【日本ダービー・生情報】「勝てると思える状態にある」 厩舎、父、ジョッキーのリベンジ結実へ アーバンシックが頂点をつかみ取る

AI要約

ダービー前日のトレセンでは、ストライキの影響で馬場入りする馬が少なかったものの、出走予定馬は準備を完了していた。

アーバンシックは頂点を目指す意欲を示し、坂路でしっかりと調整。状態も良く、期待が高まっている。

ハーツコンチェルトもリベンジのために勝利を目指し、強豪揃いのメンバーにも自信を見せている。

【日本ダービー・生情報】「勝てると思える状態にある」 厩舎、父、ジョッキーのリベンジ結実へ アーバンシックが頂点をつかみ取る

[GⅠ日本ダービー=2024年5月26日(日曜)3歳、東京競馬場・芝2400メートル]

 ストライキの余波で馬場入りする馬も少なかったダービー前日25日の美浦トレセン。そんな中でも翌日の世代最強馬決定戦の出走予定馬はキッチリと前日メニューを消化し、大一番に備えた。

 GⅠ皐月賞4着から頂点取りを目指すアーバンシック(牡・武井)は同日朝、Eコース経由で坂路入り。落ち着き十分にリズムのいい走りで4ハロン62・8ー46・6ー15・4秒のラップを刻んだ。

 見守った武井調教師は「(昨年のダービー3着馬)ハーツコンチェルト先輩を前に置いて(登坂し)いい雰囲気。すべて順調で予定通り。いい状態できているので楽しみ」と口ぶりも滑らかで、「皐月賞は〝前向きに前向きに〟とつくってピリピリしていたけど、今回は落ち着いている。当時とは雰囲気が違うね。メンバーは強いけど、勝てると思える状態にある」とキッパリだ。

 同厩のハーツコンチェルトはクビ+ハナ差で3着、父は2017年2着のスワーヴリチャード、小差2着で2度涙をのんでいる若武者・横山武…多くのリベンジを結実させるためにも、勝利をつかみ取ってみせる。