【ヤクルト】悪夢のサヨナラ負けで4連敗 借金最多10 長谷川がフランコに逆転V弾浴びる サイスニード今季初白星ならず 打線は残塁13

■プロ野球　楽天5×ー3ヤクルト　（31日　福島）

ヤクルトは今季初のサヨナラ負けで4連敗となった。1点リードで迎えた9回裏、3イニング目となった2番手・エスパーダが連打を浴び降板。マウンドに上がった4番手・長谷川が代打・フランコに逆転サヨナラ3ランを浴びた。これで借金は今季最多の10となった。

打線は2回、オスナの犠牲フライと山崎のタイムリーで2点を先制。5回には長岡のタイムリーで3点目を獲得した。先発のサイスニードが7回途中2失点の投球を見せていた。

スタメンは1番ライト・丸山和、2番セカンド・山田、3番ショート・長岡、4番サード・村上、5番DH・サンタナ、6番レフト・青木、7番ファースト・オスナ、8番キャッチャー・松本直、9番センター・山崎のオーダーを組んだ。

打線は初回、先頭の丸山和が相手先発・早川からヒットを放つ。しかし後続は凡退し無得点。

サイスニードが9試合目の先発登板。ここまで勝ちがなく0勝2敗、防御率4.06。

1回裏、2死から辰己に四球を与え、盗塁で得点圏に進まれるが、4番・浅村をセカンドゴロに打ち取る。

2回、先頭のサンタナが二塁打、青木は相手の失策で無死一・三塁とチャンスを作る。続くオスナの犠牲フライでサンタナが先制のホームを踏む。さらに青木が盗塁、外野フライのタッチアップで2死三塁とすると、山崎のタイムリーで2点目を挙げた。

2回裏、先頭の5番・鈴木大にヒットを打たれる。2つの内野ゴロで三塁に進まれると、8番・太田にタイムリーを打たれ、1点を返される。

打線は4回、1死からサンタナが内野安打で出塁。しかし青木がファーストフライ、オスナは空振り三振で無得点に終わる。

5回、2死から丸山和が四球、山田がヒットで一・三塁とすると、長岡がタイムリーを放ち追加点を挙げる。

6回、1死から青木とオスナの連打で一・二塁とするが、松本直はショートゴロ、山崎は見逃し三振で得点を奪えず。

6回裏、1死から辰己にヒットを打たれると、鈴木大に四球、渡邊佳にヒットで2死満塁となる。それでも岡島をセカンドゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。

打線は7回、相手2番手・ターリーから先頭の丸山和が四球を選ぶ。村上も四球で2死一・三塁とするが、サンタナはショートゴロに打ち取られた。

7回裏、1死から9番・小深田に二塁打を打たれると、続く小郷にタイムリーを打たれリードが1点差になったところでサイスニードは降板。2番手・エスパーダが村林をライトフライ、辰己をセンターフライに抑え、リードを守る。

8回、2死から松本直が二塁打、山崎が四球を選ぶも丸山和は見逃し三振に倒れた。

その裏、続投のエスパーダが2死から渡邊佳にヒットを打たれるが、岡島をセンターフライに抑え、無失点。

打線は9回、相手3番手・渡辺から長岡がヒットを放つ。サンタナが申告敬遠、西川が四球で2死満塁となるが、オスナが空振り三振に倒れ、無失点となった。

9回裏、3イニング目のエスパーダが1死から小深田、小郷に連打を浴びると、ここで降板。4番手・長谷川が代打・フランコに初球をレフトスタンドに運ばれた。逆転のサヨナラ3ランでゲームセットとなった。