三菱重工Westが7大会連続28度目の日本選手権 竹田祐「心の底からよかった」元阪神北條も貢献

AI要約

三菱重工Westが7大会連続28度目の日本選手権出場を決める

竹田祐投手が最速153キロでピンチをしのぎ、喜びを爆発させる

ミキハウスが21年ぶり3度目の出場を決定、日本製鉄瀬戸内を逆転勝利

三菱重工Westが7大会連続28度目の日本選手権 竹田祐「心の底からよかった」元阪神北條も貢献

<社会人野球日本選手権・近畿地区最終予選:三菱重工West1-0パナソニック>◇代表決定戦◇20日◇わかさスタジアム京都

 三菱重工Westが、7大会連続28度目となる日本選手権出場切符をつかんだ。7回に1点を先制し、1点リードの9回2死一塁からプロ注目の最速153キロ右腕、竹田祐投手(25=明大)が登場。右前打で一、二塁のピンチを招くも、最後は中飛にしのぎ、歓喜の輪の中心で喜びを爆発させた。

 竹田は18日のNTT西日本との代表決定戦では1点リードの7回から登板も、救援失敗で敗戦投手となっていただけに「心の底からよかったです」と胸をなで下ろした。「3番二塁」で出場した元阪神の北條史也内野手(30)は初回に中前打をマーク。守備でも好守をみせ勝利に貢献した。

 敗れたパナソニックは本戦への出場が28大会連続で途切れた。また、ミキハウスは先発の元巨人の桜井俊貴投手(30)が7回2失点と力投するなど、日本製鉄瀬戸内を相手に8-3の逆転勝利を飾り、21年ぶり3度目の出場が決定。本大会は10月29日から京セラドーム大阪で行われる。