 夏の初めにいなくなった」…高3男子が追悼式で「平和の詩」

 沖縄県糸満市の平和祈念公園で23日に営まれた追悼式では、県立宮古高校3年の仲間友佑(ゆうすけ)さん(18)(宮古島市)が児童・生徒代表による「平和の詩」を朗読した。タイトルは「これから」。戦争体験者のいない時代が訪れる中、平和な世界の実現のために「これから自分たちに何ができるかを考えたい」と

沖縄全戦没者追悼式が始まる
2024.06.23

沖縄全戦没者追悼式が始まる

 沖縄全戦没者追悼式が23日、沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園で始まった。

【LIVE】79年目の沖縄・慰霊の日 沖縄全戦没者追悼式をライブ配信 このあと
2024.06.23

【LIVE】79年目の沖縄・慰霊の日 沖縄全戦没者追悼式をライブ配信 このあと

きょう6月23日は、79年前の沖縄戦で組織的な戦闘が終わったとされる「慰霊の日」です。このあと午前11時50分から、糸満市の平和祈念公園で執り行われる、沖縄全戦没者追悼式の模様をライブ配信します。79年前の沖縄戦では、日米両軍の激しい戦闘に住民が巻き込まれ、軍民あわせて20万人あ

沖縄戦の犠牲者追悼「慰霊の日」前夜祭、戦没者ひ孫「安らかに眠れるように」…「鎮魂の火」ともす
2024.06.23

沖縄戦の犠牲者追悼「慰霊の日」前夜祭、戦没者ひ孫「安らかに眠れるように」…「鎮魂の火」ともす

 太平洋戦争末期の沖縄戦の犠牲者を追悼する「慰霊の日」(23日)の前夜祭が22日夜、沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園で行われた。県内外から遺族ら約250人が参列した。 同県遺族連合会を代表し、沖縄戦で曽祖父を亡くした大山桜さん(23)(沖縄県石垣市)ら2人が献火台に「鎮魂の火」を

沖縄戦終結79年「慰霊の日」 沖縄・玉城知事「平和な社会構築、大きな責務」
2024.06.23

沖縄戦終結79年「慰霊の日」 沖縄・玉城知事「平和な社会構築、大きな責務」

沖縄戦が終結して79年となる23日、沖縄は亡くなった人々を悼む「慰霊の日」を迎えた。最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では、正午前から県主催の「沖縄全戦没者追悼式」が営まれる。岸田文雄首相や玉城デニー知事らとともに平和の誓いを新たにする。玉城デニー知事

慰霊の日前夜、空に平和の光 20万人超の沖縄戦戦没者らを追悼
2024.06.22

慰霊の日前夜、空に平和の光 20万人超の沖縄戦戦没者らを追悼

 沖縄は23日、日米の軍民約20万人余の沖縄戦戦没者らを悼む「慰霊の日」を迎える。沖縄本島南端の沖縄県平和祈念公園(糸満市)では22日夜、平和への願いを込めたサーチライトが夜空に照射された。 太平洋戦争末期の1945年3月26日から約3カ月間、沖縄本島を中心に地上戦が行われた。戦

『平和の火』大雨の影響で設備故障 復旧の目途がたたず慰霊の日も点火は厳しい 
2024.06.22

『平和の火』大雨の影響で設備故障 復旧の目途がたたず慰霊の日も点火は厳しい 

糸満市の平和祈念公園内にある「平和の火」について県は、大雨で設備が故障し、復旧の目途が立っていないことから6月23日の慰霊の日も点火は厳しいとしています。1995年の平和の礎の完成とともに糸満市摩文仁の平和祈念公園に灯された「平和の火」は、沖縄戦でアメリカ軍の最初の上陸地となった

沖縄戦終結79年「慰霊の日」 22日に前夜祭、20万人追悼
2024.06.22

沖縄戦終結79年「慰霊の日」 22日に前夜祭、20万人追悼

 沖縄県は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍の組織的戦闘が終結したとされる日から79年の「慰霊の日」を迎える。政府は近年、台湾有事などを念頭に軍備増強を続けており、県民の4人に1人が犠牲となった凄惨な地上戦の記憶と重ね、懸念を深める県民は多い。最後の激戦地となった沖縄本島南部の糸満市では

敵味方の別なく、国の別なく沖縄戦の戦没者が刻まれた平和の礎、県外からは検索できないの!? 沖縄戦79年
2024.06.22

敵味方の別なく、国の別なく沖縄戦の戦没者が刻まれた平和の礎、県外からは検索できないの!? 沖縄戦79年

 「平和の礎に誰が刻銘されているのか、県外からも検索できるようにしてほしい」。23日の慰霊の日を前に沖縄県外在住の読者からこんな問い合わせが寄せられた。糸満市摩文仁の平和祈念公園には、79年前の沖縄戦で亡くなった国内外の戦没者24万2225人の名前が刻まれた「平和の礎」がある。刻銘された名前は

「平和の火」 慰霊の日に灯らず 大雨影響で点火設備が故障 沖縄・糸満市
2024.06.22

「平和の火」 慰霊の日に灯らず 大雨影響で点火設備が故障 沖縄・糸満市

 沖縄県は21日、糸満市摩文仁の県平和祈念公園内に設置されている「平和の火」が、23日の「慰霊の日」に灯らないと発表した。12日から13日にかけての大雨で浸水し、点火設備が故障。復旧に取り組んでいるが、点火できない状況が続いている。23日には沖縄全戦没者追悼式が営まれるが、復旧する見込みは立っ

沖縄「平和の礎」に刻まれた戦没者24万人の名前読み上げ…「お一人お一人に大切な家族、人生が」
2024.06.20

沖縄「平和の礎」に刻まれた戦没者24万人の名前読み上げ…「お一人お一人に大切な家族、人生が」

 沖縄戦の犠牲者を追悼する「慰霊の日」を前に、平和祈念公園(沖縄県糸満市)の「平和の礎」に刻銘された戦没者ら24万人余りの名前を、国内外の有志が読み上げる活動が進んでいる。沖縄県内各地や東京などをオンラインで結び、23日まで続く。参加者たちは名前を通して戦没者に思いをはせながら、平和の尊さを発

亡くした弟妹の名を呼び手を合わせ…戦禍で犠牲の家族へ祈り 糸満のダバオ之塔で慰霊祭 沖縄
2024.05.20

亡くした弟妹の名を呼び手を合わせ…戦禍で犠牲の家族へ祈り 糸満のダバオ之塔で慰霊祭 沖縄

 糸満市摩文仁の平和祈念公園にあるダバオ之塔で19日、「第46回ダバオ之塔慰霊祭」(県フィリピン・ダバオ会主催)が開かれた。参加者の限定がない慰霊祭の開催は、新型コロナウイルス禍前の2019年以来5年ぶり。遺族ら約140人が参列し、太平洋戦争時にフィリピン・ミンダナオ島ダバオで亡くなった県出身