# コーポレートガバナンス

公取委、トヨタ子会社の下請法違反で勧告-トヨタ系の不祥事止まらず
2024.07.05

公取委、トヨタ子会社の下請法違反で勧告-トヨタ系の不祥事止まらず

(ブルームバーグ): 公正取引委員会は5日、トヨタ自動車の子会社が製品製造に使う金型などを取引先49社に無償で保管させたなどとして、下請代金支払遅延等防止法(下請法)に基づき再発防止を勧告した。公取委は発表で、救急車などの特装車両を手掛ける「トヨタカスタマイジング&ディベロップメ

ホンダ、2億5987万9700株の株式売り出しを承認 政策保有株式見直し
2024.07.04

ホンダ、2億5987万9700株の株式売り出しを承認 政策保有株式見直し

 本田技研工業は7月4日、損保4社や銀行6社が保有する同社普通株式2億5987万9700株を売り出すことについて、同日開催の経営会議において承認したと発表した。また、3898万1900株を上限にしたオーバーアロットメントによる売り出しについても承認されている。 今回の株式の売り出

外国法人の日本株保有比率、9年ぶり過去最高に-海運や精密機器買う
2024.07.02

外国法人の日本株保有比率、9年ぶり過去最高に-海運や精密機器買う

(ブルームバーグ): 外国法人の株式保有比率が2023年度に過去最高になったと日本取引所グループ(JPX)が2日に発表した。同期間の東証株価指数(TOPIX)は38%上昇し、世界の主要株式市場を上回るパフォーマンスを示していた。JPXが発表した「株式分布状況調査」によると、外国法

渋澤健さんが「毎月コツコツ積立投資」を強力に勧める理由
2024.06.27

渋澤健さんが「毎月コツコツ積立投資」を強力に勧める理由

2024年1月の新NISAを契機に株式投資を始める人が着実に増えている。ただ4月の下落局面、5月以降の”NTTショック”など株価の大きな変動を前に慌ててしまった読者も多いことだろう。そこでコモンズ投信の渋澤健会長に初心者向けのアドバイスを伺った。■下がるとたくさん買える喜び

日本でアクティビスト投資ブーム、エリオットの成功に続け
2024.06.26

日本でアクティビスト投資ブーム、エリオットの成功に続け

(ブルームバーグ): 日本でアクティビストが今ほど受け入れられたことはない。アクティビストにとって日本は常に、極端なディスカウント価格で取引されるキャッシュリッチな企業であふれる肥沃(ひよく)だが危険な土地だと思われた。しかし長年にわたり、閉鎖的な日本のビジネス界はアウトサイダー

日本株ブーム失速、外国人投資家が慎重姿勢強める-4週連続売り越し
2024.06.24

日本株ブーム失速、外国人投資家が慎重姿勢強める-4週連続売り越し

(ブルームバーグ): 今年に入ってからの日本株の記録的な騰勢は、すでに遠い記憶になりつつある。特に目立つのが外国人投資家による売りだ。コーポレートガバナンス改革や日本銀行の金融政策見通しが依然不透明であることを理由に、シティグループやアバディーンなどは日本株に対して悲観的な見方を

トヨタ・豊田章男会長の再任「賛成」、過去最低の71%…助言会社の反対推奨が影響か
2024.06.20

トヨタ・豊田章男会長の再任「賛成」、過去最低の71%…助言会社の反対推奨が影響か

 トヨタ自動車は19日、18日の定時株主総会で選任された取締役10人への賛成率を発表した。再任された豊田章男会長は71・93%で、前年の84・57%から12・64ポイント低下し、取締役の中で最も低かった。開示を始めた2010年以降で最低となる。 豊田氏の再任を巡っては、議決権行使

根強い株主総会の6月開催、集中率59%に-ガバナンス改革の遅れ懸念
2024.06.10

根強い株主総会の6月開催、集中率59%に-ガバナンス改革の遅れ懸念

(ブルームバーグ): 日本企業による株主総会の集中開催が依然として根強いことは、投資家が企業と積極的に対話するエンゲージメントや議決権行使の妨げとなるため、コーポレートガバナンス(企業統治)の改善の遅れにつながると懸念されている。日本取引所グループによると、6月に上場企業全体(プ

