【ボートレース】峰竜太の弟子・23歳の定松勇樹が21世紀生まれ初のSG覇者に~多摩川SGオールスター

AI要約

ボートレース多摩川で開催されたSG第51回ボートレースオールスターで、1号艇の定松勇樹がSG初優勝を果たす。彼は21世紀生まれで初のSGウィナーとなり、年末の住之江グランプリへの出場もほぼ確実になった。師匠の峰竜太の支えが大きく、重要な忠告を受けて臨んだレースで涙の喜びを共にした。

経験により成果を出すことの重要性を受け入れ、緊張する中でも笑顔を忘れずに最高のパフォーマンスを見せた定松。峰竜太の助言を胸に、大きな積極性を持ってレースに挑んだ。

彼らの絆は水神祭で強くなり、師弟の関係を超えた尊敬と信頼で結ばれた。定松はスーパースターとしての存在に成長し、師匠からの称賛を受けながら、これからの活躍に期待が高まっている。

【ボートレース】峰竜太の弟子・23歳の定松勇樹が21世紀生まれ初のSG覇者に~多摩川SGオールスター

 ボートレース多摩川で開催されていたSG第51回ボートレースオールスターは最終日の26日、第12Rで優勝戦が行われた。

 1号艇の定松勇樹(23)=佐賀・125期=がイン速攻でSG初優勝を果たし、21世紀生まれとしては初、登録番号5000番台の選手としても初のSGウィナーが誕生した。V賞金4200万円を手にして、年末の住之江グランプリ出場をほぼ確実にした。2着は馬場貴也、3着には森高一真が入った。

 SG初優出初Vという快挙の裏には偉大な師匠の大きな支えがあった。師匠の峰竜太はSG11回目の優出でようやく悲願を達成した経験を持つ。その峰の言葉に定松は何度も救われた。SG初の予選通過を決めた24日の夜、重圧に押しつぶされそうになっていたが『勝つに越したことはないが、勝つにしろ負けるにしろ、この経験は必ず今後の財産になる。俺も経験した。悔いなく準備してレースに行け』とアドバイスを受けた。

 最終日、1号艇で臨む優勝戦直前、ピットでは緊張がマックスに。『緊張するのは仕方ない。でも楽勝、声を出して笑っていけば大丈夫だよ』。愛の言葉が胸に染み、最高潮に奮い立った。

 「(峰)竜太さんに何度も助けられた、自分のことのように感動してくれて、本当にうれしかった」。優勝を決めて、涙で抱き合い、喜んだ。水神祭では一緒に水面にドボン。『彼はスーパースターだよ。自分を超える存在になると思う』。尊敬する師匠から最後にうれしすぎる言葉をもらった。