東農大北海道7季連続優勝!逆転打の江川輝琉亜「4年目の集大成だった」全日本大学選手権出場へ

AI要約

東農大北海道が函館大に4-2で逆転勝利し、春季リーグ優勝を果たした。

江川輝琉亜選手が1死一、三塁で勝ち越し打を放ち、執念を見せた。

神宮僚介投手が完投し、7季連続37度目の優勝を達成。全日本選手権への強い思いを語った。

<北海道6大学野球春季リーグ優勝決定戦:東農大北海道4-2函館大>◇27日◇苫小牧・とましんスタジアム

 東農大北海道が9勝1敗で並んだ函館大との優勝決定戦で4-2の逆転勝利。7季連続37度目の優勝を果たした。雨が強まった1-2の7回、5連打3得点で試合をひっくり返した。同点に追いつき、なお1死一、三塁で勝ち越し打を放った江川輝琉亜(きるあ)外野手(4年=熊本工)は「4年目の集大成だった。積み上げてきたものがあの1本に出た。気持ちです」と執念を見せた。

 江川ら現4年生が1年春から続くリーグ最長の7季連続制覇。「ここで途絶えると先輩方に…」とプレッシャーもあったが、はねのけた。完投で今季4勝目を挙げた神宮僚介投手(3年=桐生第一)は「自分が行くべき場所」と、大学野球の聖地“神宮”への強い思いを持ってマウンドに立った。

 5大会連続で出場する全日本選手権(10日開幕、東京・神宮ほか)では、11日に天理大(阪神)と初戦を戦う。1年時から先発する江川は「今回こそはベスト4に行きたい」と、5年ぶり準決勝進出を見据えた。