【MLB】故障離脱中の吉田正尚 約1か月ぶりティー打撃もコーラ監督「細心の注意を」

AI要約

レッドソックスの吉田正尚外野手が左手親指の怪我から復帰に向けてティー打撃を再開したことが明らかになった。

怪我から約1か月ぶりにスイングを再開した吉田だが、実戦復帰までにはまだ時間がかかりそうだとしている。

リハビリプログラムでは故障箇所だけでなく、他の部分にも注意を払う必要があるとして、チームは慎重に対応している。

【MLB】故障離脱中の吉田正尚 約1か月ぶりティー打撃もコーラ監督「細心の注意を」

 レッドソックスの吉田正尚外野手(30)が復帰に向けて小さな一歩を踏み出した。

 吉田は4月28日(日本時間29日)に行われたカブス戦の第2打席で中前打をマーク。その際、左手親指の付け根付近を痛め、途中交代と故障者リスト入りを余儀なくされた。以来、長いリハビリ生活を続けているが、アレックス・コーラ監督(48)は30日(同31日)のタイガース戦前の会見で「マサ(吉田)は昨日、ティー打撃をスタートさせた」と近況を明かした。

 スイングを再開させたのは約1か月ぶり。指揮官によれば、吉田本人は「感触はオッケーだと。いい感じを受けていた」という。もっとも、実戦復帰するまでにはまだ時間がかかりそうだ。リハビリのプログラムでは故障箇所以外にかかる制限もある。それだけにコーラ監督は「我々は彼の手だけではなく、彼がしばらく使っていなかったところにも、細心の注意を払わないといけない」と話した。