【オールカマー・傾向と対策】前走が宝塚記念組と天皇賞・春組が好成績、年齢は4歳・5歳馬が他を圧倒
オールカマーは2014年から優勝馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられている。14年は新潟開催で、中山に戻った15年からの過去9年を振り返る。
前走G1組が中心で、特に国内G1組が好成績を残しており、4歳馬が勝率、連対率、複勝率で他を圧倒していた。大波乱はあまりなさそうで、5番人気以内の馬が連対していることが多い。
馬齢別や人気別の成績を考慮すると、勝ちやすい傾向が見えてくる。過去のデータを参考にした対策を練ることが重要だ。
【傾向と対策】オールカマー(G2・22日・中山・芝2200メートル)
オールカマーは2014年から優勝馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられている。14年は新潟開催で、中山に戻った15年からの過去9年を振り返る。
▼前走G1組が中心 前走クラス別の成績は
G1 【5・4・1・20】
G2 【0・2・4・17】
G3 【3・1・1・38】
オープン特別(リステッドを含む) 【0・0・2・10】
3勝クラス【0・1・0・3】
海外G1 【1・1・1・2】
今回は海外G1からの参戦馬が不在で、勝率、連対率トップは国内G1組。中でも宝塚記念組【2・2・1・8】、天皇賞・春組【2・1・0・6】は好成績を残している。G3組は4着以下だった馬は【0・0・1・25】と苦戦していた。
▼4歳馬が中心 馬齢別の成績は
4歳【5・4・3・11】
5歳【4・3・4・34】
6歳【0・2・1・23】
7歳【0・0・1・14】
8歳【0・0・0・9】
4歳馬が勝率、連対率、複勝率で他を圧倒していた。次いで優秀だったのは5歳馬で若い馬ほど活躍している。6歳馬以上は割り引いてもいいだろう。
▼大波乱はなさそう 人気別の成績は
1番人気【2・3・0・4】
2番人気【1・1・1・6】
3番人気【1・3・3・2】
4番人気【2・0・0・7】
5番人気【3・1・0・5】
6~9番人気 【0・1・5・30】
10番人気以下【0・0・0・38】
22年は5、6、7番人気の順で決着したが、その年以外の連対馬は5番人気以内の馬が入っている。3着馬も7番人気が最低で大荒れの可能性は少なそう。