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パリ五輪代表選出確実の松山英樹、2月時点で出場前向き姿勢も状態見極め慎重に決断へ
男子の代表争いでは松山英樹がリードしており、中島啓太、久常涼が追う形となっている。
松山はまだパリ五輪への出場意向を表明しておらず、体の状態に不安もある。
五輪の有資格者が日本代表候補選手として発表され、松山の出場を含め慎重に決断を下すことになる。
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日本ゴルフ協会(JGA)は27日、都内でパリ五輪ゴルフ競技に関する会見を開いた。男子の代表争い(2枠)では26日付の世界ランクで国内トップ15位の松山英樹(32)が大きくリード。2番手を84位の中島啓太(23)、87位の久常涼(21)らで争う形となっている。
松山はパリ五輪への出場意向をまだ表明していない。丸山茂樹日本代表監督(54)によると、ジェネシス招待で米ツアー9勝目を挙げた2月の時点で前向きな姿勢を示したという。その後、背中や首などの不安もあり、5月のツアーでは棄権もあった。丸山監督も「(松山の)体の状態を心配している」と話し、見守っていく状況だ。
メジャー第3戦・全米オープン(6月13日開幕)後の同17日に、五輪の有資格者が日本代表候補選手として発表され、エントリーの締切は7月上旬。今後は体の状態を見極めながら、慎重に決断を下すことになりそうだ。松山が出場すれば、前回の東京(4位)に続く2大会連続で、日本勢のメダル獲得の期待も膨らむ。