【巨人】阿部監督 痛恨の逆転負けも…浅野のミスを責めず「失敗を恐れないで」

AI要約

阿部巨人が痛恨の逆転負けを喫した。広島戦で3点リードの8回に4点を失い4―5で逆転負け。

巨人救援陣が打ち込まれ、マツダでの勝ち越しを逃す。指揮官は選手をかばいながらも次の試合への意気込みを示す。

23日からは阪神との直接対決が控え、指揮官はチームに切り替えを促している。

【巨人】阿部監督 痛恨の逆転負けも…浅野のミスを責めず「失敗を恐れないで」

 阿部巨人が痛恨の逆転負けを喫した。巨人は21日の広島戦(マツダ)で3点リードの8回に4点を失い4―5で逆転負けを喫した。

 巨人救援陣が打ち込まれた。3点リードの8回、3番手・ケラーが1点を失いなおも二死一、三塁。4番手・高梨がマウンドに上がったが小園に2点適時打を許した。これを右翼・浅野が後逸。さらに5番手・船迫が勝ち越し適時打を浴びた。

 勝てばマツダでの対戦成績は巨人の6勝4敗2分けと1試合を残して2013年以来、11年ぶりとなる勝ち越しが決定。阿部監督が「鬼門」と呼んだ球場をチーム一丸で乗り越えられるはずだった。

 引き分けを挟んだ連勝も4でストップ。指揮官は「しようがないな。やりたくてやってるわけじゃないし、みんな必死こいている中でのミスだからね」とかばうと、浅野について「これを糧にやってもらうしかないよね。ちょっと守備で、チビッてるところあるからね。積極的なミスだったらね、仕方ないから。失敗を恐れないでね、やってほしいなと思います」と責めなかった。

 22日から甲子園で2位・阪神との直接対決。指揮官は「もうまた切り替えて、明日からやります」と前を向いた。