# キリコ

「懐かしい景色と音だった」復興願う能登のキリコの明かり 金沢で灯る
2024.08.27

「懐かしい景色と音だった」復興願う能登のキリコの明かり 金沢で灯る

地震による道路状況の悪化や人手不足で例年通りの開催が難しくなっている能登のキリコ祭り。こうした中、能登の住民とキリコが金沢に集結し復興への願いを乗せて街を練り歩きました。今月17日、金沢で開かれた「能登復興祈願キリコ大祭」。夜の闇を照らすキリコの優しい灯りと賑やかな祭囃子。避難し

輪島の夏を象徴する「輪島大祭」 規模を縮小して開催 町には威勢のいい掛け声が響く
2024.08.24

輪島の夏を象徴する「輪島大祭」 規模を縮小して開催 町には威勢のいい掛け声が響く

輪島の夏を象徴する祭り輪島大祭が、規模を縮小して開かれ、河井町ではキリコが巡行し町は熱気に包まれました。能登半島地震の影響で本来、二日間ある祭りの日程を一日限りに短縮して行われた輪島大祭。きのうは河井町にある重蔵神社の夏祭りが開かれ、境内には住民たちが担ぐキリコ9基

朝市再生「そらいけ!」 輪島大祭2日目 神輿、キリコ練る
2024.08.24

朝市再生「そらいけ!」 輪島大祭2日目 神輿、キリコ練る

 輪島市街地を彩る「輪島大祭」は2日目の23日、同市河井町で重蔵神社夏季大祭が行われ、神輿(みこし)とキリコ9基が練り歩いた。住民や避難先から戻った人が参加し、大火に見舞われた朝市通りでは被災者が仮設住宅などから集結。地震の爪痕が残る通りをキリコを担いで歩き、復興を願う太鼓と鉦(かね)の音を響

復興へ気持ち一つに 輪島大祭 祭りの熱気、絆生む
2024.08.24

復興へ気持ち一つに 輪島大祭 祭りの熱気、絆生む

  ●避難者、ボランティアも参加 「こんな風景で担ぐのは今年だけや」。23日、輪島大祭の一つである「重蔵神社夏季大祭」では、がれきが残る街並みをキリコと神輿(みこし)が進んだ。神社は本殿や鳥居が壊れ、周囲の街並みも壊れたまま。関係者には迷いもあったが、祭りに対する熱意が上回った。

輪島大祭、能登半島地震で今年は縮小も 被災の町をキリコが照らす
2024.08.23

輪島大祭、能登半島地震で今年は縮小も 被災の町をキリコが照らす

 能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市河井町にある重蔵(じゅうぞう)神社の夏祭りが23日、行われた。まちには笛と太鼓の音が響き、亀裂や陥没を修復した跡の目立つ道路をゆっくり進むみこしに続いて、総漆塗りなどの巨大な灯籠(とうろう)「キリコ」9本が、倒壊した家屋の残る道でぐるぐる回り、仮設

能登半島地震で被災者受け入れた空自基地、隊員が輪島大祭に参加 奉燈「キリコ」担ぐ
2024.08.23

能登半島地震で被災者受け入れた空自基地、隊員が輪島大祭に参加 奉燈「キリコ」担ぐ

今年1月の能登半島地震で被災者約千人を基地内に受け入れるなどの支援活動に当たった航空自衛隊輪島分屯基地(石川県輪島市)の中部航空警戒管制団第23警戒隊が23日、地元の伝統行事「輪島大祭」に参加し、巨大な奉燈「キリコ」を担いで地元住民と交流した。能登地方では7~9月、キリコや神輿が

