「国に協力している立場」使用済み核燃料の中間貯蔵施設の操業を見据え会談 青森県とむつ市が新潟県柏崎市と今後連携して取り組みを進めることを確かめる

AI要約

新潟県の柏崎刈羽原発の使用済み核燃料が、2024年9月までに青森県むつ市の中間貯蔵施設に搬入される見通しであることを受け、青森県とむつ市は今後、柏崎市と連携して取り組みを進めることを確かめました。

柏崎刈羽原発では現在、6号機と7号機の使用済み核燃料の貯蔵率が9割を超えていて、今後、その一部を中間貯蔵施設に移動させて保管する計画です。

柏崎市の桜井市長は、青森県が中間貯蔵の安全協定を締結したあとに、情報を共有しながら連携して取り組みを進めることを確認しました。

「国に協力している立場」使用済み核燃料の中間貯蔵施設の操業を見据え会談 青森県とむつ市が新潟県柏崎市と今後連携して取り組みを進めることを確かめる

新潟県の柏崎刈羽原発の使用済み核燃料が、2024年9月までに青森県むつ市の中間貯蔵施設に搬入される見通しであることを受け、青森県とむつ市は今後、柏崎市と連携して取り組みを進めることを確かめました。

新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は、26日、青森県の宮下宗一郎知事を訪ね、むつ市の使用済み核燃料の中間貯蔵施設の操業を見据え会談しました。

柏崎刈羽原発では現在、6号機と7号機の使用済み核燃料の貯蔵率が9割を超えていて、今後、その一部を中間貯蔵施設に移動させて保管する計画です。

これを受けて柏崎市の桜井市長は、青森県が中間貯蔵の安全協定を締結したあとに、情報を共有しながら連携して取り組みを進めることを確認しました。

青森県 宮下宗一郎知事

「国に協力している立場だということを、しっかりと私達は一緒に示していく必要があると思っていますので、その点は、新潟の中でも共有いただければと思っています」

このあと、桜井市長は、むつ市の山本知也市長とも会談し、県と同様に連携していくことで一致しました。

このあと、山本市長は現在抱えている課題として核燃料の貯蔵期間50年が過ぎたあと、確実に搬出されるかの不安がむつ市民に大きいことをあげました。

むつ市 山本知也市長

「ここに置き続けられるという不安が、県議会でも市議会でも話題になっている大きな1つのテーマだと思うので、県民説明会・市民説明会でしっかりと伺うという姿勢は持ち続けなきゃいけないと思っていますし、その不安の解消には国・県と一緒になって取り組んでいきたい」

柏崎刈羽原発の使用済み核燃料は、2026年度までにあわせて金属製の容器8基が中間貯蔵施設に搬入される計画となっています。