【園田チャレンジC】イモータルスモークが快勝…大山「ガッツポーズの仕方がわからなかった」

AI要約

イモータルスモークが園田チャレンジカップで快勝し、初の重賞制覇を果たす。

騎乗した大山龍太郎はデビュー4年目で初の重賞制覇を達成、次走の兵庫ゴールドカップで連覇を目指す。

イモータルスモークの血統や成績、全着順も紹介される。

【園田チャレンジC】イモータルスモークが快勝…大山「ガッツポーズの仕方がわからなかった」

 9月21日、園田競馬場で行われた11R・園田チャレンジカップ(3歳上・ダ1400m)は、大山龍太郎騎乗の7番人気、イモータルスモーク(牡7・高知・田中守)が快勝した。2馬身差の2着にアドワン(牝4・兵庫・土屋洋之)、3着にスマイルサルファー(せん6・兵庫・渡瀬寛彰)が入った。勝ちタイムは1:28.6(良)。

 1番人気で赤岡修次騎乗、カレンロマチェンコ(牡6・高知・田中守)は11着、2番人気で杉浦健太騎乗、ベイビーボス(牡7・兵庫・田中一巧)は8着敗退。

 レースは高知からの遠征馬7番人気のイモータルスモークが2番手追走から直線パワフルに抜け出して勝利。騎乗していた兵庫の大山龍太郎ともに初の重賞制覇を飾った。2着には逃げた地元のアドワンが粘った。

 騎乗していた大山龍太郎にとってもデビュー4年目で初の重賞制覇。デビューした21年には周回錯誤により20日間の騎乗停止処分を受けるなど数々の試練を見事に乗り越えた。「数多くのいい馬に乗せてもらいながら勝てなかったので、(この勝利は)本当にうれしい」と静かに喜びをかみしめる一方で天然キャラらしく「ガッツポーズの仕方が分からなかった」と言ってつめかけたファンを笑わせた。「カレンロマチェンコと同じぐらい走ると思っていたが、あんないい位置を取れるとは…」と管理する田中守調教師も驚くばかり。次走の兵庫ゴールドカップで重賞連覇を目指す。

イモータルスモーク 38戦7勝

(牡7・高知・田中守)

父:Into Mischief

母:Bellini Sunrise

母父:Machiavellian

馬主:稲場澄

生産者:Edward A. Seltzer & Beverly Anderson

【全着順】

1着 イモータルスモーク 大山龍太郎

2着 アドワン 田野豊三

3着 スマイルサルファー 大山真吾

4着 ダノンジャスティス 畑中信司

5着 テーオーターナー 大柿一真

6着 サンライズラポール 下原理

7着 バーニングペスカ 鴨宮祥行

8着 ベイビーボス 杉浦健太

9着 ナムラタタ 小牧太

10着 ミステリオーソ 山本咲希

11着 カレンロマチェンコ 赤岡修次

12着 ハナブサ 廣瀬航