大谷翔平「50―50」記念球の行方は?獲得した黒いTシャツの男性はドジャースの交渉に応じず

AI要約

大谷翔平投手が前人未到の大記録を達成した試合の概要を報告。

50号ホームランボールを巡る争奪戦の様子を紹介。

ドジャースとファンが50号ホームランボールを巡り交渉したが、男性ファンがボールを獲得し持ち帰った経緯を報告。

大谷翔平「50―50」記念球の行方は?獲得した黒いTシャツの男性はドジャースの交渉に応じず

<マーリンズ4-20ドジャース>◇19日(日本時間20日)◇ローンデポパーク

 ドジャース大谷翔平投手(30)が敵地でのマーリンズ戦で前人未到の大記録を達成した。「1番DH」で出場し、3本塁打と2盗塁を含む6打数6安打、10打点4得点と大暴れした。

 7回に左翼スタンドへ放ったこの日2本目となる2ラン本塁打で「50-50」を達成。大記録のホームランボールに、多くのファンがキャッチを試み、争奪戦となった。

 19日付のジ・アスレチックによると、50号ホームランボールは左翼スタンドの床で大きくバウンド。跳ねたボールに1人の男性が手を伸ばし、届いたにもかかわらず、惜しくも捕球し損ねた。その後、下の階に落下したボールに多くの人たちが群がった。何人もの人で奪い合いになった末に、黒いTシャツを着た男性が獲得。その男性はボールを持った手を天に突き上げ、争奪戦勝利を喜んだ。

 MLBネットワークのクレイグ・ミッシュ記者によると、ドジャースはその男性とボールを返してもらえるかどうか交渉したようだが、男性はそれに応じずボールを持ち帰ったという。7回の大谷の打席では使用球に印がつけられており、価値が出るとみられている。