# 医療技術

イーロン・マスク率いるニューラリンク社が開発するロボット義肢とは
14時間前

イーロン・マスク率いるニューラリンク社が開発するロボット義肢とは

イーロン・マスクの立ち上げたニューラリンク社は、手足の動かなくなった患者に、脳からの信号だけで意のままに動くロボット義肢を提供することを、研究開発のプライマリー・ターゲットに定めている。果たして、数年以内に、車椅子生活だった人が街なかを自在に歩き回る日は来るのか?ア

涙で発電し血糖値を推定、コンタクトレンズ試作…京都大チーム
2024.07.05

涙で発電し血糖値を推定、コンタクトレンズ試作…京都大チーム

 涙に含まれる糖分を使って発電し血糖値を推定する超小型装置を開発したと、京都大の研究チームが発表した。この装置を組み込んだコンタクトレンズを試作し、6月に米国で開かれた国際会議で紹介した。糖尿病患者の血糖値管理に役立つ可能性があり、今後、動物実験で安全性を確かめる。 京大の新津葵

生成AIに適した次世代半導体に貢献 米の半導体企業が「量子効果素子」を開発、京都で実用化研究へ
2024.07.05

生成AIに適した次世代半導体に貢献 米の半導体企業が「量子効果素子」を開発、京都で実用化研究へ

 半導体研究開発の米シンメトリック社は、半導体素子トランジスタに比べてスイッチングの消費エネルギーが100万分の1で、さらなる微細化も可能な「量子効果素子」を開発した。消費電力が大きい生成AI(人工知能)などに適した省エネルギー型の次世代半導体チップの実現に寄与するとしている。世界に先駆けて京

CT撮影した肺の3D構造をMR(複合現実)で観察 ― キヤノンら医療研修システム開発
2024.07.04

CT撮影した肺の3D構造をMR(複合現実)で観察 ― キヤノンら医療研修システム開発

日本メドトロニック、キヤノン、キヤノンITソリューションズ、ザイオソフトの4社は、CTで撮影した肺の構造をMR(複合現実)で観察できる、医療従事者向けトレーニングシステム「MR Anatomy」を、2024年7月上旬より提供することを発表した。 日本メドトロニック、キヤノン、キヤ

「指よ動け」イメージすると脳波捉え装具から電気刺激…脳卒中患者向けリハビリ機器「BMI」
2024.07.04

「指よ動け」イメージすると脳波捉え装具から電気刺激…脳卒中患者向けリハビリ機器「BMI」

 脳卒中で手や指に後遺症が残る患者の治療につなげようと、鹿児島市西別府町の田上記念病院が、脳科学と人工知能(AI)を融合させたリハビリ機器を導入した。「医療用BMI(ブレーン・マシン・インターフェース)」と呼ばれるもので、導入は九州の病院では初めて。手指を動かしたいと考えた時の脳波を捉え、筋肉

キヤノンなど4社、CTで撮影した肺の構造を複合現実で観察できるトレーニングシステム「MR Anatomy」を提供
2024.07.04

キヤノンなど4社、CTで撮影した肺の構造を複合現実で観察できるトレーニングシステム「MR Anatomy」を提供

 日本メドトロニック株式会社(以下、メドトロニック)、キヤノン株式会社、キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)、ザイオソフト株式会社の4社は3日、コンピューター断層撮影装置(以下、CT)で撮影した肺の構造を複合現実(MR)で観察できる医療従事者向けのトレーニングシステム「

キヤノン、肺の構造を3D複合現実で観察するシステム開発
2024.07.03

キヤノン、肺の構造を3D複合現実で観察するシステム開発

 キヤノン <7751> は3日、アイルランドの医療機器メーカー、メドトロニックの日本法人などと共に、現実の映像にCG(コンピューターグラフィックス)を重ねて表示する複合現実(MR)で肺の構造を観察できるシステムを開発したと発表した。今月上旬から、医療従事者向けに提供する。実寸大の3D画像で組

島津製作所、抗体糖鎖自動前処理装置を販売開始 住友ベークライトと協業
2024.07.03

島津製作所、抗体糖鎖自動前処理装置を販売開始 住友ベークライトと協業

 島津製作所は3日、抗体糖鎖分析の前処理を自動化して医薬品の開発迅速化を図る抗体糖鎖自動前処理装置「MUP‐3100」を販売開始した。糖鎖はタンパク質に含まれる生体高分子のひとつ。 同装置は住友ベークライトのMUP‐3100専用抗体糖鎖調整キットとともに販売される。価格は3850

人工赤血球、治験実施へ 奈良県医大、緊急時に活用
2024.07.01

人工赤血球、治験実施へ 奈良県医大、緊急時に活用

 奈良県立医大は1日、2030年ごろまでの実用化を目指し、備蓄可能な人工赤血球の臨床試験(治験)を24年度中に始めると発表した。へき地医療や大規模災害時の負傷といった、通常の輸血が難しい場面での活用を想定。来年3月ごろから患者を募集し、安全性や有効性を確かめる。 献血で得られる赤

【速報】傷を治す『人工タンパク質』の販売目指す 京大などが開発 薬事承認されれば日本初の『遺伝子組み換え技術』を使った医療機器に
2024.07.01

【速報】傷を治す『人工タンパク質』の販売目指す 京大などが開発 薬事承認されれば日本初の『遺伝子組み換え技術』を使った医療機器に

京都大学などは糖尿病などが原因で治りにくい傷の治療に効果がある人工タンパク質のスポンジについて来年度中の販売を目指すと発表しました。薬事承認されれば、日本で初めての『遺伝子組み換え技術』を使った医療機器となります。京大医学部附属病院と三洋化成工業が共同開発し、治りに