輪島の「孤立」集落にキリコ舞う 神戸NPO支援で開催
2024.08.17

輪島の「孤立」集落にキリコ舞う 神戸NPO支援で開催

 石川県輪島市町野町曽々木地区で17日、夏祭り「曽々木大祭」が開かれた。能登半島地震で一時孤立状態に陥り、住民が地区外に避難するなどした影響で開催が危ぶまれたが、神戸市のNPO法人などボランティアの協力を得て、巨大な灯籠「キリコ」の巡行にこぎ着けた。 今年は大小3基のキリコを運行

能登のキリコ、県都で乱舞 金沢ゆめ街道が開幕
2024.08.11

能登のキリコ、県都で乱舞 金沢ゆめ街道が開幕

  ●復興祈念、鎮魂の灯も集結 金沢ゆめ街道2024(同実行委員会、北國新聞社主催)は10日、金沢市中心部を歩行者天国にして2日間の日程で開幕した。能登半島地震復興祈念を掲げ、夜に能登町宇出津の「あばれ祭(まつり)」で担ぐキリコが登場。県都の真ん中を男衆らが勇壮に練り、復興に向け

能登のキリコ祭り、復興の希望に 阪神大震災経験の神戸から支援
2024.08.06

能登のキリコ祭り、復興の希望に 阪神大震災経験の神戸から支援

 石川県の能登地方で巨大な灯籠「キリコ」が巡行する「キリコ祭り」の開催に向け、阪神大震災の記憶継承に取り組む神戸市のNPO法人が輪島市の住民と準備を進めている。能登半島地震により各地で中止が相次ぐ中、開催資金を募るクラウドファンディング(CF)を実施。「祭りは復興する被災地の希望になる。住民が

ジャケットは音楽の一部【ジャズを聴く技術 ~ジャズ「プロ・リスナー」への道】
2024.08.05

ジャケットは音楽の一部【ジャズを聴く技術 ~ジャズ「プロ・リスナー」への道】

文/池上信次ジャズのアルバム・ジャケットは、その作品の印象を決める重要な要素です。音楽を聴く前から情報を発信しているわけですから、音楽のイントロのようなものといえるでしょう。というわけで、ジャケット・デザインにはさまざまな考え方、主張、思惑などが表れます。多くは、そのアルバムの内

能登で被災のキリコ、富山で点灯 石川・七尾出身の神職が修復
2024.08.03

能登で被災のキリコ、富山で点灯 石川・七尾出身の神職が修復

 能登半島地震で被災した石川県七尾市の土蔵に収められていた灯籠「キリコ」が3日、富山県高岡市の射水神社に奉納され、火がともされた。同神社の権禰宜で、持ち主の嶽徹さん(50)は「思い入れがあり、捨てられなかった。涙が出る思い」と話す。7日まで神社の拝殿に飾られる。 キリコは2022

緑鮮やか、能登の祭り描く 埼玉、田んぼアートで支援
2024.08.03

緑鮮やか、能登の祭り描く 埼玉、田んぼアートで支援

 能登半島地震の復興支援のため、埼玉県行田市の田んぼに描かれた石川県能登地方の伝統行事「キリコ祭り」のアートが見頃を迎えている。キリコと呼ばれる巨大な灯籠を担ぐ人々の姿や、「復興祈願」「がんばろう!」といった文字が、夏の鮮やかな緑の中に浮かび上がる。市によると、10月中旬まで楽しめる。

田んぼアートで能登の復興支援 埼玉県行田市〔地域〕
2024.07.26

田んぼアートで能登の復興支援 埼玉県行田市〔地域〕

 埼玉県行田市の世界最大の田んぼアートが、今年も見頃を迎えている。16作品目となる今回は、能登半島地震からの復興を祈念して、能登地方の夏~秋の風物詩「キリコ祭り」をデザイン。石川県立能登高校(同県能登町)の書道部が書いた「がんばろう!」「復興祈願」の文字も田んぼに浮かんだ。 行田

