2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(1)

AI要約

6位~10位のドライバーたちがアゼルバイジャンGPを振り返る。オリバー・ベアマンはペースが改善し、ポイントを獲得。ルイス・ハミルトンはタフなレースを経て、データ収集に注力。フランコ・コラピントは初ポイント獲得に喜び、チームワークを称賛。アレクサンダー・アルボンは上位進出を喜び、アップグレードの成果を確認。フェルナンド・アロンソは思わぬ展開を利用して6位に入賞。

ベアマンはタイヤ酷使を認めつつも、逆境からポイント獲得。ハミルトンは若手ドライバーの活躍に感心し、チームのポイント獲得を評価。コラピントは苦労して初ポイントを達成し、シーズンを前向きに捉える。アルボンは前向きなレース展開に喜びを示し、アップグレードの重要性を語る。アロンソは孤独な戦いを経て、堅実なポイント獲得に満足。

各ドライバーがポジティブな姿勢で次戦への意気込みを示す。アゼルバイジャンGPでの結果を受け、チームと共にさらなる成長を目指す意欲を見せる。

2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(1)

 2024年F1第17戦アゼルバイジャンGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、フランコ・コラピント(ウイリアムズ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、オリバー・ベアマン(ハース)だ。

■オリバー・ベアマン(マネーグラム・ハースF1チーム)

決勝=10位(51周/51周)

10番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

 最初のスティントではペースが良くなくて、いくつか順位を下げてしまい、やや不利な立場に追い込まれた。何度かトラフィックにつかまり、少しタイムを失ったからだ。

 第2スティントのパフォーマンスには大いに満足している。ただ、オーバーテイクをしようとすると、やはり厳しいものがあった。どうしてもタイヤを酷使して、温度を上げてしまうことになるんだ。僕はフランコ(・コラピント)をパスしようと、激しくプッシュしていた。最終的にはルイス(・ハミルトン)に抜かれてしまったけど、彼はこのサーキットでの経験をうまく生かしたようだ。

 ポイント圏外でのフィニッシュになると思っていたが、上位の方で不運な出来事があり、その結果としてポイントを獲得できた。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)

決勝=9位(51周/51周)

ピットレーンスタート/タイヤ:ミディアム→ハード

 厳しいレースだった。金曜は良かったけど、それ以降はタフだったね。土曜に向けて加えたいくつかの変更が失敗だったのだが、もうそのセットアップで行くしかなかったんだ。レースではそう簡単にオーバーテイクはできないこともわかっていた。長いストレートはあるものの、第2セクターで前のクルマにぴったりついて行くのは難しいからだ。

 今日、しばらく順位を争ったフランコ・コラピントとオリバー・ベアマンは、本当にすごい仕事をした。彼らのような若手が登場して、こんなふうに活躍するのを見られてうれしいよ。しかも、これが1戦目とか2戦目というのだから、大いに感心させられた。

 僕自身のレースはタフだったが、ポジティブなことはジョージがまずまずのレースをして、チームにために相当なポイントを獲得できたことだ。データも大量に収集できたので、シンガポールに向けて分析をしたい。シーズンの終わりまでには、いくつかのアップグレードも投入されるから、近いうちにトップにもう一歩近づければいいと思っている。

■フランコ・コラピント(ウイリアムズ・レーシング)

決勝=8位(51周/51周)

8番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

 F1での初ポイントを記録して、夢のような気分だ。このチームを心から誇りに思う。彼らと力を合わせて、早くもこれだけのことを達成できたのだから。こうしてデビュー2戦目にしてポイントを獲れたのは、僕らが注いできたすべての努力とハードワークの賜物だ。本当にうれしいよ。

 レースペースは良くて、アストンマーティンとほとんど変わらなかった。アレックス(・アルボン)と僕が7位と8位でフィニッシュしたことで、コンストラクターズ選手権では8位に浮上した。これは大きな意味を持つ前進で、チームのモチベーションも高まると思う。

 まだチームと共に学び、改善を続ける必要はあるけれど、長いシーズンだからレースはたくさん残っている。来週末はシンガポールで初めてレースをするのを楽しみにしているよ。

(自身のInstagramに、レース後のハミルトンとの写真を投稿し)今日最高の瞬間。ルイスと一緒にレースをした後、握手をした。なんてクレージーな出来事なんだ。すごい夢がかなった。

■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)

決勝=7位(51周/51周)

9番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム

 レースで9位とか10位に入るのがどれほど難しいか、僕らはよく知っている。チームとして7位と8位でフィニッシュなんて「ゴージャス」だよね。もちろん、よろこんで受け取っておくよ!

 これで選手権でもアルピーヌの上に立った。それが今季の終わりまでに達成したい目標だったんだ。こうした結果は、僕らがアップグレードで大きく進歩したことを証明している。この週末もまた、ペースの面ではアストンマーティンとほぼ対等だったし、2戦連続でポイントを獲得できた。トップチームと比べても、僕らのペースは予想以上に速くて、あのバトルに参加できて楽しかったよ。

 来週どうなるかはわからないけど、この週末に関しては、いいパフォーマンスを発揮できた。

■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)

決勝=6位(51周/51周)

7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

 今日の結果には満足している。最終盤の思わぬ展開を最大限に生かして、6位を手に入れることができた。

 目の前に戦うべき相手がいなかったので、ちょっと寂しいレースだった。それでも、周囲と同じ1ストップの戦略で走り抜くことができたし、後方のドライバーたちに対してポジションを維持できた。リラックスできる時間のない、タフなレースではあったけどね。

 戦略は良かったし、ピットストップも順調で、すべてにおいて何の問題もなかった。そうした仕事の成果として、しっかりポイントを稼いでバクーでの週末を終えることができたので満足だ。

[オートスポーツweb 2024年09月17日]