大谷翔平、5連敗中の心境吐露「難しい部分はある」 打撃の状態は…13分間で語った全て

AI要約

大谷翔平投手の左太もも裏の状態やパフォーマンスへの影響について

投球のリハビリ状況やチームの打線、水原一平被告の事件についてのコメント

投球を恋しいと感じつつも、ステップを踏んで次に進んでいると語る

■メッツ ー ドジャース(日本時間28日・ニューヨーク)

 ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・メッツ戦の前に取材に応じた。左太もも裏の打撲の状態からパドレス・ダルビッシュ有投手の200勝などを赤裸々に語った。なお、試合は悪天候のため、中止に。翌28日(同29日)にダブルヘッダーで行われる。

 大谷の一問一答は以下の通り。

――足の打撲の状態は。

「日に日には良くなっているので、今日も昨日よりだいぶ感じはいいかなと思います」

――いつから悪化したか。

「ピックオフで貰ってから、次の日とかですかね。徐々に張りが出てきて、その中で走っていたので、徐々に悪くなってという感じかなと思います」

――三塁打で全力疾走しなかったが。

「あの打球はそうですね。余裕で三塁打にできるとは思っていたんですけど、ショートが(エリー・)デラクルーズ選手だったのを忘れていたので。そこで少しクロスプレーになったかなと思っています」

――スイングに影響は。

「スイングはそこまでないと思いますね。(打撃の)状態がそこまでよくないというのはもちろんあると思いますし。その中で軸足への影響はあまりないと感じています」

――腰は大丈夫か。

「トレーニングもしながら、良くはなってきているので。ほぼ問題なくきているかなと思います」

――投球のリハビリの状況。

「徐々に距離が伸びてくる。距離を伸ばしながら球数が60球、70球に増えたりとか。その段階でどこまで距離が伸びていくっていうのは、ちょっとまだ先のことなのでどこまで行くかはわからないですけど。徐々に距離とかは伸びていくと思います」

――距離的には最長どれくらいか。

「先週60フィート(約18.3メートル)になった位なので。球速も80マイル(約128.7キロ)くらいですかね。それくらいまでは上がってきているかと思います」

――今年は投球をしない。打撃への専念はいい影響を及ぼすか。

「どうなんですかね。1シーズンやりきらないと言えないことではあるので。まずは1シーズンやって見てからかなと思います」

――チームの打線の調子。

「どうなんですかね。時差もありますし、スケジュール的にきついところもありますので。つながりという意味では少し難しくなっている部分はあると思いますけど。その中でできることはもちろんあると思うので。終わったことは切り替えて、今日は今日で集中したいと思います」

――水原一平被告の事件についてパフォーマンスへの影響は。

「睡眠が足りなかったのが一番問題ではありましたけど。メンタルがプレーに影響するとは思っていないですし、しっかりとした技術さえあれば、どんなメンタルでも打てると思っているので。グラウンドとやるべきこととは全く切り離してやりたいなと思っています」

――投球は恋しいか。

「ピッチングの日はやっぱり独特の緊張感、先発投手はみんな特にそうだと思いますけど。それは恋しいといえば、恋しいですし。ただ、ひとつひとつのステップを踏んでいく時期なので。あんまり焦ることなく。次のステップをまずしっかり踏みたいなと思います」