【楽天】岸孝之のプロ通算160勝はお預け 6回2失点に「ランナーを出しながらもよく粘れた」

AI要約

楽天岸孝之投手がプロ通算160勝への挑戦を果たせず、次戦に持ち越す結果となった。

岸投手は110球を投げ、6安打2失点(自責1)で力強い投球を見せたものの、味方の援護がなく勝利を手にすることはできなかった。

しかし、岸投手は悪い流れを断ち切り、ピンチを乗り越えながらも粘り強く投球し、ゲームを崩さなかった。

【楽天】岸孝之のプロ通算160勝はお預け 6回2失点に「ランナーを出しながらもよく粘れた」

<オリックス3-2楽天>◇19日◇京セラドーム大阪

 楽天岸孝之投手(39)のプロ通算160勝達成は、次戦に持ち越しとなった。

 6回110球、6安打2失点(自責1)でゲームメーク。味方の援護には恵まれなかったが、テンポの良い投球で相手打線を封じていき「良かったと思いますよ。全体的には」と一定の手応えを示した。

 悪い流れを断ち切った。味方の失策もあり、いきなり初回1死一、三塁のピンチを背負う。4番森に中犠飛で先制点を奪われたが、続く紅林は得意のカーブで右飛。この回を最少失点で切り抜けた。5回2死一塁では、西川をカウント2-2と追い込みながら、甘く入ったチェンジアップを右翼線に運ばれて2点目を許すも、大崩れしなかった。

 ソフトバンク和田と並び現役3位タイの通算159勝を誇るベテランは「味方のミスとかは関係なしに、粘って粘ってというピッチングをしないとゲームをつくるのがなかなか難しいと思う。ランナーを出しながらも、よく粘れたかなっていう感じですね」と振り返った。