レギュラーシーズン148試合制について議論 コロナ禍での損失補填に従来より5試合増

AI要約

日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が行われ、2025年以降のレギュラーシーズン148試合制について議論が交わされた。

NPB側が26回戦制の提案を続け、選手会側は選手の負担を憂慮して、新たな価値ある提案を求めている。

両者の意見調整が続けられている中で、将来のプロ野球の展望に期待が寄せられている。

レギュラーシーズン148試合制について議論 コロナ禍での損失補填に従来より5試合増

日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が18日、東京都内で行われ、NPB側が以前から提案している2025年以降のレギュラーシーズン148試合制について議論が交わされた。

選手関係委員会委員長の広島・鈴木清明球団本部長は「コロナ禍で球団経営がダメージを受けたことで、(1シーズン148試合制の)提案を続けている」と説明。リーグ戦を従来の25回戦制から26回戦制にすることで各球団5試合増とすることを基本案としている。

これに対して、選手会・森忠仁事務局長は選手の負担を憂慮した上で「今と同じようなレギュラーシーズンを単純に5試合増やすことには反対。現段階で選手会側も具体的なものが特にあるわけではないが、『球界全体が潤うように、ファンも喜ぶ見せ方の違う価値あるものを考えませんか?』という話をさせていただいた」とした。