【高校野球】 健大高崎が5回コールド発進 強豪・桐生第一を投打で圧倒
健大高崎が秋季高校野球群馬県大会で桐生第一を圧倒し、5回コールドで勝利。投手の石垣元気が活躍し、チーム全体の力を見せつけた。
石垣は8三振を奪取し、相手打線を封じた。また、背番号1の精神面の成長も青柳監督から評価された。
打線も爆発し、コンパクトに低い打球を多く放ち、相手の守備を崩した。指揮官からは打撃力の向上が称賛された。
◆秋季高校野球群馬県大会▽2回戦 健大高崎14―2桐生第一=5回コールド(16日・藤岡市民)
今春のセンバツ覇者で、夏の甲子園にも出場した健大高崎が、新チームの秋初戦を5回コールドで圧勝した。強豪・桐生第一に対して13安打14得点。エース・石垣元気投手(2年)が、5回を3安打2失点で投げ切った。
石垣は、初回を3者三振で切って取るなど計8三振を奪取。「力感なくボールの質で勝負するというテーマで臨みました。感覚としては悪くなかったし、決めに行った真っすぐで三振を取ることが出来た」と振り返った。青柳博文監督(52)は「責任感、チームのなかでの発言力が増してきた」と背番号1の精神面の成長を喜んでいた。
爆発した打線については「思ったよりコンパクトに低い打球を打っていた。相手のいないところに、しっかり打つことができた」と指揮官は評価した。