分業制の現代では打者に比べ壁高い名球界入り…次の200勝は楽天・マー君?現在日米通算197勝

AI要約

投手分業制の時代において、200勝投手への壁が大きくなっている状況が説明されている。過去と現在の達成者数の比較も行われている。

名球会入り条件には、2000安打や200勝に加えて250セーブが設定されており、それぞれの達成状況が述べられている。

現在、田中将選手や石川選手などが200勝に近づいているが、負傷や手術などの影響がある選手もいることが説明されている。

分業制の現代では打者に比べ壁高い名球界入り…次の200勝は楽天・マー君?現在日米通算197勝

 かつてシーズン20勝、30勝投手が存在した時代と異なり、投手分業制の現代では200勝への壁は大きくなった。打者の名球会入りの条件、2000安打と比べると、99年までは2000安打が27人、200勝が22人誕生も、00年以降では2000安打が33人に対し、200勝はパドレス・ダルビッシュで5人目にとどまる。

 名球会は03年から新たに250セーブを入会条件に加えたが、こちらは00年以降で4人が達成。236セーブのパドレス・松井や、230セーブのDeNA・山崎、222セーブのロッテ・益田らが達成に近づいている。

 楽天・田中将が日米通算197勝で、大台にあと3。ただ、昨年10月に右肘手術を受け、現在は2軍調整中となっている。続くのは日本球界現役最年長44歳のヤクルト・石川で通算185勝。43歳のソフトバンク・和田は日米通算164勝で、タイガース・前田は日米通算163勝も、今季は1勝止まりで現在はウイルス性疾患で負傷者リスト入りしている。