【ロッテ】連夜のドローは今季5度目 ...9連勝は継続 ポランコが9回に2戦連続で起死回生の同点打 救援陣は再三サヨナラ負けを凌ぐ

■プロ野球　交流戦　ヤクルト2ー2　（30日　神宮）

ロッテはヤクルトに2戦連続の引き分けで巨人に並ぶ今季5度目の引き分けとり、9連勝は継続となった。25勝18敗5分の貯金7、首位・ソフトバクが巨人に敗れたため4ゲーム差に縮まった。3ー3で迎えた12回裏、7番手・国吉が丸山和を左飛、武岡に左安打、長岡に左直で一塁走者・武岡が飛び出し併殺となった。

12回表の攻撃はエスパーダから小川がライトへのヒットを放つ。その後の大下のバントで1死二塁のチャンスをつくる。しかし、荻野は遊ゴロに、柿沼は空振り三振に倒れ勝ち越せなかった。

試合はロッテの先発メンバーは2番に岡が、3番に中村奨がそれぞれ3試合ぶりに入った。6番にはライトの愛斗が4月6日以来のスタメンに入った。

先発は西野。ここまで7試合に登板し、4勝を挙げ、防御率は3.38。ここ2試合ではいずれも勝ち星を挙げている。

ロッテはここまで9連勝中。2005年以来の10連勝を目指した。

初回、先頭の荻野が内野安打で出塁する。2番の岡は凡退したものの、続く3番の中村奨の今季初ホームラン2ランで2点を先制する。

先発の西野は2番の山田にセンター前ヒットで出塁を許すと、3番の長岡のセンターへのツーベースの間に1点を返され、2－1とされる。しかし、4番・村上はセカンドゴロに、5番・サンタナはライトフライに打ち取り、リードを守る。

2回裏、2死から8番の中村にセンター前ヒットを許すも、9番ピッチャーの高橋を見逃し三振に打ち取り得点を与えない。

3回表、荻野がレフト前ヒットで出塁する。しかし、岡はピッチャーへのダブルプレーに、中村奨はセカンドフライに倒れチャンスを生かせない。

その裏、西野は1死から山田に2号ホームランを浴び、2－2の同点に追いつかれる。

4回表、先頭の4番・ソトがフルカウントから四球で出塁する。しかし、続く5番・佐藤は空振り三振に倒れる。その後の、6番・愛斗は死球で出塁し、1死一・二塁のチャンスをつくる。7番・友杉はセカンドへのダブルプレーに倒れ、先制とはならない。

その裏、西野は先頭の5番・サンタナにライトへのヒットを許す。しかし、続く6番・青木は中飛に打ち取る。その後の、7番・オスナはサード・中村奨の好プレーで三直で打ち取る。中村は投ゴロに抑え、勝ち越しは許さない。

5回裏、先頭の高橋にセンターへのヒットを許す。続く丸山のキャッチャーゴロをショートの友杉が落球し、無死一・二塁のピンチを招く。その後の山田は見逃し三振に、長岡はライトフライに、村上はセカンドフライに打ち取り、ピンチをしのぐ。

6回裏、1死から青木に四球を与える。その後、代走の並木に二盗を許し、1死二塁のピンチを招く。続く、オスナは二飛に打ち取る。しかし、中村にレフトへのツーベースヒットを許し、1点を勝ち越され、2－3とされる。続く、代打・川端はレフト・荻野の好プレーでファールフライに打ち取り、追加点は許さない。

7回表は代わった木澤の前に三者凡退に終わる。

8回は小川が遊ゴロに、代打・池田が一ゴロに倒れるも、2死から荻野がライトへのヒットで出塁する。続く、岡の打席では暴投の間にランナーが二塁に進む。しかし、岡はセンターフライに倒れ、得点はできない。

9回は守護神・石山の前に角中が四球で出塁し、ソトも左安打で無死一・二塁のチャンスをつくる。続く、佐藤は犠打で1死二・三塁とする。髙部は申告敬遠で1死三塁となる。

石山はここで降板し、山本がマウンドにあがる。友杉の代打・ポランコがライトへのタイムリーヒットで3－3の同点に追いつく。しかし続く小川は空振り三振に倒れる。その後、2死満塁から代打の大下が二飛に倒れ、勝ち越しはならない。

9回裏、代わった澤田はオスナに四球を与える。続く中村は投犠打で1死二塁のピンチを招く。山﨑には四球を与え、1死一・二塁となる。丸山は荻野の好プレーでレフトフライに打ち取る。続く武岡はレフトフライに倒れピンチをしのぐ。

延長10回に益田が2死から西川にツーベースを浴び2死二塁のピンチを招く。しかし、続く並木をショートゴロに抑え、無失点に終える。

11回表代わった丸山から佐藤がレフト前ヒットを放つ。しかし、髙部はレフトフライ、安田は空振り三振に倒れ、得点はならなかった。