【広島】新井監督「ビックリしちゃった」小園V弾&末包弾&野間3年ぶり弾 延長3発は球団初/一問一答

AI要約

広島は、延長戦で一発攻勢を見せ、DeNAに5-2で勝利。連敗を2で止めた。

小園の決勝ソロホームランを皮切りに、末包と野間もホームランを打ち、球団史上初の延長戦での3本塁打を達成。8回には小園の激走内野安打で同点に追い付いた。

新井監督は、小園の活躍や大瀬良の好投を称賛し、ホームランを打った選手たちを賞賛した。

◆JERAセ・リーグ DeNA2―5広島=延長10回=(24日・横浜)

 広島は、最後は一発攻勢で延長戦を制し、連敗を2で止めた。

 延長10回2死から小園の今季1号ソロが決勝点となった。5月に入って7度目となる勝利打点をたたきだした4番の一発に末包も3号ソロで続き、さらに野間が21年8月13日以来1015日ぶりとなる1号2ランでトドメを刺した。延長での3本塁打は球団初だった。

 8回には粘り強い攻撃で同点に追い付いた。秋山の先頭安打から矢野の犠打、菊池の内野ゴロで2死三塁とし、ここでも小園が激走で同点内野安打をもぎ取った。小園は今季初の4安打2打点の大暴れ。チームは今季5度目の延長戦で初勝利となり、首位・阪神まで1・5ゲーム差に戻した。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―最後は4番・小園が決めた

 「本当に今日もナイスバッティングだったね。あの一発もそうだし、8回の(適時内野安打で同点に)追い付いたところというのも、ナイスバッティングだったと思います」

 ―8回の攻撃について

 「アキ(秋山)も先頭でよく打ってくれて、矢野が送って、キク(菊池)が追い込まれたけど、何とか粘り強く前に飛ばして、あれで一つ進んだからね。やっぱり、あそこで自分がアウトになっても、ランナーを次に進めるという、いい攻撃の形だったと思います。進めてなかったら、小園はタイムリー内野安打になってないわけだから。ああいう、いい投手から得点をするのは、そういう攻撃が大切だと思う。打った小園も、もちろんすごいけど、いい攻撃だったと思います」」 ―大瀬良投手が8回途中1失点と好投した

 「本当に粘り強く、今日も素晴らしいピッチングだったと思います。大地が粘ってくれていたので、今日こういう試合になったと思います」

 ―延長10回は末包、野間にも一発が出た

 「末包は『今日打ちます』って言っていたけど、(3年ぶり弾の野間は)ビックリしちゃった。ビックリして笑っちゃいました。本当にナイスホームランだったと思います」

 ―小園は今季ホームランがなかった

 「ホームランは今日が1号だったけど、それまで十分すぎるぐらい得点圏で打って打点を挙げてくれている。一番大切なのは打点。今日もいいヒットだったし、いいホームランだったと思います」