「結果を求められる責任をしっかり果たしたい」体調不良から復帰の菅野智之 鬼門勝ち越しへ…26日・阪神戦に先発

AI要約

巨人・菅野智之投手が体調不良による出場選手登録抹消から最短10日で復帰し、阪神戦で無傷の5連勝を目指す。

菅野は4勝目を飾った後の中14日で登板し、自然体で責任を果たしたいと意気込む。

菅野の復帰戦が甲子園で、勝利すれば22年9月以来の勝ち越しとなり、チームに力を与えることが期待されている。

「結果を求められる責任をしっかり果たしたい」体調不良から復帰の菅野智之 鬼門勝ち越しへ…26日・阪神戦に先発

 巨人・菅野智之投手(34)が体調不良による出場選手登録抹消から最短10日で復帰する26日・阪神戦(甲子園)で今季無傷の5連勝を目指す。25日は敵地でキャッチボールなどで最終調整。交流戦前最終戦だが、特別な意識は持たず自然体で「結果を求められると思うし、そこの責任をしっかり果たしたい」と意気込んだ。

 4勝目を飾った11日・ヤクルト戦(神宮)から中14日での登板。登録抹消の翌17日には練習を再開し、最善を尽くして最短復帰に至った。今季阪神戦は2登板で0勝0敗だが、防御率は1・26と抜群の安定感を示す。相手打線では近本を警戒し「(12~18日まで)3番でしたけど、1番に戻ってからやっぱり機能し始めている。そのあたりの出塁を許さなければいいと思います」と表情を引き締めた。

 前夜には戸郷がノーヒットノーランを達成。この日は敗戦も、菅野が勝利へ導けば鬼門・甲子園では22年9月以来の勝ち越しとなり、引き分け以上で貯金を持っての交流戦突入にもなる。聖地で通算11勝4敗、防御率1・83の頼れる背番号18が、復帰戦でもチームの力になる。