ツアー初勝利が全仏オープン 世界221位の予選勝者スクワイアが喜び爆発<男子テニス>

AI要約

全仏オープン初戦でドイツのスクワイアがオーストラリアのパーセルを破り、初の四大大会勝利を挙げた。

苦戦の末にファイナルセットで勝利し、3時間21分の接戦を制した。

次戦はカナダのオジェ アリアシムとの対戦が決まっており、注目が集まっている。

ツアー初勝利が全仏オープン 世界221位の予選勝者スクワイアが喜び爆発<男子テニス>

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク221位のH・スクワイア(ドイツ)が同94位のM・パーセル(オーストラリア)を6-2, 6-2, 3-6, 4-6, 7-6 (12-10)のフルセットで破り、ツアー初勝利をあげるとともに、四大大会初勝利をあげ初戦突破を果たした。

23歳のスクワイアはキャリアハイ209位を記録しており、今大会は予選から出場。D・ジュムホール(ボスニア)やH・グルニエ(フランス)(フランス)、A・ババソリ(イタリア)を下し四大大会四大大会の本戦に初出場を決めた。

1回戦、第1・第2セットを先取し勝利に王手をかけたスクワイアだったが、そこからパーセルに主導権を握られ苦戦。あっという間にセットカウントで並ばれファイナルセットに突入した。

ファイナルセット、2度ずつブレークを奪い合った両者はこの試合初のタイブレークへ。10ポイント制のマッチタイブレークで競われるファイナルセット、スクワイアは大接戦を制し3時間21分のタフマッチを制した。

ツアーでの白星がなかったスクワイアにとってこの勝利はキャリア通算初の本戦白星。それが四大大会である全仏オープンの1回戦となった。

記念すべき1勝をあげたスクワイアは2回戦で第21シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。オジェ アリアシムは1回戦で世界ランク70位の西岡良仁をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第2シードのJ・シナー(イタリア)や第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第5シードのD・メドベージェフ、第9シードのS・チチパス(ギリシャ)らが初戦突破している。