広島、9月14敗でBクラス転落…先発陣総崩れの現状に五十嵐氏「勝つべき投手が勝てないと焦りに繋がる」と負のループを指摘

AI要約

広島が巨人に完敗し、CS圏外の4位に転落した。

広島の先発陣が不調で連敗が続いており、投手の勝利が得られていない状況が続いている。

解説者たちは広島の投手陣が勝てないことがチーム全体に悪影響を与えていると指摘している。

広島、9月14敗でBクラス転落…先発陣総崩れの現状に五十嵐氏「勝つべき投手が勝てないと焦りに繋がる」と負のループを指摘

 広島が巨人に完敗。この日DeNAが勝利したため、CS圏外の4位に転落した。

 両軍無得点で迎えた3回、広島先発の大瀬良大地は、丸佳浩の内野安打から浅野翔吾に四球を与えて一・二塁のピンチを迎えると、続く吉川尚輝に2点タイムリー二塁打を浴びて先取点を献上。さらに岡本和真に2ランを被弾すると、7回には3番手の塹江敦哉が自責0ながらも4失点。打線も巨人投手陣から2点を取るのがやっとの状態で、2-8でゲームを落とした。

 9月に入り14敗とあがいている広島に対し、20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた谷繁元信氏は「やっぱり先発が苦しいですよね。これ見てもらうとわかるんですけど、9月は誰も勝ってないんですね。今まで頑張ってきてたんですけど…」と総崩れしている先発陣が元凶とピシャリ。

 解説として出演した笘篠賢治氏は「8月なんて連敗がなかったんですよ。でも9月になってことごとくで」と現状を憂うと、もうひとりの解説者・五十嵐亮太氏は「ちょっと負の連鎖というか…大瀬良勝てない森下勝てないってなると、床田はどうしようとか。やっぱり勝つべき投手が勝てないってなると、焦りに繋がるじゃないですか。そうなると打線がどうにかカバーしなければいけないっていうところで、打線にも良くない影響が繋がってしまったのかなっていう風に思いますね」とチーム全体が悪い方向に向いてしまっていると解説した。

 大瀬良3敗、森下3敗、床田2敗にアドゥワ1敗。ひとりも勝ち星を手にしていない状況では、なかなか勝ち星は拾えない。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』