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【メッツ・千賀と一問一答】復帰時期は未定「ここに合わせてみたいなことはできないのが現状」
メッツ・千賀滉大投手が右肩の負傷についてメディア対応。MRI検査で上腕三頭筋の炎症が判明し、復帰の目処は立っていない。
千賀はチームの闘志を感じながらリハビリを行っており、投げられていないことに悔しさを感じている。
リハビリ期間中に起きた状況や影響について考察し、今後の段階で再発を防ぐことが重要だと述べている。
右肩を痛めて負傷者リスト(IL)入りしているメッツ・千賀滉大投手(31)が27日(日本時間28日)、ドジャース戦前にメディア対応。右肩の張りからのリハビリ中、MRI検査で上腕三頭筋の炎症が判明したこと、今後の見通しなどについて言及した。なお、この日のメッツ対ドジャース戦は悪天候のため中止になっている。
千賀との一問一答は以下の通り。
――いつ頃からまた投げられると思うか
「まだそういうチェックもしてないですし、これからになると思います」
――何日かシャットダウンし、今の調子は
「本当に何もしていないので、調子自体はわからないですけど、本当に早く復帰したいなという気持ちの中で取り組んでいることは事実なので、焦る気持ちと現実を見ながら丁寧に過ごしています」
――神経の症状とメッツは公表。普通の炎症とは違うのか
「いろいろなズレだったり、筋肉の普段と違うような使い方をするとそういうような神経症状が出ると思う。僕自身にとっては珍しいですけど、症例としてはそんなに珍しいことではないのかなというふうに聞いてみます」
――まずは肩、三頭筋の炎症、さらに神経の炎症とどのようにつながっているのか
「いろいろなことがあっての今の状況なので、本当に一概に1つ、これというものは言えないです。いろいろなことが重なってこうなっているというのは間違いないと思います」
――復帰の目処としてベストはいつくらいになると思うか
「自分自身、どういうような状況なのかっていうところがわかっていないので、まだ腕のチェックもしていないですし、とにかく本当に1つ1つ、1歩1歩進みながらっていうふうになるので、ここに合わせてみたいなことはできないのが今の現状じゃないかと思います」
――シーズンを通じて投げられていないことをどう感じるか
「とても悔しい気持ちが強いです。チームの一員として、特にリハビリをしていますけど、メジャーの施設で練習している中で、やっぱりみんなの戦う姿を見ていると、早くしたいなという気持ちになってくるのは間違いないなと思います」
――リハビリ期間中、特に悔しいところは
「うーん、そうですね、(しばらく考えて)自分としては自分自身の身体のことがわかっていないわけではないので、この状況に対して驚いているっていうところも正直ないっていうところがやっぱり悔しいところが一番かなと思います」
――それはどういう意味か
「(またしばらく考えて)難しいな、何て言おうかな。やっぱりちゃんとうまく物事が正しく進まないと、パフォーマンスを上げていくっていう中では少しの影響でこういった二次災害、ケガしたところじゃない部分に出てしまうっていうところがあるっていうのが言いたかったことかなと思います」
――1つ前のステップで100%の状態に到達する前に次に進んでしまったのか
「いや、そういうわけではないです。別に何か不満があってそういうことになったっていうわけではないです。いろいろな要因が重なってのことなので、こればかりは起きてしまったので、次、上げていく段階でまた違うところに出ないようにするってことが次、大事なことなんじゃないかなと思います」(ニューヨーク 杉浦大介通信員)