能登応援の田んぼアート 祭り描き復興祈願
2024.07.23

能登応援の田んぼアート 祭り描き復興祈願

 埼玉県行田市で、能登半島地震の被災地を応援する田んぼアートが見頃を迎えた。 石川県能登地方の伝統行事「キリコ祭り」を描き、約2・8ヘクタールの大きさ。「復興祈願」などの文字は、石川県立能登高校の書道部に依頼した。隣接する高さ約50メートルの展望台から全体を見ることができる。展望

復興の願いを込めてキリコ乱舞 石川・能登町宇出津「あばれ祭」
2024.07.06

復興の願いを込めてキリコ乱舞 石川・能登町宇出津「あばれ祭」

能登半島地震の影響で各地域に伝わるキリコ祭りの開催が危ぶまれる中、石川県能登町宇出津で5日から「あばれ祭」が始まり、松明から降り注ぐ火の粉を浴びながら、キリコが乱舞しました。能登のキリコ祭りの先陣を切って始まった「あばれ祭」。能登町宇出津港近くの広場では、力強い太鼓や鐘の音に若衆

夏夜の明かり(7月6日)
2024.07.06

夏夜の明かり(7月6日)

 20年ほど前のある日、老婦人が思い出の旅館を探して温泉街を訪れた。太平洋戦争末期、東京から疎開した場所だった。案内した地元の男性は、少女時代の記憶を慈しむように語る姿が今も心に残る▼会津若松市の奥座敷・東山温泉。疎開児童を励まそうと始まった東山盆踊りは今年で80年の節目を迎える。新型コロナ禍

火の粉浴び復興祈る 宇出津・あばれ祭開幕、キリコ乱舞
2024.07.06

火の粉浴び復興祈る 宇出津・あばれ祭開幕、キリコ乱舞

 石川県無形民俗文化財「あばれ祭(まつり)」は5日、能登町宇出津で2日間の日程で開幕し、住民は柱松明(はしらたいまつ)の周囲で火の粉を浴びながらキリコを乱舞させ、能登半島地震からの復興を祈った。発生から半年がたつ中、日本遺産「能登のキリコ祭り」の先陣を切ってほぼ通常通りに開催。損壊した家屋が残

「ご支援下さった方に感謝を」当初は8割が反対…震災の爪痕残る能登の夏“あばれ祭”
2024.07.06

「ご支援下さった方に感謝を」当初は8割が反対…震災の爪痕残る能登の夏“あばれ祭”

江戸時代から伝わる、巨大な灯籠『キリコ』が街を練り歩き乱舞する祭りが、能登半島の各地で開かれます。その初陣を切る、能登町の『あばれ祭』が5日に始まりました。元日に起きた能登半島地震の影響で、いまだ多くの人が避難生活を続けています。そんな状況で開催するか否か。伝統と現実の間で交差す

能登の夏が始まった 巨大な灯籠舞うキリコ祭りの先駆け「あばり祭」
2024.07.05

能登の夏が始まった 巨大な灯籠舞うキリコ祭りの先駆け「あばり祭」

 能登半島地震で被災した石川県能登町宇出津(うしつ)で5日、能登の夏の風物詩、キリコ祭りの先駆けとなる「あばれ祭」が始まった。 太鼓と笛の音が響き渡り、「イヤサカヤッサイ! サカヤッサイ!」の掛け声とともに巨大な灯籠(とうろう)「キリコ」が担ぎ出され、壊れた家屋の残る町を練り歩い

復興祈願掲げキリコ舞う、石川 能登町で「あばれ祭」開幕
2024.07.05

復興祈願掲げキリコ舞う、石川 能登町で「あばれ祭」開幕

 能登半島地震で被災した石川県能登町で5日、県無形民俗文化財に指定される「あばれ祭」が始まった。能登各地で秋にかけ行われてきた「キリコ祭り」の先陣。能登半島では住民の生活再建が進まず、開催見通しが立たない祭りも多い中、復興祈願を掲げキリコが舞う毎年恒例の光景に、住民はかけ声を上げて熱狂した。6