【阪神】中野拓夢、8回に意地の適時打「(床田は)的を絞らせない投球を常にやってきている」
広島が阪神に6-2で勝利し、中野拓夢内野手が8回に満塁での適時打を放つも、反撃は途切れる。
床田投手の粘り強い投球について、選手会長が評価しつつ、次戦に向けての改善を誓う。
阪神は床田を克服するための作戦を練り、次戦に臨む決意を固める。
◆JERAセ・リーグ 広島6―2阪神(21日・マツダ)
阪神・中野拓夢内野手が6点を追う8回無死満塁の絶好機で、力投を続けていた床田から意地の左前適時打を放った。1ボール2ストライクと追い込まれながら、変化球をヒットゾーンに運んだ。「粘り強く、簡単に終わらないというイメージを与えることができた」と懸命に前を向いた。
続く森下も左犠飛でつないだが、反撃はここまで。選手会長は床田に関して「抜くところ、(力を)入れるところを考えながら投げてきているのが分かりますし、同じ球種でもスピードを変えて、力を入れて曲げ方を変えたりだとか、的を絞らせない投球を常にやってきている。何となくいってしまった部分もあると思います。チームとしても次に対戦があるときは作戦を立てて、何とか打てるようにやっていきたいなと思います」と雪辱を誓った。