トルコの「無課金おじさん」が話題に ラフすぎる射撃で銀メダル獲得

AI要約

パリ・オリンピックの射撃競技で銀メダルを獲得したトルコのユスフ・ディケチュ選手が、独特のスタイルで注目を集める。

ディケチュ選手はゴーグルや耳あてなどの装備をせず、Tシャツ姿で射撃に挑戦し、高得点を記録した。

ネット上では「無課金おじさん」として話題になり、トレンド入りを果たすほどの人気を獲得した。

トルコの「無課金おじさん」が話題に ラフすぎる射撃で銀メダル獲得

 パリ・オリンピックの射撃の混合エアピストルで、銀メダルを獲得したトルコのユスフ・ディケチュ選手(51)がネット交流サービス(SNS)上で注目を集めている。ゴーグルなどの装備をつけないラフなTシャツ姿で射撃に臨む独特のスタイルがネット上で話題になり、X(ツイッター)では「無課金おじさん」として一時トレンド入りを果たした。

 射撃競技ではゴーグルや耳あてなどを装着して競技に臨む選手が多い。7月30日の決勝では、他の選手が充実した装備で競技に臨む一方で、ディケチュ選手は帽子もかぶらず国名が入った白いTシャツ姿で登場。左手をポケットに突っ込み、右手でピストルの引き金を引く射撃スタイルで高得点をたたき出した。

 結果は銀メダル。Xでは、ゴーグルなどを装備せずに試合に出場したことから「無課金おじさん」が一時トレンド入りした。また、「射撃スタイルがシティーハンターの冴羽獠っぽい」などのコメントが並んだ。

 トルコ・オリンピック委員会のホームページなどによると、ディケチュ選手は2008年の北京から5大会連続で五輪に出場している。試合後、インスタグラムに、エッフェル塔の下で銀メダルを掲げた写真とともに「メダルを獲得できたことを心からうれしく思います」と投稿している。【デジタル報道グループ】