【陸上】田中希実、14分31秒88で6位 日本記録に迫るセカンドベスト DLファイナル

AI要約

オリンピック2大会連続2種目出場の田中希実が、5000メートルで自己2番目のタイムを記録して6位に入賞。

田中は序盤から集団の中で8番手付近に位置し、レース中盤ではアフリカ勢との差を詰める懸命な走りを見せた。

1位はチェベト(ケニア)で、田中はアジア勢唯一の出場選手として存在感を示した。

<陸上:ダイヤモンドリーグ(DL)ファイナル>◇最終日◇14日(日本時間15日)◇ベルギー・ブリュッセル◇女子5000メートル

 オリンピック(五輪)2大会連続2種目出場の田中希実(25=ニューバランス)が5000メートルに臨み、自己2番目のタイムとなる14分31秒88で6位となった。昨年8月にマークした自身の日本記録まで2秒70と迫った。

 序盤は集団が縦長となった中、8番手付近につけた。レース中盤でアフリカ勢が前へ出る中、第2集団でペースを刻んだ。表彰台まで3秒35差でフィニッシュした。

 5000メートルは昨夏の世界選手権で8位入賞。今夏のパリ五輪は予選敗退となったが、日本女子唯一の14分50秒切りはこれで7度目となり、高いパフォーマンスを維持している。

 1位はチェベト(ケニア)で14分09秒82。5位までアフリカ勢が並んだ中、アジア勢唯一の出場となった田中が存在感を示した。