「彼の放出には驚いた。何を考えたのか分からない」ユヴェントスOBが驚いた退団とは？
ミケーレ・パドヴァーノ氏がユヴェントスについて語った。
パドヴァーノ氏は、ユーヴェの補強や若手起用に意見を述べた。
モッタ監督の采配に理解を示す一方、キーンの売却に驚きを示した。
ユヴェントスOBのミケーレ・パドヴァーノ氏がイタリア紙『トゥットスポルト』のインタビューに応じ、古巣について語った。
1995年から1997年までユヴェントスでプレーし、1996年のチャンピオンズリーグ（CL）制覇を経験したパドヴァーノ氏。今季からイタリアメディアでCLの解説者デビューを飾るOBが、古巣に見解を示した。
今夏にチアゴ・モッタ監督新体制で再出発したユーヴェについて、パドヴァーノ氏は「質・量の両面で重要な補強を行った」と評価。その一方で、下部組織出身のFWモイーズ・キーンをフィオレンティーナへ売却したことに驚きを示した。
同氏は、「キーンの放出には驚いたよ。彼は（ドゥシャン）ヴラホヴィッチの控えとして完璧だったのに」と嘆いた。そして、1年前からユーヴェの補強を担当する元ナポリ敏腕ディレクターのクリスティアーノ・ジュントリ氏について「彼が何を考えたのか分からない。だが彼らがこの決断を下したのなら、理由があるのだろう」と推察している。
またユーヴェOBは、モッタ監督に言及。ベテランのダニーロや補強の目玉であるドウグラス・ルイスをベンチに置き、下部組織出身の若手選手らを抜てきして注目を浴びた采配に理解を示した。
「彼のことは本当に好きだ。現在のチームが“工事中”であることは分かっているはずなので、有名な選手よりも、コンディションの良い選手を選び、ピッチに送り込むのも当然のことだろう。彼は20歳の選手を起用することを恐れていない。これは素晴らしいことだ。ユーヴェらしい姿を取り戻したユーヴェに拍手を送る日を心待ちにしている」