政策株「保有の合理性検証を」、企業統治の質改善へ金融庁が指針
2024.06.07

政策株「保有の合理性検証を」、企業統治の質改善へ金融庁が指針

(ブルームバーグ): 金融庁は7日、コーポレートガバナンス(企業統治)の質改善に向けた指針を取りまとめた。政策保有株式については、金融機関や企業に適切な開示を求めつつ「保有の合理性についての検証を尽くすよう促すべきである」とした。公表した「アクション・プログラム」は、政策株に加え

【速報】iDeCoなどの拡充「年末までに結論」岸田総理が明言
2024.06.06

【速報】iDeCoなどの拡充「年末までに結論」岸田総理が明言

岸田総理は、東京都内の金融イベントに出席し、iDeCo=個人型確定拠出年金の掛け金の上限引き上げを含めた改革について、「年末までに結論を出す」と明言しました。岸田総理「企業年金・個人年金は、公的年金と相まって、高齢期に、より豊かな生活を送るための制度として、重要な役

トヨタの役員選任案は正しいか? 豊田章男氏の後継について社外取締役が考えるべきこと《6月18日株主総会》
2024.06.03

トヨタの役員選任案は正しいか? 豊田章男氏の後継について社外取締役が考えるべきこと《6月18日株主総会》

 トヨタ自動車の株主総会は、まもなく6月18日に愛知県豊田市の本社で開かれる。それを前にして、3月21日、トヨタは「社外役員の独立性判断に関する基準」と「株主総会後の取締役・監査役体制』を発表した。 コーポレートガバナンスに関心のある立場として、殊にトヨタの独立社外取締役について

個人がプロに勝てる時代 各種ツールで少額投資も手軽に=福島理
2024.06.02

個人がプロに勝てる時代 各種ツールで少額投資も手軽に=福島理

 2024年3月、日経平均株価はバブル後最高値を更新し、4万円の大台を達成。5月には米ダウ平均株価が、史上初の4万ドルを超えるなど、世界的な株高となっている。特に日本市場は、東京証券取引所が株価、株主利益を意識したコーポレートガバナンス改革を上場企業に求める一方で、日本経済は緩やかなインフレの

プロだけが気づいていたこと…週刊文春トヨタ記事の「社外取締役」告白は、歴史を画する記事だった
2024.06.02

プロだけが気づいていたこと…週刊文春トヨタ記事の「社外取締役」告白は、歴史を画する記事だった

 今年2月、週刊文春に「豊田章男トヨタ会長はなぜ不正を招いたのか」と題する「巨弾レポート」が掲載された(2月29日号)。「『全部愛人だと言われている二人の側近女性』との本当の関係」という思わせぶりな見出しもある。 しかし決定的に重要なのは、目次の見出しにある「現役社外取締役が実名

コープさっぽろが下請法違反 代金約2537万円を不当に減額し公取が勧告 引継ぎが原因でまた違反
2024.05.22

コープさっぽろが下請法違反 代金約2537万円を不当に減額し公取が勧告 引継ぎが原因でまた違反

コープさっぽろが、27の下請け業者に対して支払うべき代金を不当に減額していたとして、公正取引委員会から勧告を受けました。公正取引委員会によりますと、コープさっぽろは2021年8月から先月までの間、食料品などの製造や配送を請け負う27の下請け業者に対して、およそ2537万円を不当に

日本の中小型株に妙味、資本効率改善に期待-フィデリティの運用者
2024.05.16

日本の中小型株に妙味、資本効率改善に期待-フィデリティの運用者

スイスアジア運営のファンド、取締役の個別面談義務化を株主提案 日邦産業ら4社へ
2024.05.15

スイスアジア運営のファンド、取締役の個別面談義務化を株主提案 日邦産業ら4社へ

日本株投資家を潤すガバナンス改革、年間配当総額は10年前の2倍超に
2024.05.09

日本株投資家を潤すガバナンス改革、年間配当総額は10年前の2倍超に

今、日本企業の「取締役会」に求められるリーダーシップ 注力すべき3つの役割
2024.05.09

今、日本企業の「取締役会」に求められるリーダーシップ 注力すべき3つの役割

企業統治改革に意欲 岸田首相
2024.05.08

企業統治改革に意欲 岸田首相