マジョルカ浅野 同点弾演出で本拠サポから“称賛”も…数的不利響き1―2で惜敗
日本代表FW浅野拓磨が所属するスペイン1部マジョルカのビジャレアル戦でオウンゴールを誘発し輝かしいプレーを見せるも、チームは1-2で敗れる。
浅野は移籍後順調にプレーし、ファンからの拍手を浴びながら途中交代。しかし、試合は終盤に一発退場で惜敗する結果となる。
チームが苦境に立たされる中、浅野は積極的な攻撃を見せ、チームに貢献。今後の活躍が期待される。
◇スペイン1部第5節 マジョルカ1―2ビジャレアル（2024年9月14日）
スペイン1部マジョルカの日本代表FW浅野拓磨（29）が14日、本拠ビジャレアル戦にスタメン出場。後半12分にクロスからオウンゴールを誘発。同18分に途中交代となる際には本拠サポーターから大きな拍手が贈られた。しかし、試合は1―2と敗れた。
今夏マジョルカに新加入したFW浅野は、昨年王者Rマドリードとの開幕戦でいきなりスタメン出場。1―1の後半27分に退く際は満員の地元観衆から拍手を浴び、アラサテ監督からは「タク（浅野）も非常にいいプレーだった」と上々のデビュー戦となった。
第4節の敵地レガネス戦でも先発出場すると、クロスバー直撃のヘディングシュートを放つなど見せ場を作った。移籍後初得点はお預けとなったが後半27分までプレーし、チームの今季初勝利に貢献した。
そして代表ウィーク明けとなるこのビジャレアル戦でもスタメン出場。前半14分にフリーランニングから味方のスルーパスを引き出し右サイドを突破。クロスは味方に合わなかったが果敢に攻撃を仕掛けた。
後半からは左サイドに入ってプレーすると、1点を追いかける後半12分に大仕事。縦へドリブルを仕掛け、左足での鋭いクロスからオウンゴールを誘発。1―1の同点に追いついた。前半から走り回った浅野は同18分に途中交代となると、本拠サポーターからは大きな拍手が贈られた。
しかし、試合は後半24分にDFラトが危険なプレーにより一発退場。同アディショナルタイムにFWアジョセ・ペレスにゴールを奪われ1―2と惜敗。勝ち点1を目前で逃すことになった。