医療AI/DXおよび再生医療の起業エコシステム創出を目指す会社
2024.07.01

医療AI/DXおよび再生医療の起業エコシステム創出を目指す会社

Bio Engineering Capitalは6月26日、同社の設立を発表した。 Bio Engineering Capitalは6月26日、同社の設立を発表した。  同社は医療AI/DXおよび再生医療領域の起業エコシステム創出を目指し設立。今後、医

ハイパーサーミア専門家の話は市民公開講座で聞く手もある【ハイパーサーミア療法の今を知る】
2024.06.29

ハイパーサーミア専門家の話は市民公開講座で聞く手もある【ハイパーサーミア療法の今を知る】

【ハイパーサーミア療法の今を知る】#4 ハイパーサーミア療法には他にどのようなメリットがあるのか? 「筑波胃腸病院」の永井健太郎副院長が言う。「一番のメリットは手軽で、対象となるがん種が多いことです。この治療は治療器に40~50分横たわるだけでよく、入院の必要があり

外科医がハマった離島の面白さ ~グローバルな視点で格差に挑む~
2024.06.28

外科医がハマった離島の面白さ ~グローバルな視点で格差に挑む~

 宮古島市は沖縄本島から南西約300キロ、六つの諸島合わせて人口約5万5000人の離島。15年前、宮古島市唯一の総合病院に研修医として赴任した浅野志麻医師は離島特有の文化や風土、人とのつながりに心地よさを感じて定住を決意。外科医として地域の実情に即した医療を実践する傍ら、外科医療の地域格差をな

ソフトバンクグループ AIと医療を融合させた新会社設立を発表
2024.06.27

ソフトバンクグループ AIと医療を融合させた新会社設立を発表

ソフトバンクグループはAI(人工知能)を活用して医療データを解析し、リアルタイムで患者にあった治療の選択肢を提案する新しいサービスを始めると発表しました。 ソフトバンクグループはアメリカの医療系スタートアップと共同で8月に新会社を設立します。 このスタートアップは遺

ソフトバンクG、医療+AIのテンパスと合弁 孫会長「AIは悲しみを減らす」
2024.06.27

ソフトバンクG、医療+AIのテンパスと合弁 孫会長「AIは悲しみを減らす」

ソフトバンクグループ(SBG)は、AIと精密医療の米Tempus AIとの合弁契約を締結し、ジョイントベンチャー「SB TEMPUS(エスビーテンパス)株式会社」を設立する。SBGとTempusは、それぞれ150億円を出資し、Tempusが米国で蓄積した知見や技術を応用し、個別化医療を支援する

ソフトバンクGが「AI×医療」の新会社を設立、孫氏が語った展望
2024.06.27

ソフトバンクGが「AI×医療」の新会社を設立、孫氏が語った展望

 急速なペースで技術開発が進む人工知能(AI)は、人類にとって役に立つものなのか、あるいは破滅への道なのか――この問いかけに「確実に有益で使わないと損」と答えるのは、ソフトバンクグループを率いる孫正義氏だ。 ソフトバンクグループは27日、米国のTempus AIとのジョイントベン

SBG、医療情報をAIで解析 孫氏、がん治療改善に意欲
2024.06.27

SBG、医療情報をAIで解析 孫氏、がん治療改善に意欲

 ソフトバンクグループ(SBG)は27日、人工知能(AI)を使って個人の遺伝子情報や医療データを解析するサービスを始めると発表した。米企業と合弁会社を設立し、AIが遺伝子情報に基づいて適切な治療法の選択肢を提示する事業の展開を目指す。東京都内で記者会見した孫正義会長兼社長は「がんによる悲しみを

神戸大学とNTTドコモら、「5G ワイド」を使用した回線混雑状況下における遠隔手術支援の実証実験に成功
2024.06.26

神戸大学とNTTドコモら、「5G ワイド」を使用した回線混雑状況下における遠隔手術支援の実証実験に成功

 国立大学法人神戸大学、株式会社NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)、株式会社メディカロイド、神戸市は、「5Gワイド」を活用し、無線の混雑環境下で若手医師のロボット手術を熟練医師が遠隔で支援する実証実験に成功したと発表した。国内初だという。 「5Gワ

「救急車のサイレン」でおなじみの「ドップラー効果」、じつは意外なところに応用されていた!
2024.06.26

「救急車のサイレン」でおなじみの「ドップラー効果」、じつは意外なところに応用されていた!

物理に挫折したあなたに――。読み物形式で、納得! 感動! 興奮! あきらめるのはまだ早い。 大好評につき5刷となった『学び直し高校物理』では、高校物理の教科書に登場するお馴染みのテーマを題材に、物理法則が導き出された「理由」を考えていきます。 本記事で

「生きた皮膚」持つ顔型ロボット作製 人の細胞培養 東大チーム
2024.06.26

「生きた皮膚」持つ顔型ロボット作製 人の細胞培養 東大チーム

 人の細胞から作った「生きた皮膚」を持つ顔型ロボットを作製したと、東京大などのチームが発表した。筋肉の動きが皮膚に伝わる仕組みを模した独自の構造を開発し、笑顔を作ることもできた。しわができる過程の解明や、化粧品や医薬品開発での動物実験の減少などに役立つという。 従来の人型ロボット