大谷翔平、三塁打で全力疾走回避の理由は…超強肩内野手の存在「忘れていた」

AI要約

大谷翔平選手がけん制球直撃の左太ももの怪我の状態を明かし、徐々に改善していることを述べた。

怪我を負った後も走ることに積極的だったが、張りが出てきて悪化。走力を緩めることもあった。

怪我による影響は打席でのスイングにはないとし、長打でチームの流れを変えたいと話していた。

大谷翔平、三塁打で全力疾走回避の理由は…超強肩内野手の存在「忘れていた」

 ドジャースの大谷翔平選手が27日、メッツ戦の試合前に囲み取材に応じ、けん制球が直撃した左太ももの怪我の状態について明かした。大谷は「日に日に良くなっている。今日も昨日よりだいぶ感じはいい」と語った。

 今月16日、本拠地でのレッズ戦で一塁のけん制球が直撃。その試合後も、盗塁など走ることに積極的だったが、「次の日から、徐々に張りが出てきて。その中で走っていたので、徐々に悪くなっていった感じ」という。25日に三塁打を放った際は、全力疾走せずに走力を緩めた。「余裕で三塁打にできると思っていたが、ショートがデラクルーズ選手というのを忘れていた。そこで少し、クロスプレーになった」。メジャー屈指の強肩遊撃手が中継に入ることが頭に入っていなかったことを明かした。

 ただ、左太ももの状態が打席でのスイングに影響することはないという。「(打撃の)状態が良くないというのはもちろんあると思うし、その中で軸足の影響はそこまでないと感じている」。この日は豪雨のため試合中止。5連敗中のチームに恵みの雨となるか。大谷は8試合36打席ノーアーチと一発が出ていないが、そろそろ持ち味の長打で、チームと自身の流れを変えたい。